こんにちは!HIROです!
今回は低価格ながらジュースコントロールを搭載し、仕上がり、デザインも美しいアトマイザーMerlin RTA (Augvape)のレビューをお届けします。
Merlin RTAの特徴
ミドルサイズ、低価格23mm RTAアトマイザー
微妙な直径がチョット心配な23mm、ですが、iStick Picoにも乗りますの、汎用性は良いかと思います。
全長は47mm(DT含まず)で背の高さはミドルサイズですね。仕上げも金属の質感も良く、低価格アトマイザーには見えない仕上がりです。
利便性と信頼性のジュースコントロール搭載
高級機にはよく搭載されている、ジュースコントロール。供給量の調整や、持ち運び時などの漏れ防止に役立つ大変便利な機能が、低価格で実現されています。
リキッドチャージはトップフィル式
いまや標準となったリキッドチャージが楽なトップフィル方式。トップキャップはスレッド式なので、ネジって外し、リキッドをチャージできます。
チャージホールも大きめで、リキッドチャージが非常に楽ですね!
リキッド満タンでもデッキにアクセスできます
タンクにリキッドが残っている状態でも、デッキだけ外すことができるので、コイルのリビルド、リウィッキングが非常に楽です。
エアフローはボトムエアフローで、AFC無断階調整可能
ボトムフロー式のエアフローは、エアフローリングで無断階調整可能です。
調整幅は結構ありますが、全閉でもそこそこドローできちゃいます。
デッキはシングル、デュアルコイル両対応
デッキはベロシティタイプ。ただし、センターにポールがあるタイプではなく、片側にポールが寄っているため、デュアルで組む場合は同じ側に、2つ組む事になります。
スペック
直径 | 23mm |
全長 | 47mm(ドリップチップ、510スレッド含まず) |
リキッド容量 | 4ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | RBA シングル,デュアル |
エアフロ | ボトムエアーフロー 無断階調整式 |
リキッドチャージ | トップフィル |
素材 | ステンレス、ガラス |
色 | Silver , Black |
詳細
パッケージ
さて、パッケージです。
プラケースですね、シンプルなパッケージング。
今回も中国からの輸送で、3人分まとめてボクが注文したんですが、一つも割れていませんでした。
背面です。
偽造防止的なQRコードがプリントされており、下側はスクラッチになっているんですが、スクラッチしませんw
開封します。
内容物は、
・本体
・説明書
・予備Oリング一式
・予備イモネジ
・六角レンチ
・予備ガラスタンク(色違いのブラック)
・ノッチコイル
となっています。
本体の詳細
さて、本体を見ていきましょう。
他のサイトでのレビューを見ても、仕上がりの綺麗さがクローズアップされている通り、なかなか綺麗な仕上がり。
そして、上品なルックスですね。もちろん、高級機に比べればアレですが、廉価機とは思えない仕上がりの良さ、質感の高さです。
背の高さはそれなりで、高くもなく低くもなくですね。これはリキッド容量4ml、ジュースコントロール搭載というのを考えれば充分に小さいと思います。
分解します。
全部で6ピースです。
スレッド精度もなかなか良く、スムーズに分解することが出来ます。
さて、上部のパーツから見ていきましょう。
ドリップチップです。断熱仕様ですね。黒いドリップチップです。
内径は6→10mmで、昨今付属するDTの標準的な内径。緩いテーパーではなく、急に内径が広くなっているタイプです。
トップパーツを外します。
トップパーツの側面には溝が掘られているので、指のかかりがよく、ネジ精度的にも楽に着脱可能。
外すと、リキッドホールが見えます。リキッドホールも広めで、スポイトでも楽にリキッドチャージ可能です。
タンクごと外してみると
このようなパーツ構成ですね。
分解洗浄以外はここまでしか分解しません。
さて、ミスト発生部は
このようになっていますね。
また、ジュースコントロールは
デッキのホールと、チャンバーのホールが合わさることによって、リキッドがデッキに供給されるようになっています。
デッキを見てみます。
ベロシティタイプです。
ポールが片側に寄っているタイプなので、デュアルで組むときは、コイルが2つ重なる形です。
ボクは基本シングルでしか組みませんが。
そして、中央のエアホール。
イモネジ式で、エアホールの大きさが調整できます。
これは良い。
爆煙寄りからミスと少なめまで調整することが出来ますね。
ポジティブピンはデッキ固定兼用のため調整不可。かなり出っ張ってますので、調整はいらないと思います。
ビルドしてみる
早速ビルドしてみます。
ポールのイモネジを緩めておきます。
コイルですが、
ノッチコイルも良いのですが、最近お気に入りの設定で巻いてみます。
nife48 2.0mm 8ラップ、抵抗値0.3ohm程です。
ベロシティタイプなのでビルド超楽です!!
小さいコイルなのでエアホールは小さい方をセレクトし、できるだけエアホールに近づけます。
近づけ過ぎると、供給過多の時につたって漏れますので、いい塩梅に近づけます。
ウィッキングして完成です。
リキッドホールをそれなりにコットンで塞がなくては、漏れますので、ホール周りだけは気を使ったほうが良いですね。
まとめ:多機能で美しい、低価格アトマイザー
さて、吸ってみます。
結構美味しいです。
いつも漠然としててすみません。結構美味しいんです。
味がかなり出るとか、ミスト柔らかい、とかではないですが、それなりに美味しい。
多くを求めなければそれなりにおいしいんです。
そして、ジュースコントロール搭載。リキッド残したままデッキにアクセスできるし、ビルド超簡単。運用的にはホント非常に良いです。
吸った感じとして、チャンバー部がそれなりに空間あるので、デュアルで吸ったほうが美味しいのかな、とも感じました。
ノッチコイルでも吸ってみましたが、こっちのほうが良くて、ミスト量多めで楽しむアトマイザーだなと感じました。
この価格帯でも充分おいしいアトマイザがたくさんあって良いことです。
しかも、仕上がりも美しいし、デザイン的にも上品で良い。
欲を言えばドリップチップ周り、トップパーツが付属のDTと同じ径になっているので、細いDTとのマッチングが。
後はエアフロー、全閉でもうちょっときつければ良いな、と感じました。
重箱の隅をつつく的な事がなければ充分満足できるアトマイザーです。
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