SMOK(スモック)、SMOK RPM RBA Coil「アールピーエム・アールビーエー・コイル」のレビューです。
RPM40などのSMOK RPMコイル対応PODデバイスのためのコイルのリビルドが可能なカートリッジ式ユニットです。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
SMOK RPM RBA Coilとは?
SMOK PRMコイル対応デバイス用のリビルタブルユニットがRPM RBA Coilです。
コイルユニットなので、単体で使用するものではなく、コイル規格が対応するPODデバイスなどで使うことができるビルド可能なコイルです。
その名前の通り、RPM40などのデバイスで使うことができます。
RPMコイル規格は、専用品ではなく複数の機種に採用されているので、同じコイル規格のデバイスであれば使うことができます。
プリメイドコイルのようにカートリッジ交換式ではなく、自分でコイルをビルドして交換することができるので繰り返し使えることから、コスト面で非常に優れています。
反面、PODなどプリメイド高官式コイルのお手軽さを重視するのであれば、ビルドしなくてはならない煩わしさがあります。
基本的に『低価格で運用したいユーザー向け』の製品です。
ビルドは簡単にできるのか?使い勝手は?などの詳細を見ていきます。
パッケージ・内容品
内容品一覧
- SMOK RPM RBA Coil 本体
- 予備パーツ(Oリング一式、デッキネジ)
- エアフローホール用シリコンプラグ
- プラスドライバー
コイルユニットなので、付属品は最低限です。
SMOK RPM RBA Coilの詳細
冒頭でも触れた通り、SMOK RPMコイル規格サイズのRBAユニット。
もちろん、PRMコイルと完全互換サイズ。
プリメイドコイルに比べて若干大きめですが…
RPM40のPODカートリッジには問題なく収納することができます。
RBAユニットは2ピース構造(キャップ・デッキ)です。
スクリュー式のキャップを外すと、コイルをマウントキルデッキ部分にアクセスできます。
デッキには、スペースドコイル(0.8Ω)がプリビルド済みなので、購入時にはウィックをセットすればすぐに使うことができます。
デッキを確認するために、プリビルド済みのコイルを撤去しました。
スタンダードな2ポスト2スレッドのシングルコイル専用デッキです。
片側にポストが寄ったデザインなので、コイルレッグはリターンします。
デッキサイズは11mmほどとかなり矮小です。
中央にはボトムエアフロー構造のエアホールがあります。
エアホール直径はちょっぴり大きめの2mm、付属品にはエアホールに装着できるシリコンプラグが付属するので、装着すると1mmほどのサイズに縮小できます。
ポストの高さを変えることによって、コイルレッグの高さの違いに対応。
ポストにはコイルレッグが逃げないように、ガイド付きです。
また、ガイドギリギリまでネジ頭がくるので、細線でも逃げにくい作りです。
リキッドの供給部(ジュースチャンネル)はデッキサイド両側にあります。
コンタクトはRPMコイル同様で、この部分は基本的に分解できません。
裏側のネジはポジティブポストを固定するためのもの。
510スレッドに取り付けられるようにはなっていませんし、アタッチメントも付属しません。
キャップ裏は平坦なデザイン、一昔前のRDAのような何の変哲も無い構造です。
RPM RBA Coilのビルド
ビルドですが、コイルがプリビルドされているので最初はこのコイルを使ってみました。
撮影のために一度外したのですが、再びマウントしました。
コイル抵抗値はおよそ0.8Ωです。
コンタクトがRPM専用で、510スレッドにつけられるようになっていないため、基本ドライバーンできないためか、ホットスポット除去の必要性の低いスペースドになっていました。
しかし、RPM対応デバイスに直接つければドラーバーンできるのではと思いやってみました。
手が三つあれば撮影しながらパフできるんですが、とりあえずイメージだけ。
このように、RBAユニットをセラミックピンセットなどでつまみ、ネガティブとポジティブがちゃんと接触するようにマウントしてやれば、ドライバーンや抵抗値測定は可能です。
ただ、ちゃんとコンタクト部を合わせないとエラー表示ができます。
いくら保護機能がついているとはいっても、頻繁にエラーを表示させるのは製品衛生上よくありませんし、あまり推奨できる行為では無いので、あくまで自己責任でトライしてみてください。
私はイマイチビルドが決まらなくて、なんどもトライした都度ドライバーンしましたが、問題はありませんでした。
しかし、片手でRBAユニットを押さえつけ、片手でパフボタンを押すため、コイルをつまんだりするのはパフ後に一旦下ろしてから行ったので、お世辞にもやりやすいとは言えません。
RBAユニットが用意されているPODデバイスは他にも多く出ています。
他のものは510スレッド対応であったりするため、その中では、ビルドのやりやすさはかなり劣っていると言えそうです。
510対応じゃないこちらも、ドライバーンはできるので特に問題は感じなかったんですが、これはドライバーンも面倒なんですよね。
POD対応のRBAユニットはサイズも小さいので、どこかに取り付けられないと、台座がなくてやりにくいんですよ…
できないことはないですが、頻繁にビルドはしたくないな、というのが率直な感想です。
ミスト量重視で久々にナロークラプロンで組んでみました。
しかし、結果から言うとこれは失敗ですね。立ち上がりが遅すぎて、使えませんでした。
ただ、これは3.0mm軸て巻いたんですが、クラプトンを使っても余裕があるので、デッキサイズは小さいですが、コイルサイズには余裕があります。
ウィックはふわっと乗せる程度で漏れませんし、供給不足にもなりません。
割と簡単だと感じました。
一番気に入ったセッティングです。
いまいちビルドが決まりません。何故かと言えば、RPM40プリセットコイルがかなり美味しくて、これを超えられなかったためです。
メッシュコイルは抵抗値は低いですが、使われている金属の質量は低いので、立ち上がりが早いのですが、ワイヤーになるとそうはいきませんから、同じようなセッティングは無理に近いです。
そのため、ミスト量重視なら諦めてメッシュコイルを買った方が良いでしょう。
MTLだとエアホールをプラグで小さくすればアリなんですが、RPM40のマウスピースってあまりMTL向けじゃないので個人的にピンとこないんですよね…
正直RPM40用にするならば、メッシュコイルの方が向いているなと思ってしまいました。
感想とまとめ
コスパ重視&MTL派ならばアリ!ではあるものの、ビルドが面倒だったり、デバイスによってはマウスピースがMTL向けでないなどネガティブな部分もあります。
ただし、RPMコイル対応デバイスはこれからもどんどん出てくるでしょうから、マッチするデバイスで使うのであれば悪くはないでしょう。
価格もかなり安いですから、ビルドにチャレンジする人は必須です!
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