Dynavap(ダイナヴァップ)のアナログヴェポライザー、The 2020 “M”「ザ 2020 エム 」のレビューです。
ライターであぶって使用する非電子的のアナログヴェポライザーです。
アナログなので電池が不要。
手巻きタバコの葉(シャグ)をつめてつかうのでタバコ代の節約にも!
詳細をレビューします!
商品提供:ベプログshop
Dynavap The 2020 “M”とは?
アナログヴェポライザー、The 2020 “M”「ザ 2020 エム 」です。
レビューしていく前に、まず『ヴェポライザーとは何?』という部分から触れていきます。
ヴェポライザーとは?
要は『タバコの成分を帰化させて吸引するための装置』です。
さて、それでは今回の『アナログヴェポライザー』は何故”アナログ”とついているかというと、通常のヴェポライザーは電気的にタバコ葉を加熱する装置を示します。
このようなものが有名な製品です。
それとは異なり、アナログヴェポライザーは「電気的な力を使わずに本体をライターなどで加熱して使う製品」となります。
火を使うのならば、普通のタバコと変わりはないのでは?
と思われるかもしれませんが、ここで重要なのは「タバコ葉には直接火をつけない」ということで、間接的に加熱してその蒸気を吸う製品ということになります。
The 2020 “M”の特徴は?
世界的に有名なヴェポライザーブランド、Dynavap(ダイナバップ)のシグネイチャーモデルです。
製品名に西暦が入っていることからも分かるように、その年ごとにアップデートされたモデルを発表しています。確認できる限り2017年から着実に進化を遂げています。
アナログヴェポライザーとしては、最も有名な製品の一つです。
The 2020 “M”のカラーバリエーション『限定カラー』
スタンダードなシルバーカラーに加えて、3色の限定カラーが追加されました。
パッケージ・内容品
内容品一覧
- THE 2020 “M” STARTER PACK 本体 × 1
- サイクロントリプルトーチライター × 1
- コットンパイプクリーナー × 5
- 木製ケース × 1
- ケース用ワックス × 1
- 高温Oリング × 3
- コンデンサーOリング × 2
- ステンレスCCD × 1
提供品は『スターターパック』ですので、本体の他にも様々なアクセサリーが付属しますが、本体のみでも購入することができるようです。
Dynavap The 2020 “M”の詳細
電気的にタバコ葉を加熱するヴェポライザーと違って、アナログヴェポライザーは本体をライターで加熱して使う製品です。そのため、本体構造は非常にシンプル。
大きさも小さく、紙巻きたばこよりも多少大きいかな?というコンパクトなサイズ感です。
本体の材質には、医療グレードのステンレスが使われています。
パッキンなどを除き、ほぼ全てのパーツがスレンレス製となっています。
スティック状の本体は、4つのパーツで構成されています。
- CAP キャップ
- TIP ティップ
- MOUTHPIECE マウスピース
- CONDENSER コンデンサー
構造が非常にシンプルなので、分解・クリーニングが簡単にできます。
キャップを外した部分にタバコ葉を詰めて使用します。
吸い込んだ時にタバコ葉を一緒の吸い込んでしまわないように、網状のパーツ(CCD)がついています。ここは電気的なヴェポライザーと近いです。
ティップ部分は2重のOリングで接続されています。この部分は結構硬く、無理に着脱するとOリングを破損してしまいそうなほど硬いので、操作は慎重に。
マウスピースパーツの中に、蒸気が通る管状のパーツであるコンデンサーが入っています。
金属の切削が美しく、所有欲を満たしてくれる嗜好品ですね。
全てのパーツが分解できるので、隅々までクリーニングできるのもメリットです。
やはりタバコ葉を使うために、どうしても汚れは避けられませんからね。
本体は金属製で永年使用に耐えうるものですが、パーツの接続部分にはOリングが使われているため、必ず劣化するので交換が必要です。
スターターキットにはパッキン類がワンセット付属します。
Dynavap The 2020 “M”の使い方
初めてアナログヴェポライザーを使いましたが、使い方はかなり簡単でした。
アナログヴェポライザー Dynavap The 2020 “M”の使い方
- CAPを外してタバコ葉を適量に入れ、再びキャップを取り付ける
- CAPがカチッと鳴るまで、ライターで加熱する
- CAPがカチッとなるまでの間(~30秒間)吸うことができる
- 再び吸うには、再度ライターで加熱する。
- 吸い終わったら、本体が冷えるまで待ってタバコ葉を取り出す。
まずはキャップを外して、タバコ葉を詰める準備をします。
中にシャグ(手巻きタバコ用の葉っぱ)を詰めます。紙巻きたばこをちぎって入れても良いとは思いますが、どうせだったらコスパにも優れていて、種類も豊富なシャグを用意した方が良いと思います。
近くにタバコ専門店がなくても、大手ECサイトなどでも通販可能です。
閉めたキャップをガスライターであぶります。(オイルライターは不可だそうです)
ターボライターが向いているようですね。
キャップを炙って、「カチっ」とクリック音が鳴ったら加熱完了の合図です。
どれぐらいあぶれば良いのかが分かりにくいので、目安があるのはすごく使いやすいです。
初心者にも向いている機種だと思いました。
再びカチッと音が鳴るまで(最大30秒ほど)吸うことができます。
電子的なヴェポライザーと違って、再加熱は再びライターで炙って加熱しなくてはなりませんが、その手間がアナログヴェポライザーの良さなのかも知れません。
使い終わった後、しばらくは本体が熱いままですので、間違って触ってしまうと火傷してしまいますので注意が必要です。
冷えるのを待って、ケースなどに収納します。
まとめ
趣味性が強い!一手間がたまらない製品!
正直言うと、利便性や味わいを求めるのであれば、電気的なヴェポライザーの方が秀でています。向こうは温度設定も自在で、スイッチを押すだけですから。
しかし、アナログヴェポライザーには、便利さだけではない魅力が詰まっています。
まず、本体の構造がシンプルであり、しかも切削加工にも拘っている「モノとしての魅力」
そして、ライターで炙って使うと言う「所作の妙」
一見、無駄で機能的とは言えないものですが、それが良い!というユーザーも多いはず。
パイプなどにもつながる良さがあります。
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