Nevoks(ネボックス)のVAPEスターターキット、Feelin C1「フィーリンC1」のレビューです。
クリアなボディー、LEDランプが輝くデザインにこだわったPODデバイス。
コイル交換式・3レベル出力調整・2種類のドロー調整とスペックも十分!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:nevoks
Nevoks Feelin C1とは?
NevoksのコンパクトPODデバイス、Feelin C1「フィーリンC1」です。
Pagee(ペイジー)がスマッシュヒットしたことでじわじわと知名度が上がっている新興ブランドNevoksから、FeelinシリーズのクールなクリアカラーVer.『Nevoks Feelin C1』が登場しました。
優れた仕様はほぼそのままに、若干のスペックアップとルックスにこだわったマイナーアップデートバージョンとなっているのが本作となります。
Nevoks Feelin C1の特徴
- 仕様・スペックはほぼそのまま!マイナアップデート、クリアカラーバージョン
- コイル交換式・3レベル出力調整・2種類のドロー調整
NevoksのPODデバイス共通のプリメイドコイル規格(SPL)で汎用性も十分です。
カラーバリエーション
スケルトンなシースルーカラーが5種類です。
スペック
スペックは全長(7.5mmアップ)・重量ダウン(5g軽量)・充電電流(1.5A→2A)を除けばほぼ同様となっていることから、本作はFeelinのマイナアップデートバージョンと言えます。
サイズ | H 107× W22× D18mm |
重量 | 37g |
出力 | 10 – 30W(3.3V – 4.2V) |
リキッド容量 | 2.8ml |
リキッドチャージ | PODサイドフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換型 |
充電ポート | USB-C(5V 2A) |
バッテリー | 1000mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Nevoks Feelin C1 バッテリー本体
- Nevoks Feelin C1 PODカートリッジ
- SPL-10 0.6Ω
- SPL-10 1.0Ω
- USB-C充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
Nevoks Feelin C1の詳細
クリアカラーにアップデート!背面は基板が見える斬新な仕上がり。
基板部分には4つのLEDが搭載、電源・吸引・充電などのアクションで輝きます。
VAPEデバイスには流行があり、古参の大手メーカカラーもクリア化した商品がリリースされていることから、明らかに「キテる」ジャンルなのでしょう。
一度ヒットすれば、それに群がるのがVAPE界隈のセオリーです。
つまりは「求めるユーザー」がそれだけ多い証でもあります。
ラバーコーティングで質実剛健だったFeelinとはイメージが一変、垢抜けました。
見た目は明らかにC1の方が良いですよね!ただ、滑りにくさでは無印Feelinの勝利。
見た目を優先するか?それとも実用性か?実に悩ましい選択肢ではないでしょうか。
家で使うオンリーに限定するなら無印か?でも、家でもかっこいいのを使いたければC1もあり..なんて悩むのも楽しいですよね!かっこいいけどツルツルなので滑ります。
かなりかっこいいのは間違い無いんですが、残念ポイントも。
製品クオリティーは決して悪く無いんですが、クリア樹脂に若干曇り(細かい傷?)がところどころあるんです。開封した時、フィルムでも貼ってあるのか?と思いましたがそんなものはありませんでした。
品質に厳しいメーカー製だと、保護のためのフィルムが貼ってあってかなり綺麗な状態で手元に届くので若干残念ではありますが、使っていればつく程度のものなので気にしない人にとってはどうでも良いかもしれません。個人的には気になります。
サイズは無印Feelinとほぼ同じで、ほんの少しだけ前兆が伸びています。
十分にコンパクト、超小型PODと比較すればそこまで小さくは無いですが、1000mAhのバッテリー容量や2.8mlリキッド容量を考慮すれば、十分小さいといえます。
ただ、スティック型に近いので、この形状が嵩張ると感じる人もいるかもしれません。
バッテリー部分
- 容量:1000mAh
- 出力モード:3段階調整
- パフ操作:マニュアルパフ・オートパフ
- 充電ポート:USB-C(2A)
- 保護機能:
- オーバータイム保護(10秒)
- ノーロード保護
- 過充電保護
- 過放電保護
- オーバーヒート保護
- ショートサーキット保護
- バッテリー低電圧保護(3.3V)
Feelin C1前面にあるエンブレムがボタン、ではなく、背面(基板が見える側)にステルス的についているのがメインボタン。このボタンで電源操作が必要です。
目視せずに手探りで触っていると、エンブレム押している…なんてことも。慣れればないですけど。でも、エンブレムをボタンにすればよかったんじゃ?光らない訳だし。とも思います。まぁそこがこだわりなんでしょうね!
また、オートスイッチ(自動)にも対、電源が入っていれば咥えて吸い込むだけでミストを吸引可能。そして、マニュアルパフ(手動)操作もできます。
ボタン操作で出力を3段階に調整可能、自分好みの味わいに調整できます。
光る背面部分、基板の感じも良くてかっこいいです!
ちなみに、充電中も4LEDが光ります(消灯設定も可能)
光ってウザいっていう方は、消しても使えますからご安心を。
若干ですが、充電スペックが向上して急速充電対応になりました。
充電スペック
- バッテリー容量:1000mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:2A
さらに、バッテリー残量表示は「カラーLED」に変更されました。
この変更点はかなりわかりやすいと思います。
見た目重視になったためか、バッテリーベントホールが省略されてしまいました。
安全性よりもルックスが大事?でもいざとなったらPOD部分が飛び出すから、内圧が上がる心配はないと判断したのか?気になる人には気になるポイントかもですね。
POD
- リキッド容量:2.8ml
- マウスピース:POD一体型
- リキッドチャージ:サイドフィル(ゴムプラグ)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイドコイル交換型
無印同様、4マグネット固定式のPODカートリッジはプリメイドコイル交換式です。
カートリッジを入れる方向を180度変えることで、2種類のドローに変更できます。
エアホールの大きさ的に、かなりドローが軽そうだな、というイメージ。
しかし、以外にも割とタイトなドローにもできるのがFeelinの良い点でもあります。
仕様的にほぼ無印のカートリッジと同じですが、クリアデザインにマッチした半透明なゴムプラグに変更されています。信頼のサイドフィル方式です。
いちいちPODを外さないとリキッドチャージできないので煩わしくはあるのですが、逆にいえば不意にプラグが外れることもないので安心感はあります。
咥えやすい形状にシェイプされたマウスピース(咥える部分)
タバコからの移行ユーザーには違和感がある形状ですが、PODのスタンダード。
可もなく不可もなくという印象、悪くはないです。
要は慣れの問題で、咥えられて吸い込めれば問題はありません。
Pagee・Feelinと共通のコイル規格、結構人気のコイルです。
バリエーションは無印Feelinと全く一緒、出力も一緒ですから当然味も一緒。
「Feelin」が新しくなったから買い替えなきゃ!という無印ユーザーさん、見た目以外はほぼ一緒ですから飛びつく必要はありません。クリアデザインが好きならどうぞ、という程度の変更点でしかありません。
でも、このコイル、定評があるだけに美味しいんですよね。
どちらの抵抗値もツボ押さえたメッシュコイル使用。
何気にコイル抵抗値に合わせたボトムエアフローの大きさを採用しているのも地味に良いです。こういうディティールに凝っているものは着実に味に良い影響があります。
ちなみにSPL10シリーズコイルは、付属品以外にもバリエーションがあります。
でも全部メッシュコイル。バーチカルが好きな人もいるんです。
特にこう抵抗コイルの需要はあるのでバリエーションが欲しかった。
Nevoks Feelin C1の使い方・操作方法
- 電源ON/OFF …パフボタン5クリック
- 出力調整整…電源ON時にパフボタン3クリック
- LED調整…パフボタン3秒長押し(3モード)
- パフ操作…
- マウスピースをくわえて吸い込む(オートスイッチ)
- マウスピースをくわえてパフボタンをスイッチする(マニュアル)
感想とまとめ
クリアなデザインにこだわったマイナーアップデートバージョン!
細かな改善ポイントはあるものの、ほぼスペック同じのマイナーアップデートVer.
見た目に大きな違いがあるので、クリアで光るPODが欲しい人は必見!
実用品を求めているユーザーは、逆にいえば無印でいいかもしれません。
また、無印ユーザーはデザイン以外で買い替える必要もないでしょう。
それだけ無印が完成されていたということでもあります。
なかなか良いPODデバイスですよ。
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