今回はRTAの最高峰と名高いアトマイザー、「Cloud One RTA」のレビューをお届けします。
このアトマイザー、twitterなどのSNSでも話題沸騰で、中には2個持ち、3個持ちなんていう
中毒者も出るほどのもので、高額な商品にもかかわらず、愛用者や狙っている方が多い。
ボクも話題になるチョット前に購入し、1週間強使用しました。
さて、早速レビューしていきましょう。
スペック
直径 | 22m |
全長 | 約40mm ※ジュースコントロールの伸縮により異なる ※本体部のみ |
リキッド容量 | 3.7ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | RBA シングル |
エアフロー | ボトムエアーフロー 無断階調整式 |
リキッドチャージ | トップフィル |
素材 | ステンレス(SS316) タンク PMMA,ステンレス |
色 | Silver |
・Made in Greece(ギリシャ)
・シングルコイルのRBA
・タンク内にリキット残量があってもデッキにアクセス可能
開封、パッケージング
パッケージングはちょっと特殊です。
箱ではなく、革ケースになっています。
ボクは仕事柄革には詳しい方ですが、革の質は上々で、中々コストかけていると思います。
縫製はアレですが、後々ケースとして他のものを入れるためにも使えるので良いですね。
開封してみます。
内容物はというと、
・Cloud One RTA本体
・テフロンドリップチップ
・PMMAタンク/ステンレスタンク
・ヘックスレンチ
・予備ネジ デッキ用×2
・予備ネジ ポジティブピン用×1
・予備Oリング 一式
詳細
本体を見ていきましょう。
ステンレスタンク、PMMAタンクどちらでも上品でシンプル。落ち着いたルックスですね。
仕上げも極上ではないですが丁寧な仕上がりになっており、金属の質感も良い。
派手さはないけど、落ち着いた上品なデザインですね。
早速バラしていきます。
大雑把に分解するとこのような形です。
上部パーツから順番に見ていきましょう。
ドリップチップはテフロン製。
内径は約4mmのストレート。太くも細くもない標準的な内径です。
トップパーツは単体で着脱可能です。このトップパーツ、リキッドチャージのための
ホールが空いており、タンクパーツにも同様のホールにOリングがはまっています。
この構造のため、リキッドチャージ時にはこのトップパーツを外さなくとも、
タンクとトップパーツのホールをネジって合わせることで簡単にリキッドチャージすることができます。
注意としては、この部分のOリングを紛失しやすい。気をつけましょう。
更に分解していきます。
デッキへのアクセスはタンクから上のパーツをまとめて外すことができます。
外すとこのようにデッキにアクセスできます。
本体を逆さまにして外せば、タンクにリキッドな残っている状態でもデッキにアクセスできるため、
運用上非常に便利で、コットンだけ変えたい時などに重宝します。
タンクからチムニーパーツを外してみます。
タンクとチムニーパーツはOリングを介してハマっている構造なので簡単に引きぬくことができます。
チムニー内部ですが、まずはデッキ側
外見からもわかるようにおわん型になっており、内部も段差なく仕上げられています。
ドリップチップ側も
一旦絞るこまれた後、テーパー状に広がっています。
ちなみにジュースコントロールは、このチムニーパーツをねじって調整可能です。
チムニー上部にはつかみやすいようえぐられている箇所があり、
ここをつかみ、ねじって調整することができます。
リキッドの供給量や、持ち運び時など、非常に便利なジュースコントロールです。
ミスト発生部のスペースですが
かなり矮小ですね。
最後にデッキパーツです。
エアフローコントロールはリングを回して無断階調整可能。
全開でもドローは結構重たい印象です。
デッキは2ポール式。シングルコイルでビルドします。矮小なデッキですね。
コイルに直接エアーを当てるエアホールも小さめで、濃厚な味が期待できるデッキです。
デッキへのリキッドの供給ですが、
タンク層からデッキには溝が切られており、この溝をドローの負圧で
ジュースが上がってくる構造になっています。
ジュースコントロールはチムニーをつけるとよくわかります。
ねじることでこの溝が開閉するんですね。
全塀にすると構造上完全に溝が埋まります。
デッキ背面
ポジティブピン
ビルドしてみる
早速ビルドしてみます。
最近お気に入りのSSビルドです。
28ゲージ、7ラップ、0.6Ω目標に巻いていきます。
このデッキも非常にビルドしやすく、運用上非常に楽ですね。
コイルが完成したらドライバーンしてホットスポット除去し、セラミックピンセットなどでコイルの形を整えます。
終わったらコットンを通していきます。
コットンも最近お気に入りのレビューでも紹介した、「VAPE COTTON」(NINJA WORKZ) です。
後はコットンにリキッドを塗布し、コットンをデッキにセットすれば完成です!
購入してから10回ほどリビルドしていますが、コットン量はそれなりに少なめが良い印象でした。
リキッドチャージして準備完了です!
まとめ:
これね、
めっっちゃくちゃおいしいです!!!
理想に近い。どのリキッド入れても相当おいしく感じます。
実は、使い始めの時はKayfun v5も使用していて、こちらはダイレクトな味で甘みが結構出るため、
最初こんなものかな?という印象だったんですよ。
使っていくうちに良さがわかってきました。
シルキーなミストの細かさ、そして味が濃縮されているような表現。
最近こればっかり吸ってます。複数持ちをやめちゃうぐらいのインパクトですね。
更にdicodesで温度管理するともう
最強!!!
正直仕上げや作りの丁寧さ、所有欲やモノとしての価値として考えるとKayfun v5のほうが上です。
高級時計を彷彿とさせるモノですし、このCloud Oneが最高のモノか?価格相応か?と言われると
微妙ですが、ボクは好きですね。
欠点は
・タンクがステンレス(リキッド残量確認)、PMMA(メンソールなど攻撃性のあるリキッド不可)
・リキッドチャージホールが小さめ
・甘い系のリキッドが苦手
ぐらいしか思いつきません。
この味なら所有者が2個持ち、3個持ちしたくなるのがわかる、まさにRTAの最高峰なアトマイザーでした。
悩んでるなら買っちゃったほうが幸せになれますよ…
入手するには
国内流通量も少なめなアトマイザー。私は店舗で買い求めました。
コメント
こんにちは
Hussar RTA とこのRTAで迷ってるのですが
どちらが良さそうでしょうか
ちなみにデザート系での使用です
はじめまして!
これはもう好みの問題ですね。
・クラウドワン ミストがとにかく柔らかい
・HUSSAR ダイレクトな味わい
好みのものを探すのも楽しいですよね。
ちなみに僕はクラウドワンは手放してしまい、タンクはHUSSARしか残していないぐらいHUSSARを気に入って使っています。