Dynavap(ダイナヴァップ)のアナログヴェポライザー、The 2021 “M”「ザ 2021 エム 」のレビューです。
ライターで炙って使う非電子的のアナログヴェポライザーの進化版です。
アナログなので電池不要。手巻きタバコの葉(シャグ)をかうのでタバコ代の節約にも!
詳細をレビューします!
商品提供:ベプログshop
Dynavap The 2021 “M”とは?
アナログヴェポライザー、The 2020 “M”「ザ 2020 エム 」です。
世界的な人気のDynavapから、2021年モデルが登場です。
ヴェポライザーとは?
これは『タバコの成分を帰化させて吸引するための装置』です。
そして、それでは今回の『アナログヴェポライザー』は何故”アナログ”とついているかというと、通常のヴェポライザーは電気的にタバコ葉を加熱する装置を示します。
↑が代表的な製品です。
それらとは異なり、アナログヴェポライザーは「電気的な力を使わずに本体をライターなどで加熱して使う製品」となります。
火を使うのならば、普通のタバコと変わりはないのでは?
と思われるかもしれませんが、ここで重要なのは「タバコ葉には直接火をつけない」ということで、間接的に加熱してその蒸気を吸う製品ということになります。
Dynavap The 2021 “M”の特徴は?
世界的に有名なヴェポライザーブランド、Dynavap(ダイナバップ)のシグネイチャーモデルです。
製品名に西暦が入っていることからも分かるように、その年ごとにアップデートされたモデルを発表しています。確認できる限り2017年から着実に進化を遂げています。
つまり、2021年モデルで5モデル目を数えるアナログヴェポライザーとしては、最も有名な製品の一つです。
ちなみに、昨年2020年モデルはレビュー済みですので、こちらも合わせてご覧ください。
パッケージ・内容品
今年で5モデル目となったThe 2021 “M”は、パッケージも進化しました。
ヴェポライザーのデザインをディフォルメしたパッケージデザインに遊び心を感じます。
内容品一覧
- THE 2021 “M” STARTER PACK 本体 × 1
- サイクロントリプルトーチライター × 1
- コットンパイプクリーナー × 5
- 木製ケース × 1
- ケース用ワックス × 1
- 高温Oリング × 3
- コンデンサーOリング × 2
- ステンレスCCD × 1
今回レビューするのは本体だけでなく『スターターパック』ですので、使うのに必要な付属品がほぼ全て付属する充実のキットです。
Dynavap The 2021 “M”の詳細
熟成に熟成を重ねたアナログベポライザーの代表格、DypavapのThe “M”シリーズ。
年を経るごとに完成度を増すプロダクツ、基本構造を引き継ぎながらもディティールを洗練させるシグネイチャーモデルは、より細かくなった本体の造形が特徴的です。
特に、マウスピースパーツのスリーブ部の彫り込みが、昨年モデルよりもさらに細かくなっただけでなく、咥える部分がえぐられるように掘り込まれているので、咥え心地が向上しています。
パッと味は昨年モデルとさほど変わらないのですが、着実な進化が感じられます。
本体の材質には医療グレードのステンレスが使われています。
パッキンなどを除き、ほぼ全てのパーツがスレンレス製です。
構造は昨年モデルとほぼ同様で、4つのパーツで構成されています。
- CAP キャップ
- TIP ティップ
- MOUTHPIECE マウスピース
- CONDENSER コンデンサー
構造が非常にシンプルなので、分解・クリーニングが簡単にできます。
もともと完成度が高いモデルだけに、大きな変更点はありません。
CAPパーツを外し、TIPと呼ばれるパーツにタバコ葉を詰めて使用します。
吸引時にタバコ葉を吸い込んでしまわないように、ストッパーとなる網状のパーツ(CCD)がついています。ここはデジタル制御のエレクトリックヴェポライザーと近い作りです。
TIPとMOUTHPIECEのパーツは2重のOリングで接続されています。
個体差かもしれませんが、昨年モデルはめちゃめちゃ硬くてOリングが破損してしまいそうでしたが、今年2021年モデルは節度のある適度な硬さで最適化されているように感じました。
MOUTHPEACEパーツトップに刻印が追加されていました。
「2021 DYNAVAP MADE IN USA」
品質・仕上がりもより丁寧になっているように感じられました。
昨年モデルも十分綺麗でしたが、今年2021年モデルはより綺麗に。
モノとしての完成度が向上しているように感じられました。
それでお値段据え置きですから、年を経るごとに人気が上がっているのもううなづけます。
味に関しては、構造がほぼ同じですから、昨年までのモデル同様です。
差は感じられませんでした。
多くのパーツがステンレス製で劣化しにくく壊れにくいいのもアナログヴェポライザーの魅力です。電池を内蔵したヴェポライザーにはない嗜好品らしい楽しみ方ができます。
ただし、ジョイント部はゴムなどの消耗品が使われていますから、定期的なメンテナンスは必要です。消耗品は一式が付属するので、劣化したら交換することができます。
Dynavap The 2021 “M”の使い方
構造が全く一緒ですから、使い方は昨年までのモデルと全く同じです。
アナログヴェポライザー Dynavap The 2021 “M”の使い方
- CAPを外してタバコ葉を適量に入れ、再びキャップを取り付ける
- CAPがカチッと鳴るまで、ライターで加熱する
- CAPがカチッとなるまでの間(~30秒間)吸うことができる
- 再び吸うには、再度ライターで加熱する。
- 吸い終わったら、本体が冷えるまで待ってタバコ葉を取り出す。
Dynavap The “M”シリーズの特徴は、加熱の目安がわかるキャップです。
カチッとクリック音が鳴るので、どこまで炙って良いかの目安になるのが使いやすいです。
まずは、CAPパーツを外してタバコ葉を詰める準備をします。
TIPパーツに適量のタバコ葉を詰めます。
市販の紙巻きタバコをちぎって詰めることもできるのですが、コスパや味わいに優れた「手巻きたばこ用のタバコ葉(シャグ)」を用意するのが良いでしょう。
通販でも入手可能です。
再びCAPを本体に戻してから、CAP部分をガスライターで炙ります(オイルライター不可)
ターボライターが推奨されています。
キャップを炙って、「カチっ」とクリック音が鳴ったら加熱完了の合図です。
どれぐらいあぶれば良いのかが分かりにくいので、目安があるのはすごく使いやすいです。
初心者にも向いているアナログヴェポライザーだと思いました。
再びカチッと音が鳴るまで(最大30秒ほど)吸うことができます。
電子的なヴェポライザーと違って、再加熱は再びライターで炙って加熱しなくてはなりませんが、その手間がアナログヴェポライザーの良さなのかも知れません。
使い終わった後、しばらくは本体が熱いままですので、間違って触ってしまうと火傷してしまいますので注意が必要です。
冷えるのを待って、ケースなどに収納します。
まとめ
着実に進化した2021年版!コレクター心をくすぐる逸品!
趣味性が強いアナログヴェポライザーにあって、毎年シグネイチャーモデルが出るというのは、実用性もさることながら、コレクション心がくすぐられます。
毎年完売することから、生産量も限られている希少性のある製品です。
モデルを重ねるごとに、造形とディティールが進化しているのはさすがですね!
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→ ダイナヴァップ THE”M”2021 EDITION STARTER PACK ザ エム 2021 スターターパック【Dynavap】 [べプログショップ]
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