手軽にVapeを楽しむことができるスターターキット。
海外では”JUUL”というデバイスがあり、交換式で、最初からリキッドが入っているコイル付きカートリッジを交換するだけのシステムが存在します。
コイル交換、アトマイザー洗浄などの手間がない”カートリッジ交換式”のVAPE。使い終わったらカートリッジを捨てて新しいカードリッジに交換するだけの手軽さが魅力です。
しかし、JUULなどは”ニコチン入り”カートリッジにはニコチンが含まれており、日本国内での販売、譲渡などは禁止されています。
個人輸入は可能ですが、英語でのやり取りや、届くまでの期間、送料などを考えると二の足を踏んでしまう事も確かです。
そんなシステムをニコチンリキッドなしで提供しているのがこの製品。
myJET 「マイジェット」(MyVapors by Wismec)のレビューをお送りします。
商品提供は、ベプログshopさんです。
myJETのパッケージ、開封
まずはパッケージングから見ていきます。
ブリスターパックに入っています。
付属品です
- myJET 本体
- myJET専用アトマイザー×2
- 充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
- ワランティーカード
英語ですが図解入りで分かりやすい説明書が付属。
myJETの詳細
さて本体です。スティック状の本体にはスイッチはおろかUSB端子などもないシンプルな形状。そして驚くほど軽いのが特徴です。
基本的にはJUULのように設計されたデバイスで、カートリッジは使い捨て式になっていますが、再利用も可能なのでその辺も詳しく見ていきます。
myJETのスペック バッテリーケース
サイズ | H75mm×W24.5mm xD12mm |
バッテリー容量 | 320mAh |
最大出力 | 15W |
リキッド容量 | 1.2ml |
アトマイザー抵抗値 | 1.3ohm 28Gカンタルワイヤー スペースド |
重量 | 21g(実測) |
重量はなんと!21gこれはコイル込みで、1.2mlのリキッドを入れても22g程度でした。今までになく軽いデバイスだと思います。
本体の下部には充電用の端子と、インジケーターとなるLEDランプが配置されています。
こちらが端子。
付属の専用充電ケーブルを用いて充電します。充電中や本体を吸っているときはLEDインジケーターが点灯します。
本体の上部がカートリッジ(アトマイザー部)になっており、着脱可能になっています。
さて、早速分解してみます。
これで全てになります。
基本的には本体とアトマイザー2パーツです。
カードリッジとなるアトマイザーは一度組み立てると基本的には分解不可になります。
バッテリの方の接続部を見て見ると、
アトマイザーのコイルに電力を供給する端子が設けられています。
そしてもちろん同様にコイルの方にも
端子が設けられています。
さて、カートリッジ側もみていきましょう。
コイルとタンクからなるカートリッジです。
タンク側は吸い口にもなっています。
まずはコイルから。
上部のシリコンゴム製の接続パーツを外してみると、コイルとウィックが確認できました。
これ、リウィッキングも比較的かんたんです(既に試しました)
ただし、コイルのドライバーンが出来ないのでちょっと微妙ですが、ある程度洗浄してリウィッキングもできちゃいそうです。
そしてタンク側。
プラスチック製のタンク。ユニコーンボトルのような素材で、柑橘系とメンソール径のキツめの攻撃性のやつを1週間入れっぱなしにしましたが破損しなかったことから、それなりにリキッド耐性はありそうです。
吸口は一体化しています。このタンクの部分の段差を歯でくわえる事でくわえタバコも楽にできる印象です。
さて、タンク内部を見てみます。
中央のオーバル型のホールは吸い口に続いているため、ここを避けて周辺にリキッドチャージします。
そして、使用開始時の注意!
カートリッジのコイル、そして
吸い口にはシリコンキャップで塞がれているので必ず外しましょう!
そしてタンクにリキッドチャージをして、コイルを取り付ければ準備完了!
後は本体に取り付けて、吸口を咥えてから吸い込めばミストを堪能できます!
カートリッジの分解について
一度カードリッジを閉じてしまうと、4箇所の爪がはまってしまい、気軽にン・カイすることが出来ません。基本的には細いマイナスドライバーなどの工具を使って、爪部を片側づつ解除してやれば外すことが出来ますが、何度も何度も分解すると爪が馬鹿になってしまう構造です。
コイル単体での設定もないことから、ある程度使ったらカートリッジ毎交換する必要があります。
myJETのまとめ
JUULのようなシステムのVAPEにはずっと興味がありました。
基本的には気軽に手間なく、ニコチンを摂取することができる”ニコチンフィーダー”として利用されているデバイスだと認識していますので、国内での入手は比較的ハードルが高かったですが、こういうシステムが出てきて、気軽に国内でも入手できるようになってきました。
さて使ってみた感想ですが、
味 語るものではない。味を求めるデバイスではない
ドロー 想像より軽い。でも基本的に口吸い専用
そして、バッテリーは思ったよりも持ちます。カートリッジ1個分(1.2ml)とちょっとで切れることが多く、ヘビーに使う人は充電ケーブルとモバイルバッテリーなどを利用すると良いでしょう。
カートリッジ側は分解、リキッドのリフィルが安易にできないため、基本的に出かけるときはリキッドを装填したカートリッジを持ち歩くスタイルになると思います。
良いな、と思ったのは重量ですね。本当に軽い。くわえタバコが今までのデバイスで一番楽にできる印象で、サイズが大きいので最初は違和感がありましたがすぐに慣れました。
ただし使ってみて感じたのは、本来利便性を追求したデバイスなのに、結局手間がかかること。
・リキッドの装填や再利用の場合には分解清掃など
・ニコチン入りリキッドの個人輸入など
そして、値段が高いということ。特に使い捨てカートリッジが高い!一個700円はちょっと…使い捨てできないよ…
このリキッド入りカートリッジがコンビニでも変える時代が来ないと利便性は向上しないですね。
ただ、それはデバイスメーカーやリキッドメーカーなどが悪いのではなく、日本の法規制の問題なんですよね。VAPEが気軽にコンビニで、誰でも便利に手に入り、カートリッジ式で幼児の誤飲も少なく済む。そんな方向での法改正を… あ、話がそれました。
味を求めてノンニコチンのリキッドをバカスカ吸うのには不向きなデバイスです。チェーンしまくっていたら、1時間でカートリッジからになります。
しかし、それなりな濃度のニコチンリキッドを入れてタバコのように10吸い程度にすればワンカートリッジで2-3日持ちそうなことからも、そのような使い方があっているデバイスだな、と感じました。
特に!VAPE始めます!って方が使うのには色々問題があるシステムだと感じるので、従来のVAPEをやっている方のサブ機として使うものなのかなというのが最終的な感想となります。
ただ!僕みたいなガジェット&改造好きには超遊べるデバイスですね!
最初はリキッド装填が簡単なデバイスの方が絶対用と思っていたんですが、手にして考えが変わりました。このデバイスは面白い!
好きな物入れ放題だし、コイルも巻いちゃおうかな〜なんて思ってますし、なんて言ってもこの軽さとコンパクトさはガジェットとしてすごく面白い!
人に進んでお薦めはできないけど個人的にはすっごーくテンションの上がるデバイスでした!!
通販はこちらから!
→ myJET【MyVapors by Wismec(マイベイパー ウィズミック)】 [べプログショップ]
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