BaksLiquidLab.「バクス リキッド ラボ 」のVAPEリキッド、shirafu shirazu STOUT「シラフシラズ スタウト」のレビューです。
新作は人気のshirafu shirazu 通称「しらふし」のバリエーションとなるshirafu shirazu STOUT「シラフシラズ スタウト」今や人気リキッドブランドの一画を担うまでの知名度と人気を得るまでになったブランドから期待の新作が2018/6/3にリリースされました。
繊細なバランスと、斬新な表現力が魅力のブランド。新作の詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
VAPEリキッドメーカー BaksLiquidLab. とは?
BaksLiquidLabはOshinbaksさんが展開するVAPEリキッドブランド。「ハンドクラフト」と呼ばれる個人製作の小規模なメーカーで、twitterから火がつき、今では様々なVAPEショップでも取り扱われるまでに認知度や人気を獲得しています。
人気リキッドブランドの地位を獲得した今も、製作者の手によって直接生産されている小規模生産のリキッドです。
BaksLiquidLab.では、これまでに5つのフレーバーをリリースしています。
詳細
shirafu shirazuのバリエーションとなるshirafu shirazu STOUTがラインナップに追加されました。
STOUTの意味を調べてみると
じょうぶな、頑丈な、太った、かっぷくのよい、でっぷりした、勇敢な、断固とした、頑強な
webio( https://ejje.weblio.jp/ )より抜粋
英語としての意味は「強い」というものですが、ビールのスタイルを指す言葉でもあります。
ビールのスタイルの一つで、黒くなるまでローストした大麦(モルトとは限らない)を使用し、上面発酵によって醸造されるものを指す。
Wikipedia( https://ja.wikipedia.org/ )より抜粋
ブランデーをメインにしたリキュール3種類と、バージニアブレンドのパイプタバコ葉をブレンドしたフレーバー「バニラカスタード・ブランデー・タバコのフレーバー」のshirafu shirazuからの変更点は3点
- 柑橘系の香りを抜いています
- バニラカスタードが控えめに
- 木を燃やした灰、木酢液に似た酸味のある香りをプラス
また、BaksLiquidLab.からの公式な説明は以下の通りです。
shirafu shirazu(以下しらふし)は柑橘系の鼻抜け、ブランデーとバニラカスタードのコクが特徴のフレーバーですが、
shirafu shirazu STOUT(以下すたうと)は柑橘系の香料を抜き、バニラカスタードを控えめにして、木を燃やした灰の香りをプラスしました。
灰の香りというのは、木酢液に似た酸味のある香りです。
開封したては香りが強く、酸味とブランデーのコクが立って本当に酔いそうになります。
またしらふしに比べてバニラカスタードを抑えているので、クリアな喫味を楽しめるかと思います。そしてすたうとの真髄は開封して10日以上スティープした頃に現れます。
酸味が丸くなり、ブランデーが深さを増し、
奥に隠れていたバニラカスタードやローストアーモンドがじわじわと
染み出てきた時が最高にトロけるぐらい美味しくなります。
しらふしのフレーバーを一部変更したもので、どちらにせよ、人気フレーバーのバリエーションとなっているようです。
しらふしも何味とはいえない味わいでしたが、今作STOUTバージョンも同じような感想になるのか。吸ってみないとですね。
個人制作のリキッドとはいえ、大手メーカーに劣らないパッケージングが施されています。リキッドのボトルにはBaksLiquidLab.の今までリリースされたリキッドと同じく、ユニコーンボトルを採用し、利便性と携帯性に配慮。そのボトルは出荷後に開封されることなくユーザーの手元に届くように、ビニールラッピングされていて、未開封であることがわかる包装で安心感を感じます。
もちろんリキッド自体の安全性にも配慮されおり、日本食品分析センターに依頼して成分分析し、有害物質であるホルムアルデヒド(発がん性物質)、ジアセチル(肺病の原因物質)、ニコチン(依存性のある劇薬)が含有されていない事が証明されているなど安全性に配慮していることがoshinbaksさんのブログに詳細の記載があります。
また、パッケージのラベルには制作された日付がスタンプされていて、いつ作られたリキッドなのか一目でわかるようになっています。
ボトルキャップにはチャイルドプルーフ機能付きで、押し付けながら反時計回りに回して開封します。です。ボトルは太くても、先端の鋭い注ぎ口でリキッドチャージ部分が小さなデバイスにも対応します。
感想
まず香りを嗅いでみると、shirafu shirazuと同じようにミルクココアのような甘い香りがメイン。どちらかといえば香りは控えめで、優しく香る印象で、若干木を燃やした後の灰のようなのような香りを感じるかな?程度の違いです。
それでは吸っていきます!
タバコとブランデー。控えめなバニラカスタード。そしてお香のような灰の香りがタバコをより深みのあるフレーバーに!
ごめんなさい、一言で表現するのは無理です。それはノーマルバージョンのshirafu shirazuと同じで、「しらふしすたうと味」としかいえない独特の世界観を持っているのはノーマルバージョンと同じ。
説明を見て「は?灰?それうまいの?正直不味そう。」と思ったのをまずは詫びなければいけません。確かにお香を燃やしたような若干の酸味を伴った灰っぽさが後味に残ります。それは確か。でも、それが嫌じゃ無い。むしろよりタバコっぽさを引き出して、しらふしで感じたタバコの茶葉っぽさが完全にタバコになった印象。
このタバコっぽさをより複雑にするバニラカスタードと若干の甘み、そしてブランデーっぽさ。これが全て融合しているので、分解して説明するのは難しい。冒頭でも言った通り「その味」として認識されるのがBaskliquidlab.フレーバーの妙だと思います。
これはVAPEリキッドでしか味わえない味!電子タバコってだから面白いですね!
更に、このリキッドが真価を発揮するのは開封から10日以上スティープしてからとのこと。
開封したてで十分うまいんですけど!
特にタバコ系のリキッドで、今までに無いフレーバーを探しているユーザーには是非吸ってもらいたいリキッドの一つです。
追記:2週間のスティープでさらにまろやかな一体感が!
バクスリキッドラボのいう通り、10日以上スティープさせました!
真価を発揮するのはスティープ後ということで吸ってみましたが、「若さ」が熟成されたように感じ、開封直後の味わいとは明らかに違います。
そして開封直後にはあまり感じなかったアーモンドをはっきりと感じ、バニラカスタードも際立っています。
灰っぽさは健在で、確かに灰ですが、これがちゃんとタバコに感じるから不思議です。ラッキース○ライクってこんなニュアンスの灰っぽさありますよね!
どちらが良い悪い、というのは完全に好みで、筆者としては開封直後の刺激感のあるニュアンスが好きでしたが、このまろやかさも好き!
shirafu shirazu STOUTはプレミアム感のあるフレーバー!
スティープで味の変化が楽しめるのも魅力の一つです!
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