WEECKE(ウィーキー)のたばこヴェポライザー、C-VAPOR 5.0「シーベイパー5.0」のレビューです。
世界的にメジャーなヴェポライザーの最新バージョン!
前作から使い勝手と機能が大幅に進化しました。
詳細をレビューします!
商品提供:VAPONAVI
WEECKE C-VAPOR 5.0とは?
たばこヴェポライザー、C-VAPOR 5.0「シーベイパー5.0」です。
日本国内でも有名で、世界的知名度を誇るヴェポライザー製品。
前作から大きな進化を遂げて『Ver.5.0』になりました。
過去の代表的な製品のレビューはこちら
前作との間には、市販紙巻きたばこに特化した「C-VAPOR LOOP」をはさみましたが、今回の5.0はシャグ(手巻きたばこ用のたばこ葉)に特化したモデルになります。
手軽に楽しめるLOOPもコンセプトとしては良かったですが、趣向性の強い芳醇なタバコ葉の味わいを楽しむならこちらのほうが使いやすいです。
WEECKE C-VAPOR 5.0の特徴
- チャンバーが分解可能になり、メンテナンス性が向上
- 使い捨ての『紙スペーサー』で便利に運用可能
- リキッドの添加が公式対応
特徴は3点で、これだけ見ればヴェポライザーファンなら「すぐ買い換えたい!」と思うほどの使い勝手の向上具合ですよね!
ヴェポライザー初心者の方へ
こういうの初めて買う方、注意していただきたいのがiQOS、gloやPloomなどの加熱式タバコと違ってヴェポライザー製品はメンテナンス必須です。
gloやploomでもそうですが、それ以上に汚れます。
ブラシが2種類ついていることからもわかるように、ちゃんと汚くなりますから定期的にクリーニング必須です。
それもタバコのヤニ汚れですから、やりたくないことです。
そういうのが面倒な方は、素直にiQOSイルマが最高です。
ヴェポライザーを買うモチベーションは…
- たばこ代を少しでも安くしたい
- タバコのタールを極力カットしたい
- タバコ葉のおいしさを直接味わいたい
手間を惜しまずに楽しむ趣味、もしくはケチケチしたい人向けです。
でも、手巻き(シャグ)を燃やして吸うのが一番コスパは良さそうです。
それでは、C-VAPOR 5.0の詳細を見ていきましょう。
スペック
サイズ | H 103 × W53× D26mm |
重量 | 130 g |
加熱方式 | セミコンベクション |
加熱温度 | 160℃ – 240 ℃(10℃ごと9段階) |
一回の吸引可能時間 | 通常180秒+延長240秒(最大420秒) |
充電ポート | USB-C(DC5V2A) |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
サイズ、加熱温度、喫煙可能時間、充電は前作4.0と同様。大きく異なるのは「加熱方式」、前作まではコンダクション(直接加熱)方式を採用していたが、今作5.0ではセミコンベクションを採用。
WEECKEにはコンダクション方式の中級「FENIXシリーズ」はあるが、C-VAPORシリーズのほうが圧倒的に人気。ミドルエンドの初心者向け機種という位置づけはそのまま、味わいがより楽しめるようにアップデートされています。
パッケージ・内容品
内容品一覧
- WEECKE C-VAPOR 5.0本体
- シリコンリング
- セラミックフィルター
- メッシュスクリーン
- チャンバー用クリーニングブラシ
- エアーパス用クリーニングブラシ
- ぺーパースペーサー
- USB-C充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(日本語説明書)
付属品は簡単で、箱も今回は小さめです。
WEECKE C-VAPOR 5.0の詳細
C-VAPORシリーズの変わらないデザイン、伝統ですね。
むしろ変えないほうが今のトレンドっぽいですね。
奇をてらって変なデザインにならないだけすごく良い。
というか4.0とほぼ違いわからない感じです。
あえて言うなら、カラバリが変わった程度でしょうか。
フィニッシュも前作同様で、アルマイトのような質感。
質実剛健な印象で飾り気はありません。
ボタンの配置も同じで、前作ユーザーはもちろん。
初見でも使いやすくなっています。変える必要ないんですね!
こちらもそのままな「モノクロディスプレイ」
今時?と思いますが、コストアップになるならあえてそのまま。
カラーになったら確実に価格は上がってしまいますから。
野外でも視認性の良い白黒液晶をあえて採用しています。
充電スペック
- バッテリー容量:3000mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:2A
- 満充電までの時間:約2時間
充電端子が「USB-C」にアップデート、急速充電対応で約2時間で満充電可能です。
また、収納式の「ピッキンググツール」を備えているので、使用後チャンバーにタバコ葉が詰まってしまっても別途ツールを持ち運ぶことなく、簡単に取り出すことができます。
ドロー調整用の「スライドレバー式エアフローコントロール(AFC)」を底部にとうさいしているので、吸い込みの抵抗感が変更可能で。
自分好みのドローに調整できます。
この仕様はLOOPから引き継がれたもので、リング式よりも細かいドロー調整が簡単にできるようになりました。
ドロー調整が可能!タバコ吸いに違和感のないMTLドローにすることができる!
- MTL(マウス・トゥ・ラング)…口腔内に煙を溜め込んでから、そのあと肺まで吸引する
- DL(ダイレクト・ラング)…直接肺まで吸引する
ドロー調整機能が搭載されていると、この2つの吸い方から自分好みの吸い方をセレクトすることができます。
吸い込みの抵抗感によって味はもちろん、吸い方のスタイルも変更することができます。
ステンレスチャンバー、セミコンベクション方式。
今まで上級機にしか採用してこなかった方式を採用、よりタバコの味わいを楽しめるように進化しました。
また、チャンバーはエアーパス構造により、葉詰まりを抑えエアーパスの掃除も可能で喫味の劣化を防げます。
今までの機種では再利用可能なアルミスペーサーがラインナップされていましたが、再利用する際の面倒などを考慮して本作からは使い切りの「ペーパースペーサー」がラインナップされました。
使い捨てで600個3000円以下、自宅で詰めておけば外出先で詰める手間なく使えて、なおかつ吸い終わった後のスペーサーはそのまま処分できます。
すごく便利ですよね、これ。
「シャグポン」もほぼ成功するので最高です。
しかも、シャグでコスパ良くなる分、スペーサーを買っても加熱式タバコなどに比べればコスパの良さは変わりません。
…ただ、これがディスコンになったら、本体の価値も…
持ち運びのための専用ケースなんてのラインナップされています。
専用品だけあって、スペーサーが5こづつ全部で30個収納可能。
ですけど、千円と高いのでこれは100均あたりで探してもよさそう。
ペーパーフィルターは専用品を使うしかないのでここはケチりたい笑
C-VAPORのマウスピース部分は分解可能で、付属の専用フィルターを取り付けることもできます。LOOP用と同じ扱いで、もちろん買い足すこともできます。
C-VAPOR 5.0の使い方
ボタンを操作して加熱を開始します。
C-VAPOR 5.0の使い方
- ボタンを5回連続で押す(3クリック)と電源ON → 自動で加熱開始(バイブ振動)
- 喫煙時間設定は加熱後にメインボタン長押しで設定可能(サブボタンで選択)
- 設定温度に達するとバイブレーターが振動する
- 電源ON状態でサブボタン(+ , -)を押して設定温度を変更する(160℃/170℃/180℃/190℃/200℃/210℃/220℃/230℃/240℃)
- 約3分後に自動で電源がOFFになる
→電源OFF時にバイブレーターが振動(予告なし) - 緊急停止は5クリックでOFF
感想とまとめ
さらに進化した使い勝手!少しの手間で加熱式を超えるコスパ!
スペックはほぼほぼ従来機(4.0、LOOP)と変わりません。
大きさ、重さ、バッテリー、スペック一緒です。
大きく変わったのは加熱方式とチャンバーのつくりです。
簡単に言うと「おいしくなって手間が減った」ということです。
加熱方式が高級機種に採用されているセミコンベクション方式に進化して、たばこ葉のおいしさをより楽しめるようになりました。
さらに、チャンバーがエアーパス構造になり、詰まりを抑え掃除も可能に。さらに専用ペーパースペーサーに対応し、外出時の手間を減らすことに成功しました。
1個5円以下(カートン当たり100円)と安くはありませんが、シャグを使えばiQOS・gloを超えるコスパを実現できます。
やっとこのスペックが1万円以下で、持ち歩き可能サイズに。
これは買いでしょう!従来機のアップデートにも最適です。
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