VOOPOO(ブープー)のVAPEスターターキット、DRAG X「ドラッグエックス」のレビューです。
シンプルでエレガントなDRAG PODのバッテリー交換版!
ルックスだけでなく、機能も本格的!
爆煙ユースのPODデバイスらしいハイスペックデバイスです。
特徴や使い勝手など詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
VOOPOO DRAG Xとは?
VOOPOOのバッテリー交換式PODデバイス、DRAG X「ドラッグエックス」です。
近頃VOOPOOは、PODデバイスに注力しています。様々なデバイスを開発・発売。
その中でも、同メーカーの看板ブランドである「DRAG」ネーミングのデバイスをシリーズ化。同じコンセプトというだけでなく、共通スペックを持った「バリエーション豊富なラインナップ」をユーザーに提供しています。
VOOPOO DRAG Xの特徴
- レザーのスタイリッシュデザインPODデバイス
- 18650シングルバッテリー交換式
- カラーディスプレイ・可変出力搭載の最大80W高機能デバイス!
- GENE CHIP搭載の高性能デバイス
- コスパに優れたプリメイドコイル交換式!
このデバイスは、バッテリー交換可能なPODデバイスです。
レザーのスタイリッシュデザインPODデバイス
DRAG PODシリーズ共通デザインを採用しました。
VOOPOO DRAGといえば、VOOPOOが一躍有名になったテクニカルMODを始祖として、その後も様々なデバイスに展開されている人気シリーズ。歴史のあるビッグタイトルでもあります。
今回のDRAG Xは、数種類リリースされているDRAG PODシリーズ共通のデザインを採用。今までのDRAGシリーズと共通に直線的デザインに加えて、レザーグリップを装備しているのが特徴的。
ラグジュアリーな雰囲気だけでなく、持ち心地も兼ね備えたディティールです。
18650シングルバッテリー交換式
永年使えるバッテリー交換式です。
PODデバイスは通常、バッテリーを内蔵した一体型ですが、DRAG Xはバッテリー交換ができる「汎用バッテリー交換式」デバイスです。
18650バッテリーを1本収納することができます。
カラーディスプレイ・可変出力搭載の最大80W高機能デバイス!
デザインだけではなく機能も充実しています。
見た目にこだわったPODデバイスらしく、ビジュアル重視のカラーディスプレイを搭載。
さらに!PODとしては最高レベルの最大出力80Wを誇ります。
最大出力はバッテリー性能に依存しますので、18650バッテリー交換式であるが故のスペックです。他のバッテリー内蔵式PODの性能をはるかに凌駕します。
ただバッテリー交換ができるだけでなく、同じシリーズのデバイスよりも高出力です。
GENE CHIP搭載の高性能デバイス
多彩な機能・素早い立ち上がりを誇るVOOPOOが誇る制御基板「Gene Chip」を搭載。
VOOPOOと言えばこの制御基板、というぐらい有名。
初代DRAG MODにも採用されたネームバリューです。
Gene CHIPは当時『超絶な立ち上がり』でその名を轟かせました。
コスパに優れたプリメイドコイル交換式!
DRAG Xはプリメイドコイル交換式のPODデバイスです。
コスパに優れたコイル交換式。コイル規格はVOOPOOが多くのデバイスに採用している「PnPコイル」なので汎用性に優れ、多種多様なバリエーションを誇ります。
プリメイド式だけでなく、RBAユニット(自分でコイルビルドできる)もラインナップ。
カラーバリエーション
豊富な全7色。フレームカラーは共通、レザー部分をセレクトできます。
スペック
サイズ | H 95× W32.5× D28mm |
重量 | 115.4 g(実測) |
出力 |
VW(5w – 60W) |
許容抵抗値範囲 |
0.1 – 3.0Ω |
リキッド容量 | 4.5ml |
リキッドチャージ | PODボトムフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイド交換式 |
充電ポート | USB-C(5V) |
バッテリー | 18650シングルバッテリー(別売) |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- VOOPOO DRAG X バッテリー本体
- VOOPOO DRAG X Podカートリッジ
- プリメイドコイル(PnP-VM6 0.15Ω)
- プリメイドコイル(PnP-VM1 0.3Ω)
- USB-C 充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
DRAG Xの詳細
同シリーズのDRAG PODと共通デザイン。
スティック型のスリムなフォルム。レザーをあしらった高級感のある仕上がり。
直線をうまく使った初代DRAG MODをモチーフにしたデザインに、レザーグリップが見事にマッチ。モダンとクラシカルが融合するラグジュアリーデザイン。
ペイントの質感にも高級感を感じます。ムラやカケもなく美しい仕上がりです。
大きなロゴが、レザー部分に。DRAGの大きなロゴ文字はシリーズ共通ですが子供っぽさはなし。レザーによって高級感を感じさせてくれます。
見た目だけでなく、持ち心地も追求したディティール。グリップ部にレザー。
サイズ感は少し大きめながら、VOOPOOのPODデバイスよりもスリム。
どれも一長一短なので、好みによって使うデバイスをセレクトできます。
バッテリー
- 容量:18650シングルバッテリー(別売)
- 出力モード:VW(5-60W)
- 対応抵抗値:0.1 – 3.0Ω
- パフ操作:マニュアル(ボタン式)
- 充電ポート:USB-C
- 保護機能:
- 自動カットオフ(10秒)
- ショートサーキット保護
- バッテリー過充電保護(4.2V)
- バッテリー過放電保護(3.2V)
- 最大電力保護
- 出力過電流保護
- 過加熱保護
- 過出力保護
- オーバーヒート保護
高機能なDRAG Xは、テクニカルMODライクな3ボタン方式。
- パフボタン 電源ON/OFF , モード変更など
- サブボタン 出力調整など
3つのボタンで、可変ワッテージなどの操作が簡単にできます。
初代DRAG MODを彷彿とさせるディティール。エッジ部分がダイアモンドカットされ、ポリッシュされたボタン、細部のパーツにまでこだわるデザイン性の高さ。
ビジュアルにこだわったカラーディスプレイ搭載モデル。
モードが色で一目瞭然で見やすいのもメリットです。
ちなみに、工場出荷時の本体バージョンは1.0.0.0となっていて、最新バージョンで実装されている「ランキングシステム」は導入さてていません。
ランキングシステムとは、設定W数や吸引時間等に応じてスコアが表示され、一定のスコアを貯めるとランキングがアップするものです。
このランキングシステムを導入するには、本体バージョンを最新のV.0.0.1にアップデートする必要があります。
ファームウエアはVOOPOO公式サイトからダウンロードできます。
ファームウエアアップデートには、別途Configuration software (Windows)のダウンロード・インストールが必須ですので、ウインドウズPCが必要です。
ファームウエアアップデートには、USB-C端子でPCと接続します。
また、バッテリーの本体充電にも対応していますので、外部チャージャーを必要としません。バッテリー入れっぱなしで運用できます。
バッテリーキャップはスライド式、ヒンジでカバーが外れないタイプ。
カバー紛失の心配がありません。ただ、確実にロックできるタイプではないので、不意にカバー部が開いてしまう心配がありますが、程よい固さなのであまり心配はいらないかしれません。
内部にはバッテリー収納方向の記載あり。保護機能の説明に「バッテリー逆挿し保護」の記載がないので、収納方向間違えによってショートする危険性があります。
バッテリー着脱の際は、必ず収納方向を確実にチェックすることが必須です。
POD
- リキッド容量:4.5ml
- マウスピース:POD一体型
- リキッドチャージ:ボトムフィル(プラグ式)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイド交換型(VOOPOO PnP Coil)
マグネットで簡単に着脱できるPODカートリッジ部分。磁力で着実にPODをロック。
マウスピースはPOD一体型(交換不可)、爆煙ユースの内径が太いタイプ。
ボトムリフィル対応。リキッドチャージホールはゴムプラグでロックするタイプ。
専用のAFCレバー搭載。ドロー調整が着実に、簡単に操作できます
全開〜全閉まで無段階にドロー調整が可能。エアホールは左右に2ヶ所。
プリメイドコイル
差し込み式で簡単に交換できるPnPコイルを採用。
2種類のコイルが付属。
VOOPOOがリリースする他のPODデバイスよりも、低抵抗のコイルが付属。
それだけの高出力を誇るDRAG Xですから。
PnPコイルのRBAユニット
別売りのRBAユニットを使えば、自分でコイルビルドすることもできます。
こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
VOOPOO DRAG Xの使い方・操作方法
- 電源ON/OFF… パフボタン5クリック
- 出力変更…電源ON時にサブボタンで操作
- モード変更…電源ON時にパフボタン3クリック
- ボタンロック… 電源ON時にパフボタンとプラスボタンを同時長押し
- パフカウンターリセット… 電源ON時にパフボタンとマイナスボタンを同時押し
- パフカウンターグラフ表示画面… 電源ON時にサブボタン2つを同時長押し
感想とまとめ
見た目に優れた18650シングルバッテリーPOD MODデバイス!
このシリーズ、本当ににかっこいいですよね!見た目にヤられます。
あとはバッテリー内蔵型にするか?交換タイプにするか?
内蔵型はコスパに優れています。でも、バッテリー寿命で交換できません。
交換タイプは別途バッテリーのコストがかかります。
ただ、高寿命(交換できる)と高出力とスペック的には勝ります。
個人的にはこちらのDRAG Xのほうが、太さが細くスリムで持ちやすいと感じました。
このルックスだと、MODとしても使いたくなってしまいますよね。
でも…メーカー純正アクセサリーでは、510アダプターはありません。
AFC部分がMODに搭載されていることからも、MODとして使わせる気はないのだとは思いますが…でもサードパーティー製品としてはありますので、MODとして使うこともできちゃいます。
むしろ、PODを510仕様にすればいいんじゃ…と多くの人が思っているとは思いますが。
同じ仕様・デザインのテクニカルMODバージョンも出してくれても面白いですよね。
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