結構前の製品ですが未だに売れているクリアロマイザーをレビュしておきましょう。
INNOKINのiSub APEX Miniです。
iSubシリーズの頂点、最高峰としてリリースされた製品です。
今回の商品はベプログshopさんから提供してもらいました。
いつも提供いただきありがとうございます!
早速見ていきましょう!
iSub APEX Miniのパッケージ、開封
さて、パッケージです。
付属品は
・iSub APEX Miniクリアロマイザー本体
・予備コイル
・予備Oリング
・説明書
以上です。
iSub APEX Miniの詳細
さて、本体の詳細を見ていきましょう。
メタル感がすっごいボディーです。
ガラス部が露出してないので誤って割ってしまうことが減りそうですね!
スペックです。
容量 | 2ml |
直径 | 22mm |
全長 | 39mm 本体部のみ DT,510スレッド含まず |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | プリメイド交換式 |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | トップエアーフロー |
素材 | ステンレス、ガラス |
色 | Silver,Black |
・0.5Ωのコイルがセット済みで、味と煙を両立して楽しめる。
・ミスト温度が極力下がる設計で温度管理でなくても味をより引き立てる。
・漏れ防止の二重構造のタンク
・別売りのコイルで温度管理や爆煙にも対応
なるほど、漏れにくく運用が楽なスペックですね。
さて、分解してみます。
あれ、あんまり分解できません。
そう、基本コイル以外は分解できないのです。
タンク、デッキ部分が一体構造のためこれ以上はバラせません。
うーん、どうやってレビューしよう(汗)
とりえずいつも通りドリップチップから見ていきます。
ドリップチップはブラックカラーの樹脂製。樹脂製ながらバリなども見当たらず取り敢えず感が無く好印象です。
そして、デッキ部分の解説です。
まずはリキッドチャージから。
リキッドはトップフィルで上部からリキチャしますが、パーツが着脱式ではなく、
これをこうまわしてこう!
そうです、上部を回すとリキッドホールが露出する形ですね。
この煙吹いてる横顔の図は何なんだろう。謎ですw
スポイトの図の回転方向に回す形ですね。
これはリキチャ楽ですね。両側に穴が開いているので、中の空気が邪魔してリキッドが入っていかないこともないですし、ホール径も十分なのでスポイトボトルでもリキッドチャージ可能です。
エアフローはトップフローです。
AFC(エアフローコントロールリング)で無段階調整可能です。
全閉状態だとこう。
ドローですが、全閉だとそれなりにタイトドロー、全開ではかなり軽め、スカスカまでいかないぐらい軽いドローです。ちゃんとAFC調整が効いており、AFCを回す量によってちゃんとドローが変わっていきます。
そして、トップフローと書きましたが、トップから取り込まれたエアーは、タンクの横を抜けて、コイルの下からコイルに当たります。
分解できないのでうまく解説ができませんが、
取り込まれた空気はタンクの横を通っていきます。
そしてコイルです。
スレッドではなく、ズボッと刺さっている形です。
コイル下はポジティブピンになっていて、デッキから出る形。
コイルにポジピンが一体になっているタイプですね。
交換の際にはデッキ下のパーツを外して、引き抜けば外すことが出来ます。
このような構造なので、タンクにリキッドが多少残っていても逆さまにすればコイルを交換できます。
タンク内ですが、コイルとの当たり面はシリコン製になっていて、漏れを防いでいて、コイルのジュースホールがある面だけが開いていて、コイルにジュースを供給可能にしています。
最後にコイルです。
0.5Ωカンタル線を用いたコイルです。
先程の説明のように、コイル下にはエアを取り込むところがあり、コイル的にはボトムフローだということがわかります。
コイルにはリキッドのスピットバック防止用のネットが張ってあります。
このままだとコイルが見にくいのでネットを外します。
横コイルです。
最近のプリメイドコイルはほぼ縦コイルだったので珍しいですね。
狭いチャンバーのRDAのような作りです。
これは美味しいのではないか?
ちなみに、iSub用のRBAユニットもでているので、ビルドしたい場合はそちらを検討してみると良いと思います!
結構小さい規格なので、ビルドは大変そうですけどね…
iSub APEX Miniを使ってみる
さて、早速使ってみます。
使用を開始する場合はまず、コイルを外して、コイル内のコットンにリキッドを染み込ませておきます。
コットンの焦げ防止ですね。
ネットがありますが構わずリキッドを供給します。
ちょっとすれば落ちていくので問題はありません。
そして、元通りコイルを組んでから、
タンクにもリキチャしていきます。
タンクの上部はガラスでないので見えづらいですが、満タン近くになると、チャージしているホールと逆側からリキッドが上がってくるのでそのぐらいでストップすると良いでしょう。
これで準備完了です!
iSub APEX Miniのまとめ
まず運用面。
構造的にボトムエアフローでありながら、エアホールが上部に空いており、漏れの心配がないということ。
過剰供給で漏れてしまっても、コイル下から、着脱可能なボトムパーツにたまり、運用上漏れることはないでしょう。
過剰供給になった場合、コイル交換の際にボトムパーツにリキッドが溜まっている可能性はありますが、自分が使った限り漏れはありませんでした。
そして、リキッドチャージもすごく簡単ですね!パーツを外すこともなく楽にリキッドをチャージできるし、ユニコーンボトルなど先が細いボトルでなくても、スポイトボトルでもリキッドチャージ可能です。
そして味ですが、普通にうまいです。
クリアロマイザーでもかなり美味い物が増えている中でも、iSub APEX Miniは現役のうまさだと思います。
欠点はタンク内が完全洗浄できない点ですが、超音波洗浄機で洗浄し、よく水を切れば問題はない印象です。
ただ、正直今これ買う?っていうのはあります。
これがリリースされたのは1年ほど前、VAPEの進化は速いですね…
ルックスも揃い踏みし、美味さもそれなりのクリアロマイザーが揃ってきた昨今、アドバンテージはあまりないように思います。
でも、その中でも漏れないそして、リキチャがすごく楽、それなりに美味しい!そして、タンクが露出してない安心感、というスペックは引けを取らないとは思います。
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