Joyetech(ジョイテック)のVAPEスターターキット、eGo Pod AST Version「イーゴポッドASTバージョン」のレビューです。
ベーシックなペンタイプPODがリニューアル!
超オーステナイト系ステンレス(AST)コイルを搭載、長寿命で味に優れています。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
Joyetech eGo Pod AST Versionとは?
ジョイテック のPODタイプスターターキット、eGo Pod AST Version「イーゴポッドASTバージョン」です。
VAPEが爆発的にヒットした2016年、トップエアフローの「リキッド漏れに強いペンタイプスターター」として確固たる地位を気づいていた製品がJoyetech eGO AIOです。
日本でも多くのユーザーに支持され、一時期は「定番」として愛されていた製品を今のトレンドである「POD」タイプとして再構築したのが本製品のベースとなったeGO PODなのですが、そのモデルをさらにブラッシュアップしたのがeGO POD AST Versionです。
Joyetech eGo Pod AST Versionの特徴
- eGO Podのマイナーアップデートバージョン
POD内蔵のコイルに、Joyetech系企業が「推し」ているASTを用いたモデルです。
eGO Podのマイナーアップデートバージョン
eGo Pod AST Versionとは、名前通り「Joyetech eGo Pod」のASTバージョンです。
基本性能や仕様などはeGo PODそのままで、PODカートリッジ部分をリニューアル。
コイルにはAST(オーステナイト系ステンレス)を用い、優れた特性を得ました。
その特徴は『長寿命かつ優れた味わい』と言うことです。
カラーバリエーション
バッテリースペックはそのままですが、ビジュアルは一新された4種類です。
スペック
サイズ | H103 × φ19mm |
出力 |
固定電圧出力 |
リキッド容量 | 2.0ml |
リキッドチャージ | PODボトムフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整不可) |
コイル | コイル内臓タイプ(1.0ohm) |
充電ポート | microUSB(5V 1A) |
バッテリー | 1000mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Joyetech eGo Pod AST Version バッテリー本体
- Joyetech eGo Pod ASTカートリッジ
- 充電用microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
付属品もノーマルバージョンと変更ありません。
Joyetech eGo Pod AST Versionの詳細
ペンタイプのベーシックモデル、eGo PODをベースにしたモデル。
スペック(大きさ・重さ・容量・出力)などは同じですが、ビジュアルは異なります。
ちなみに、ego PODよりも5mm長いのですが、これはバッテリー部分の変更ではなく、PODのマウスピースが延長されたためで、バッテリー部分は「全く同じ」です。
一目で(AST Version)とわかる、インパクトのあるルックスが特徴です。
バッテリー
- 容量:1000mAh
- 出力モード:固定電圧出力
- パフ操作:オートパフ
- 充電ポート:microUSB
- 保護機能:
- 自動カットオフ(8秒)
- バッテリー過充電保護
- バッテリー過放電保護
- ショートサーキット保護
eGo PODは「オートパフ」機構のスターター、本体にボタンはありません。
つまり、操作要らずで、吸引するだけでミストを吸うことができます。
本体には「LEDランプ」のみが装備されており、バッテリー状態を表示します。
ちなみに、出力は「固定電圧出力」ですが、詳細な数字などのスペックは公開されていません。
通常のスターターは「バッテリー電圧出力」となっているため、バッテリー残量に合わせて出力が変化してしまう=味が変わってしまうのですが、eGo PODは残量に関わらず味が一定というメリットがあります。
本体前面には、LEDランプとエアホール(空気の取り込み口)、背面にはバッテリー充電用のmicroUSB端子が設けられています。質実剛健、まさに実用性重視の配置です。
充電端子は「microUSB」となっていて、若干古臭さを感じてしまう仕様です。
充電スペック
- バッテリー容量:1000mAh
- チャージポート:microUSB
- 充電電流:不明(フル充電まで1.5時間)
充電電流は不明ですが「フル充電まで1.5時間」と長めなので、おそらく0.5Aかと思われます。急速充電には非対応となっていて、今となっては低スペックだと言えます。
コスパ重視の「ベーシックモデル」なので、高度な機能は排除しているのだと思われます。
ただし、基本性能はさすがはJoyetech、しっかりとツボを抑えていて安全性にも配慮。
しっかりとバッテリーベントホールが備わっているのが安心感を感じます。
POD
- リキッド容量:2.0ml
- 素材:PCTG
- マウスピース:POD一体型
- リキッドチャージ:サイドフィル(プラグ式)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:POD内蔵式
ペンタイプという「オーソドックスでオールドスクール」なスターターキットですが、トレンドを取り入れた「POD」タイプのカートリッジを採用しています。
PODは「マグネット固定式」で着脱が簡単、利便性に優れたスペックです。
マウスピースはPODカートリッジ一体型、eGo PODのカートリッジマウスピースよりも5mm延長されており、咥えやすさと味わいを実現する仕様に変更されています。
リキッドチャージは「サイドフィル」、PODを取り出し、ゴムプラグを外して装填します。
リキッド残量は「窓」があるので一目でわかります。
ここがノーマルバージョンとの違い!「AST」メッシュコイルを使ったPODカートリッジ。
ビジュアルデザインは異なるものの、PODのみが変更されたバージョンです。
よって、eGo PODユーザーはわざわざ買い換える必要はなく、PODだけを購入すれば良いでしょう。
Joyetech系ブランドが「推し」ている素材、ASTを使ったPODカートリッジです。
ちなみに、話題の新商品の付属アトマイザーにも採用されていますが、eGo POD AST Versionには「DRY-PROOFモード」は搭載されていません。
そして、肝心のASTは、実はごく一般的なステンレス素材?である可能性もあります。
AST(オーステナイト系ステンレス鋼)と言っても、SUS304のようにステンレスの代表的な素材から、はたまたレアなものまで多種多様です。
Joyetechではその素材の詳細を公開していないので、詳細は不明ですが…
すごく変わった素材である、というものではなさそうです。
ただ、「超」オーステナイト系ステンレス鋼(The super austenitic stainless steel )とわざわざ表記しているので、独自の配合のステンレスである可能性はあります。
ちなみに『20回のリフィル(20ML)・2000回のパフ』という長寿命ですが、個人的にはリキッドとパフ時間次第だな、という感想です。
確かに、すぐにコイルがダメになってしまうほど低寿命ではありません。
eGo Pod AST Versionの使い方・操作方法
ボタンは一切なく、操作を必要としません。吸い込むだけでミストを吸引できます。
- パフ操作…マウスピースをくわえて吸い込む(オートスイッチ)
感想とまとめ
eGO PODのマイナーアップデートバージョン!PODのみの購入もOK!!
PODがリニューアル!ワイヤーバーチカルコイルから、ASTメッシュコイルに!
当然味わいも異なっていて、確かに以前のバージョンよりも優れています。
メッシュコイルですが、1.0Ωという高抵抗。ドローもタイト目。
MTL(たばこのような吸い方)で吸える貴重なPODデバイスです。
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