Eleaf(イーリーフ)のVAPEスターターキット、iStick MIX「アイスティック ミックス」のレビューです。
メッシュコイルの爆煙クリアロと18650デュアルバッテリーMODの爆煙スターターキット!
レジンパネルなど個性的なデザインも!
詳細をレビューします。
このスターターキットの特徴
- 18650デュアルバッテリーMODと爆煙クリアロのスターターキット
- レジンパネルとメタリックパネルの個性的なルックス
- 超個性的なクリアロマイザーのデザイン
商品提供:VapeSourcing
iStick MIXの詳細
Eleafがリリースする18650デュアルバッテリーMODと、爆煙クリアロマイザーのセットです。
機能的には今までの機種と大差ないのですが、先進的な部分としてはUSB TYPE-Cと、バッテリーバランス充電機能搭載そして2.5A急速充電を搭載しています。
大差ない、とはいえEleafが誇る定評のある機能はそのまま!
サイズは大きくもなく、小さくもなく。
今までのEleafデュアルバッテリースターターとあまり変わりないサイジングですが、丸みを帯びたフォルムが持ち易いと感じます。
カラーバリエーションは全5色。
基本的にはパネル部分のみの違いですが、水色(Skyline Numen)のみフレーム部分が銀色です。
それ以外のカラーのフレーム部分はブラックで、レジンパネル部分と甘いざー部分のカラーが異なるのみです。
それではディティールなどのより詳細を見ていきます。
スペック
サイズ | H 134.5 × W52 × D27mm ・アトマイザー φ28mm×56.5mm ・MOD H 83 × W52 × D27mm |
重量 | ・アトマイザー 64.7g ・MOD 145g |
出力モード | VW / Bypass /TC-Ni/Ti/SS/M1/M2/M3 mode |
ワット数範囲 | 1.0 – 160W(20Wまでは0.1Wステップ、以降は1Wステップ) |
MOD許容抵抗値 | 0.05~3.0Ω |
リキッド容量 | 6.5ml |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー(調整可) |
コイル | プリメイド交換式(HW head) |
充電ポート | microUSB(DC 5V 2.5A) |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー |
保護機能 | ・バッテリー過充電保護 ・バッテリー過放電保護 ・過電流保護 ・自動カットオフ(10秒) ・ショートサーキット保護 ・バッテリー逆挿し保護 ・バッテリーバランス充電機能搭載 |
公式ページ | https://www.eleafworld.com/istick-mix-with-ello-pop/ |
パッケージ・内容品
いつもの、という印象のEleaf共通デザインのパッケージ。
内容品一覧
- Eleaf iStick MIXテクニカルMOD
- Eleaf ELLO POP アトマイザー
- アトマイザーコイル(HW-M2 / HW-N2 Head )
- アトマイザー予備パーツ(Oリング一式、ガラスチューブ)
- microUSBケーブル(USB-C)
- ユーザーマニュアル(日本語)、ワランティーカード、アテンションカード
バッテリーとアトマイザー、それぞれのマニュアルには日本語表記もあります。
iStick MIX テクニカルMODの詳細
レジンパネルの鮮やかなマーブル模様の18650デュアルバッテリーMOD。
だと思っていたんですが、裏面はめちゃくちゃメタリックです。
表面はマーブル模様のレジンパネル。
マットで、すべすべとした感触の触り心地の良い質感。
プリントではなくリアルなレジン樹脂製で、パネルのチリや処理など荒さは感じません。
最近、このようなデザインのMOD増えましたね。流行りなのでしょう。
反対面もレジンなのかと思いきや、全く違うデザインです。
メタリックな網目模様?個性的なルックス… このパネル部分はIMLという技術で作られているようです。
MLとは
金型の中に機能や絵柄を印刷したフィルムをはさみ、そこに溶けた樹脂を流し込むことで成形と同時に機能や絵柄を樹脂に加飾する、画期的な「成形同時加飾技術」です。
高精細、耐摩耗性、高還元性の機能を付与するサンドイッチプロセス
高度な技術なのだと思いますが、素人目にはメタリックな派手パネルにしか見えません。
ただし、耐摩耗性に優れているということなので、ガシガシ使えそうなのは良いことです。
アトマイザー搭載部は510スレッド。
スクリング式のオートアジャストコンタクトには、金メッキ処理がされています。
アトマイザー取り付け部分はほんの少しですが、MOD上部から出っ張っていて、MOD上部とアトマイザーの底が擦れて傷がつきにくいように配慮されています。
操作するためのボタンや液晶パネルは本体側面に集約されています。
一般的な3ボタンMODと言われる配置です。
パフボタンは円形で、3つの縁が描かれた大きなもの。
本体を握ったとき、自然と親指または人差し指が来る位置にセットされています。
このボタンは金属製で、本体側面部分と同じ質感のものが用いられています。
しっかりしたクリック感で、遊び(がたつき)が少なく、クリックの感触は悪くありません。
サブボタンにも本体側面部分と同じ質感の金属製ボタンが使われています。
本体底にはバッテリーベントホールを備えています。
また、レジンパネル側はマグネット式で着脱可能、底部の継ぎ目からパネルを外すことができます。
パネル内部には2本の18650バッテリーを収納可能です。
バッテリーはシリーズ(直列)接続。
内部のリボンを巻きつけて収納することで、バッテリーの取り出しが容易に行えます。
iStick Mix本体には充電用のUSB TYPE-C端子を備えています。
USB-C端子は裏表の方向がないのでストレスなく挿入可能です。
ただし、双方向性はなく、この端子からの給電はできません。
バッテリーの充電は本体で可能。
最大2.5Aの急速充電と、バッテリーバランス充電機能を搭載。
収納したバッテリーを素早く、そして2つのセルを均等に充電することができるのが特徴です。
ELLO POPアトマイザーの詳細
超ユニークなルックスのクリアロマイザーです。
デザインは好き嫌い分かれるところだと思いますので多くは語りませんが、初見昭和な時代のコップを思い出しました。
個人的にはレトロなデザインだと感じます。
中身はELLOの名前の通り、Eleaf ELLOシリーズのアトマイザー共通で、HW headを搭載可能な爆煙クリアロマイザーです。
付属コイルは2種類
- HW-M2(0.2Ω / 40-90W)パンチング
- HW-N2(0.2Ω / 40-90W)メッシュ
このコイルは同じくEleafがリリースしている iJust21700に付属のコイルと同一のものです。
新設計のコイルは、リキッド漏れを防ぐだけでなく、セルフクリーニング機能を搭載しています。
かなり長期間リキッドを入れたままにしても漏れることはありません。
コイルの底部は、ミストの結露を完全に吸収するためのマルチエアホールで設計されている徹底したデザイン。
そして、コイルのウィックには吸湿性材料として新しい多孔質コットンを使用しているので、リキッドをより完全かつ迅速に吸収します。
個性的なガラス部分の模様はゴムのように弾力のある素材が巻かれたようになっています。
弾力があるのである程度のガラス保護を兼ね備えたものになっています。
かっこいい、のかな?少なくとも滑り止めにはなるのでガラスが外し易いです。
利便性の高いトップフィルデザイン。
今までのスライド式トップキャップから一歩進化した構造で、チャイルドロック兼用のロック機構付き。
トップキャップをスライドさせるときは、キャップを上に引っ張ってからでないとスライドさせることができません。
スライド式のみだと不意に開いてしまう心配がありましたが、持ち上げ式ロックがついているので安心して携帯できるようになりました。使い方
使い方はEleaf系のテクニカルMOD共通です。
- 電源ON/OFF パフボタン5クリック
- ボタンのロック サブボタン同時長押し
- 液晶画面反転 電源OFF時にサブボタン同時長押し
- モード切り替え パフボタン3クリック
- 設定メニュー パフボタンとサブボタン(+)同時長押し
- ワット数を調整する:
VWモードでは、+/-ボタンを押すとワット数を調整できます。 +/-ボタンを押し続けるとワット数が急激に増減します。
TC(Ni、Ti、SS、TCR-M1 / M2 / M3)モードでは、まずファイヤーボタンを4回連続して押し、+/-ボタンを押してワット数を調整します - 温度を調節する:
TC(Ni、Ti、SS、TCR-M1 / M2 / M3)モードで+/-ボタンを押すだけで温度設定を増減できます。
アイコンメニュー付きの最新ファームウエア。
もちろん、ファームウエアアップデートにも対応しています。
設定メニューでモードや各種設定変更が可能です。
- EXIT
- Coil 抵抗値ロック(温度管理モードでのみ表示)
- SUBPARAMETERS
Puff/vaping time/voltage 液晶画面に表示されるサブパラメーターの変更 - Stelth mode ステルスモードのOn/Off
- Preheat プレヒート機能 Power(ワッテージ)とDuratiom(時間) 温度管理モードではOFF
- TCR M1,M2,M3でのTCR値の設定(M1-3でのみ有効)
- Timeout Duration 自動カットオフの温度設定(5s,10s,15s,Off)
- LOGO ON/OFF
- Versionハードウエアとファムウエアのバージョン表示
- Batteryバッテリー電圧の表示
感想
ELLO POPに関してはほぼ見た目だけの違いで、今までのELLOシリーズと変わりありません。
しかし、新設計のコイルはなかなか良い出来なので、普通に爆煙を楽しめるでしょう。
iStick Mixは、機能的にはLexiconなど過去のEleafデュアルバッテリーMODとそこまで変わりないので、見た目が気に入ればという製品ですね。
ただ、過去の製品と比べればコンパクトにも感じるので悪くないとは思います。
でも、そこまで進化はしていないんですよね。
今までの製品を持っていないのであれば検討しても良いと思いますが、買い増しや買い替えは見た目に惹かれなければしなくても良いのではとも思います。
まとめ
USB-Cの採用や2.5A急速充電、バッテリーバランス充電など新機能は搭載されているものの、機能的には今までリリースされたEleafデュアルバッテリーMODとあまり変化はありせん。
それどころか最大出力は160Wと、一時期の最大出力競争の時よりダウンしています。
しかし、これは安全性などを配慮した結果だと思いますので逆に好ましいぐらいです。
要は、機能的には進化は少ないので、見た目で選んでねという製品です。
この製品だけ、というよりもVAPEデバイスが全体的にそうなってきていて、機能的にはほぼ頭打ちです。
ただ、安全性に関係する部分(バッテリーバランス充電)などはしっかりと実装されてきているので、その部分を進化と感じられるかどうかも大きなポイント。
もちろん、機能には定評があるので見た目が気に入ればアリだと思います。
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→ Eleaf iStick MIX Kit 160W with ELLO POP Atomizer [Vape Sourcing]
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