【aspire TIGON レビュー】MTLとDL両方に対応したチューブタイプスターターキット

aspire TIGON KIT レビュー

こんにちは、Hiroです。

300近いスターターキットをレビューしてきましたが、実際触ると端々に良さを感じる優れた製品です。これめちゃくちゃ美味しいです!

一見するとめちゃくちゃ地味な製品ですよね。

一見売りが全くないシンプルオブシンプルなルックスのチューブスターターキット。
この製品で、メーカーサイトの説明や、写真を見ただけでは魅力が全くわからないですが、素晴らしい製品です。

 

aspire(アスパイア)のVAPEスターターキット、TIGON KIT「タイゴン キット」のレビューです。

aspireが新たなチューブタイプスターターキットをリリース。

MTLとDL両方に対応したオールマイティーな使い勝手だけでなく、ルックスにも優れた製品です。

このスターターキットの特徴

  • DLとMTL両方に対応したオールマイティーなニーズに対応
  • 使い勝手の良い容量とサイズ感のチューブタイプスターターキット

商品提供:ベプログshop

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べプログショップ

aspire TIGONの詳細

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Aspireのチューブタイプスターターキットです。

チューブ(管、筒状)形状のシンプルなスターターキットで、名前の『TIGON』とは、父がトラで母がライオンの雑種を表すものです。

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キットの性能面での特徴はというと、このTIGONには2種類のコイルと2種類のドリップチップが付属して、MTLとDL両方に対応しているのが特徴です。

  • MTL用コイル TIGON (1.2Ω / 10-12W)Ni80
  • DL用コイル  TIGON (0.4Ω / 23-28W)Ni80

つまり、何かに特化しているのではなく、オールマイティーに使えるチューブスターターという位置付けの製品です。

チューブタイプのスターターキットはどちらかに秀でているものが多いのですが、Tigonはどっちでもいけますよという汎用性が魅力です。

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また、バッテリーとアトマイザーがセパレート(別れる構造)なので、それぞれを別々に単体でも使えるようになっているのも使い勝手が良い特徴ですね。

キットとして使うのに飽きてしまっても、バッテリーに別のアトマイザーを付け替えて使うことも可能です。もちろん、別のバッテリーにアトマだけ乗せる事もできます。

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またデザインの特徴はというと、aspireブランド製品として仕上がりのクオリティーが良いのはもちろん、ルックスにもこだわった仕上がりになっているのが印象的です。

シンプルで上質さを感じるデザイン。

アトマイザー部分のローレット加工は実用性とデザインを兼ね備えたディティールになっていて、ロゴなどの主張は少なく、スタイリッシュな仕上がりです。

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サイズ感は若干大きめ( H 142×φ24.5mm)で重さ(144.7g)も若干重たいのですが、それに応じてバッテリー容量が大きく(2600mAh)、リキッド容量も多めに確保(3.5ml)されているので、実用するのに適した大きさです。

出典:aspire

カラーは4種類。バリエーションが豊富とは言えないものの、定番カラーを網羅したラインナップです。
《 StainlessSteel(シルバー)、Blue(青)、Rainbow(レインボー)、Black(黒)》

スペック

出典:aspire

実はこのTIGON、通常版とTPD対応版の2種類がラインナップされていて、バッテリーのサイズも異なるバリエーションが存在します。

直径や全長が異なるので、サイズの好みに合わせてセレクトできます。

今回レビューするのは通常版(バッテリーφ23mm)の方です。

サイズH 142×φ24.5mm(バッテリー部φ23mm)
重量144.7g(実測)
出力モードBypass
リキッド容量3.5ml(TPD版は2ml)
リキッドチャージトップフィル
エアフローボトムエアーフロー(調整可)
コイルプリメイド交換式(Tigon Coil Ni80)
充電ポートmicroUSB(DC 5V 1A)
バッテリー内蔵2600mAh(TPDバージョンは1800mAh)
保護機能・自動カットオフ(10秒)
・ショートサーキット保護
・バッテリー低電圧保護
・過充電保護
・過加熱保護
公式ページhttps://www.aspirecig.com/aspire-kits/aspire-kits551.html

出典:aspire

パッケージ・内容品

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パッケージのデザインはaspireらしいブラックカラーのシックなデザインに上質さを感じます。

ロゴは箔押しで製品写真部分は光沢があるのにそれ以外の部分はマットな質感の凝った印刷で仕上げられています。

背面には偽造防止ステッカーも貼られています。

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内容品一覧

  • aspire TIGONバッテリー本体
  • aspire TIGON アトマイザー本体
  • アトマイザーコイル(TIGON 1.2Ω / TIGON 0.4Ω )
  • アトマイザー付属品(予備Oリング、ガラスチューブ、ドリップチップ)
  • microUSBケーブル
  • ユーザーマニュアル(英語)、ワランティーカード

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マニュアルは英語でのみ記載されていて、日本語やその他の言語は用いられていません。
しかし、図解入りなのでおおよその使い方はわかりやすく配慮されています。

Tigon Tank アトマイザー

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まずはアトマイザー部分から見ていきます。

付属アトマイザーはTigon Tankです。

この製品は、キットだけでなく単体でも販売されているモデルなので、アトマイザーのみで購入する事もできます。

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特徴的なのはタンク部分の仕上がりで、バブルチューブ(一部が盛り上がったガラスチューブ)を用いていないデザインながら、タンク部分のパーツがベース部分より直径が大きなデザインで、タンクの容量を引き上げるだけでなく、デザインも個性的に。

タンク部分のローレット加工は、分解の際の滑り止めとしてだけでなく、デザイン的にも意味のあるディティールです。

ちなみにサイズはベース部分がφ23mm、タンク部分がφ24.5mmです。

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DLとMTL両方に対応したクリアロマイザー、2種類のドリップチップが付属します。

  • MTL向け(写真左) 内径6mm → 4mm(テーパード)
  • DL向け(写真右)  内径6mm → 7mm(途中で拡大)

デザインの違いではなくスペックが異なるので、用途(コイル)に応じて使い分ける付属品です。

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リキッドチャージは便利なトップフィル方式です。

トップキャップの構造が複雑で、キャップ部分を上に持ち上げてロック解除し、側面の水滴マーク部分をスライドさせてリキッドチャージする仕様です。

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スライド式の便利さとロックできる確実性を兼ね備えた優れた方式です。

スレッドロックよりも手軽で、単純なスライド式などよりも不意にキャップが開いてしまう事もなく使用できます。

リキッドチャージホールは長穴形状で若干小さいものの、スポイトボトルなど注ぎ口が太めのものでも問題なくタンクにリキッドを注ぐことができます。

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タンク部分は、一部がコイルで保持されているデザインではなくて単体で成立するタイプ。

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なおかつ、ジュースチャンネル部分にはシャッター式開閉機構が備わっていて、コイルを外すとシャッターが自動で閉じるようになっているので、タンクにリキッドが満タンに入っていても問題なくコイルの交換が可能です。

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今までにない画期的な構造ですね。
タンクにリキッドが残っていても、今までの構造よりも確実にコイルの交換が可能です。
コイルを取り付けるとシャッター部分が開く仕組みです。

シャッターによって、コイルをつけない状態でタンクにリキッドを注いでも全く漏れることはありませんし、タンクを逆さまにせずにコイルを取り付けたり外したりを繰り返しても漏れません。

素晴らしい構造です。

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このタンクは3つのパーツ(ベース、ガラスチューブ、トップキャップ)で構成されています。

トップキャップとベースパーツは複雑な機構ながら、分解はできない構造です。

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ボトムエアフローホールは、5つの小さい穴とは別にオーバル型の大きな穴も空いていて、DLとMTL両方に対応したドローを提供します。

ドローはコイルのエアホールにも左右されるのですが、DLコイルで全開だとそこそこ軽いDL向けドロー、MTLコイルだとタイトなドローまで絞れます。

ボトムエアフロー構造で気になるリキッド漏れですが、環境によりけりだと思いますが特別漏れやすいい印象はありません。

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コイルはTigon専用コイル。

Aspireが今までリリースしたクリアロ用プリメイドコイルとは違って、タンク部分に差し込む形状のデザインです。2箇所のOリングでタンクに接続される仕様です。

  • TIGON (1.2Ω / 10-12W)Ni80
  • TIGON (0.4Ω / 23-28W)Ni80

二クロムワイヤーを採用。それぞれコイルの巻き径も異なる専用コイルです。ジュースチャンネルの大きさは同じですが、中のウィックの量が明らかに異なっています。

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コイルの内径、エアフロー部分も異なっていて、コイルによってドローも変わる仕様。
それぞれDLとMTLに特化したコイルデザインです。

実際使ってみるとかなり味に優れたコイルなのですが、MTLコイルはドライヒットしやすく、DLコイルは細かいスピッドバックが多いという欠点もあります。

Tigon バッテリー

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キット付属のバッテリーはTigonバッテリーです。単体販売の設定はなく、スターターキット付属品専用です。

シンプルなワンボタンのチューブ型バッテリーで、Tigon Tankに合わせた質感とシンプルなデザイン。

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アトマイザーと同じくクオリティーの高い仕上がりで、塗装の仕上がりもよく、シンプルが故に上質な仕上がりを感じさせる完成度。

ボディー下部には誇らしげにaspireのロゴがプリントされています。

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ボディーに唯一配置されているボタンで、本体の電源操作やパフ操作を行います。

このボタンを一つとっても写真からもいかにクオリティーが高いかお判りいただけるのではないかと思います。

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このボタンにはLEDランプが搭載されていて、ボタンの周囲が光るギミックに。

ピンク:3.8v以上 :3.8~3.5v :3.5v以下

バッテリーの状態を表示するインジケーターとしても機能します。

他メーカー製品でも取り入れられている仕様ですが、aspire TigonのLEDインジケーターは光度も十分で、他の製品に比べて見やすい印象です。

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ボタン裏面にはバッテリー充電用のmicroUSB端子を備えています。

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充電中もLEDランプがバッテリー残量に応じた色で点灯します。充電電流は1Aに対応。

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アトマイザー取り付け部には510スレッドを採用。

金メッキ加工されたポジティブピンはスプリング仕様で、一般的なテクニカルMODと同様のディティール。

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φ23mmのボディーには、23mmサイズのアトマイザーがジャストフィットします。

もちろん、Tigon以外のアトマイザーを搭載する事もできます。

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概ね好印象のTigonバッテリーですが、唯一気になるのが底部分にベントホールが無い点です。

メーカーWEBサイトや説明書には記載がない他の部分で安全性が確保されているのか?
いざという時には裏蓋が吹き飛ぶようになっているのか?

ベントホールが配置されていないのであれば、仕様の詳細を記載しておいて欲しいですね。

TIGONの使い方

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使い方はシンプルで、5クリックで電源操作、電源オン時にパフボタンを押してパフ操作のみです。

  • 電源ON/OFF… 5クリック(スイッチを5回連続で押す)
  • Vaping…  ドリップチップを咥え、パフボタンを押しながら吸い込む

実際に使ってみると、立ち上がりがめちゃくちゃ速い!

昔K4というaspireのチューブスターターがあって、その製品もかなりズバッとたちあがったのですが、このTigonはそれ以上。パフした瞬間にミスト出ている印象です。

感想

地味で派手さのない製品ですが、これがかなり良い製品でした。

真面目なものづくりをしているaspireの良さが滲み出るプロダクツ。モノの良さを感じさせるディティール。

まず、見た目がシンプルでかっこいい。
そして、隅々までこだわったディティール。タンクのシャッター機構などその最たるもので、ユーザーの使い勝手にフォーカスした製品に。

そして味、aspireと言えばもっと知名度があるクリアロがメジャーなので、Tigonはイマイチ話題になっていないいんしょうがありますが、コイルの出来がめちゃくちゃ良いです!

DL用コイルもMTL用コイルも完成度が高くて、aspireの有名アトマよりも濃く、ダイレクトにリキッドの味わいを楽しめます。
このコイルかなり良くできてます。重要だから2回言いました。

ミストがウェットでドリッパーライクとはまさにこの事。
濃い味が好きなユーザーは気にいるであろう味の傾向ですね。
ただし、ロングパフだとVG60:PG40程度のリキッドでもドライ気味になりやすいので注意が必要です。

チューブスターターに魅力を感じない場合は、Tigon Tankだけでも使う価値あります。
下手なRBAアトマを自分でビルドするより全然美味しいです。
さらにDLコイルを推奨ワッテージ(23-28W)以上、35W程度(3.8vぐらい)で使うとさらにワンランク上の味わいで楽しめます。

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なぜこんなに優れているのに話題になっていないのか?
一つはサイズがでかいからでしょう。
直径23mmで長さも長いボディーは、メカチューブ並みのサイズ感。
これはでかい…
そして、地味ですよね。イマイチ目立たない。

でもかなり良い製品です。これは参りました。

まとめ

aspire TIGON KIT レビュー

一見地味でわかりやすい謳い文句がない製品に見えるのですが、作りの良さ・仕様・味すべてにおいて満足感が高く仕上がっているのがさすがaspire!という完成度の高さを感じさせる製品です。

DLもMTLも両方楽しめる。

オールマイティーなチューブスターターとして一つの完成形言っても良いほど優れた製品です。これはマジで美味いです!

コメント

  1. ネギ より:

    初めまして。
    レビュー楽しく読ませていただきました。

    私は半年前からVapeを初めて
    現在PicoBabyを使用しています。
    先日、初めてベイプショップに行きリキッドを試飲させていただいた際、とても味がハッキリ出ていて衝撃を受けました。
    その時はpico75wにフリークショウというアトマイザーでした。

    教えていただきたいのですが
    今新しく購入を考えていて
    ピコラス2とTigonで迷っています。
    どちらが味がしっかり出る機種でしょうか。

    • はじめまして!VAPE楽しんでおられますね。
      どちらもしっかりと味は出ますよ。どちらを買っても後悔はされない良い機種だと思います。
      どちらもDLとMTLに対応していますが、Tigonの方がよりドローの軽いDL向けという印象です。
      あとはルックスの好みと大きさも違いますので使い勝手も考えてみてはいかがでしょうか。

      • ネギ より:

        返信ありがとうございます

        味は両方ともいいのですね
        楽しみに色々調べながら購入したいと思います!!

  2. もくもく より:

    こんにちは
    これからベイプを始めようと思っています。爆煙に興味があり、アスパイアK4を調べているうちにタイゴンを知り、こちらにたどり着きました。
    好評価のようなので、このスターターで決めようかと思っているのですが、色々調べているうちにリビルドにも興味が出てきてしまいました。
    レビューには、このバッテリーに別のアトマイザーを取り付けて使用出来るとありますが、リビルド系のアトマイザーは使用可能でしょうか?
    とりあえずタイゴンを使って、後々のステップアップでリビルドを考えています。
    なんの知識もなく、的外れな質問かもしれませんが、よろしくお願いします。

    • はじめまして!
      VAPE楽しいですよ^^

      さて、Taigonですが、RBA(リビルド可能アトマイザー)ももちろん搭載可能です。
      しかし、ご覧のようにTigonにはディスプレイ非搭載のため、抵抗値の計測ができません。
      ですので、ビルドの際には別途オームメーターが必要です。

      そのため、一つで全てを兼ねたい&テクニカルMODをオームメーター代わりに使いたいのであれば別のスターターキットもしくはTigonアトマイザーだけが良いのではないでしょうか。

      (例)Tigonアトマイザー単体istick pico 21700など

      もちろん、Tigonはビルドや手間なく美味しいので、最初の一歩としては良いと思いますよ!
      じっくり考えてみてください。