Eleaf(イーリーフ) のクリアロマイザー、MELO 3 Atomizer「メロスリー」のレビューです。
MELO3はminiバージョンの方がiStick Picoスターターキットに付属のアトマイザーですよね。
売れに売れているiStick Pico、アトマイザーの方も完成度が高いのでは?と期待してしまいます。
それでは詳細をレビューしていきます。
MELO 3 Atomizerを開封します
パッケージはいつものEleafの化粧箱です。
開けてみます。付属品は
- Eleaf MELO3アトマイザー本体
- EC HEADコイル 0.3Ω (カンタル)
- EC HEADコイル 0.5Ω (カンタル)
- カラーOリング :2セット
- 説明書(英語)
カラーOリングのカラーリングが微妙です… 黒2セットのほうが嬉しい。
あと、コイルはカンタルなので温度管理対応ではないですね。
iStick Picoスターターキットに付属のコイルも同じものなので、折角の温度管理MODなのにもったいない気がします。
MELO 3 Atomizerの詳細
さて、本体です。
トップパーツはiStick Picoの電池カバーと同デザインで、もはや専用アトマイザー仕様なのでしょう。
仕上げも質感もなかなか良く、マスプロ製品感はありますが、なかなか良い出来です。
MELO 3 Atomizerのスペック
直径 | 22mm |
全長 | 65mm |
リキッド容量 | 4ml |
ネジタイプ | 510 |
コイル | プリメイド交換式 Eleaf EC head ・0.15Ω(Ni200 温度管理対応) ・0.25Ω(SS316 – 温度管理対応ノッチコイル) ・0.5Ω(Ti 温度管理対応) ・0.3Ω(カンタル) ・0.5Ω(カンタル) ・ECR head(リブルタブル)も使用可能? |
素材 | 304 stainless steel |
色 | silver, black |
その他特徴 | ・温度管理対応アトマイザー ・ボトムバーティカルコイル(コイルの内部に空気を通す構造) ・コイル交換可能 多数ラインナップ ・エアフロー調整可能 ・リキッドチャージはトップフィル ・パイレックスガラス仕様 |
※iStick Picoスターターキッド付属のminiは全長が55mm、リキッド容量が2mlで容量が小さいサイズ違いです。
分解
分解してみます。
ベースパーツ、コイル、チムニー、パイレックスガラス、トップパーツ、ドリップチップの6ピース構造です。
タンクのメインパーツ、ガラスチューブを上下で挟む構造。
ドリップチップ
ドリップチップを見てみましょう。ベースが樹脂素材でできている断熱仕様になっています。
アトマイザー側が5.5mm、吸い側が8mm、テーパーになっているワイドボアDT。
これを見てもこのアトマイザーが爆煙寄りの製品であることがわかります。
リキッドチャージはトップフィル
トップパーツを外すと、リキッドチャージできます。トップフィルは楽々ですね!
タンク
ガラスも外してみます。
全てのアトマイザーに言えることですが、Oリングには薄くリキッドを塗布してから組み上げることをオススメします。
ゴムが食いつきすぎて、破損することがあります。
チムニーパーツ。コイル収容部は太く、コイル以降はコイル径と同程度になっています。
チムニーパーツ内部、コイルとの当たり面はシリコンゴムでシーリングされており、結露が下に落ちないように設計されています。
ベースパーツとチムニーパーツを並べると、チムニーパーツの太い箇所が丁度コイル部分で終わるようになっていますね。
コイル上部もネジ切りされており、チムニーパーツと完全に一体化するよう設計されています。
リキッドホールはコイルに開いています。リキッド残量が少なくなってくると、ホール位置からみても供給不足になりそうですが
チムニーパーツとコイルの間にリキッドを多少保持できそうなので問題ないと思います。
リキッドは全て使い切れないと思いますね。
ベースパーツ
エアフロー穴が完全に隠れるシンプルさをデザインした設計です。
コイルを外すと、直接エアフローホールが横に開いていますね。左右2箇所に同径オーバル形状のエアホールが有ります。
外側からエアフロー調整を覗いてみます。
コンタクトピンは調整不可。
コイル
こちらがコイル。2種類、0.3Ωと0.5Ωのカンタルコイルが付属します。
サブオームコイルで爆煙向けだということがわかりますね。
推奨ワッテージは0.3Ωが30W-80W、0.5Ωが30W-100Wとなっています。
リキッドホールが4つ開いています。
コイル内部を覗くと、カンタルがパラレルで巻いてあります。
コイル下側。エアフローホールから流入した空気がコイルの中を通るよう設計されていますね。
MELO 3 Atomizerを使ってみました
使いはじめる時、コイル交換時は必ずコイルにリキッドを直接塗布しましょう。
ファーストバーンで供給不足になり、コットンが焦げるとコイル終了です。上からと、各リキッドホールに塗布します。
タンクへのリキッドチャージはトップパーツを外して行うトップフィル方式。
大きなチャージホールが開いているので、リキッドチャージが楽々ですね♪
MELO 3 Atomizerのまとめ:爆煙、直肺向け。味はしっかり。
カンタルなのでVWで試してみます。0.3Ωコイルなので40W程度で運用。
ミストそこそこ多め!!それなりに味もしっかり乗ってます!!
予想通りで、ドローは結構軽めなので、口吸いには向きません。
DL 直肺吸いでないと厳しいです。これはドリップチップを内径が細いもの着替えても同様です。
味はディティールよりも甘みが勝る感じですが、それなりに再現してくれます。
口吸いするなら、ドリップチップを最低内径4mm程度に落とすと良いですが、それでも
ドローは軽め。完全に直肺専用です。
ドリップチップやチムニー、コイル抵抗値からみて、爆煙向けのアトマイザーですね。
この辺はトレンドを意識しての事でしょう。
あと、リキッド消費は結構なもんで、みるみるリキッドが減っていきます。
この辺、コストを気にされる方は考えどころです。
リキッド漏れに関しては、リキッドの過剰供給で、コイルを伝い、エアフローホールから出るぐらいでしょう。
コイルの個体差、使っているリキッドにもよりますが、今のところ大した漏れは確認できていません。
ただ、構造上逆さまにすれば漏れる箇所はないので、しばらく使わないのであれば逆さまにして保管するのが好ましいですね。
コメント
iStick Power nanoを買ってみました。
VAPEerデビューです。
リキッドが漏れて大変。吸った分より、漏れ出す量が大変多いです。
皆さんは、どうしていますか?
おはようございます。はじめまして。
MELO3を使用している限りそのようなことはあありませんでした。
原因として考えられるのは
・コイルの個体差で過剰供給により漏れてしまう
・パッキンに異物がかんでいてパッキンから漏れてしまう
・そもそもパッキンに不良がある
いずれかだと思います。
これは販売店に相談する事象だと思います。
販売店にご相談されることをオススメいたします。
はじめまして!
電子たばこにチェンジしようと思いistick+MELO3のスターターキットを購入しましたが、これって吸引口を保護するようなキャップみたいなものはないのでしょうか?
持ち運びはどのようにされているのでしょうか?
みなさま巾着みたいなものに入れているのですかね?
度々口に入れるものをむき出しで持ち運ぶのはちょっと抵抗を感じまして。。。
皆さまどのように対応されているのか気になります。
よろしくお願いします。
はじめまして!
余りそうのようなものを使っているところを見たことはありません。
僕自身も気にしたことはないです。
口にくわえるものとはいえ、VAPEはコイル熱でリキッドを気化させるものなのでそこまで気にすることはないのかな?と個人的に思います。
そのままカバンに入れて持ち運んじゃってますね。
細かい方でしたら何か栓のようなものをしているかもしれませんね!ただ専用品は売ってはいないので『工夫』が必要なのではないでしょうか?
メガネやサングラスのケースがぴったりです。
リキッドと予備コイルを入れてちょうど!!
かなりオススメです。