最近いろいろな人に、聞かれたこともあり、自分のスタンスを記事にしておこうと思います。
「Hiroさんは、クローン肯定派?否定派?」
正直な話、回答に困ります…
肯定も否定もできないのです。
立場ははっきりさせておきたいと思い、記事にしておこうと思います。
Hiroはクローン製品は購入しません!!
それは、オリジナルがかっこいい!とか、クローン製品の出来は、
とかではなく、きちんとした理由がありますので、詳しく書いていこうと思います。
クローン製品って?
電子タバコ、VAPE製品の中にはクローン製品というものがあります。
クローン製品と言うのは何か?
要は元になる製品があり、その製品のコピー商品(Clone 模倣製品)と言うものです。
対して、オリジナルの方の製品をオーセンティック(Authentic)と言います。
当然、日本ではこれらを制限する法律があります。
実用新案、特許、商標、意匠権などですね。
大手のブランド製品は、これらの保護を受けるために、国際的に権利を取得して、法の保護のもとに商売を展開しているわけです。
しかし、この権利を取得するには、当然お金がかかります。
日本国内で取得および維持するだけでも、相当な金額です。
その為、自分の仕事しているアパレル関係でも、意匠を取得するのは稀です。
クローン製品は合法?
つまりは、法的に保護されていないものは、コピー商品を製造、販売しても何ら問題ないのです。
しかし、”人として”どうなんだろうと思います。
すごくいいアイディアがあったとします。そのアイディアを形にして、試行錯誤し、サンプルを何機も作り、トライアンドエラーを繰り返して製品にする。
それを製造するために、初期投資したり、取引先を探したり、手間もかかる。
しかし、それは商売ベースで、権利を取得すると、ユーザーに提供できる値段では販売できないものであったりします。
その努力を法的に問題ないとはいえ、安直にパクり、それを商売としてコピー品として販売する。
要は盗用です。クローン製品の利益は、オリジナル製造者に一切入りません。
僕はそんな製品は購入したくないです!!
無論、法的に問題ないのですから、製造業者、販売業者および購入者をとやかくいうつもりはありません。
でも、僕は購入したくないです。
優れた製品を生み出す人を応援したい
そういった人道的な部分の他にも、優れた製品にちゃんとお金が落ちるようにしないと、次の製品が生まれません。
優れたアイディア、知識、加工技術、バックボーンがある人がお金を手にする。
それはつまり、次の製品が生まれるかもという可能性になります。
音楽だって、好きなアーティストを応援する意味でも、音源を購入したりしますよね?
そのアーティストが、食いっぱくれたら次の作品は生まれないわけです。
だから応援する意味でも、オリジナル(オーセンティック製品)を購入したい、と僕は思っています。
最後に
僕はそもそも、クローン製品はアリか?ナシか?
議論する自体、間違っていると思います。
違法じゃないけど不適切
これに尽きると思います。
違法でないのですから、否定はしません。
でも、大手を振って、クローンの何が悪い!?という考えは
「かっこわるいなぁ」
と思いますね。
人道的に悪いものは悪いとわかった上で、隠れてコソコソ使うものだと思います。
本当はオーセンティック製品買うべきだと思いますけど、人それぞれ諸事情ありますから、否定はできません。
だから、堂々とインターネット、SNSとかで
「クローンだけどねw」
「クローン買ったぜ!」
とか言わないほうがかっこいいと僕は思いますよー
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