Yachtvape「ヨットべイプ」のVAPEアトマイザー、Claymore RDA「クレイモアドリッパー」のレビューです。
全長20mm以下の超コンパクトなRDL~DL対応ドリッパー!
それなのにビルドの自由度は高い「遊べる」アトマイザーです。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
Yachtvape Claymore RDAとは?
Yachtvapeのアトマイザー、Claymore RDA「クレイモアドリッパー」です。
新たなブランドから、22mmショートハイトでルックスに拘ったシングルコイルドリッパーが登場しました!DTL~DLをターゲットにした製品です。
Yachtvape Claymore RDAの特徴
- 直径22mmサイズのコンパクトなシングルコイルドリッパー
- トップtoサイトエアフロー構造
それでは、Claymore RDAの概要から見ていきましょう。
直径22mmサイズのコンパクトなシングルコイルドリッパー
ドリップチップ・スレッドを除くと20mm以下、超背の低いドリッパーです。
デザインもかなり良いですよね!このイメージ画像だけで「おっ!」と思わせる魅力がある製品ではないでしょうか。これは期待できそうですよ!
トップtoサイトエアフロー構造
小さいのに機構にも拘っていて、トップtoサイドエアフロー構造です。
このメリットは、コイルサイドからコイルにエアーを供給できるのに、取り込み口は上部にあるので、ジュースウェルにたっぷりとリキッドを保持しても、リキッドが漏れにくいなどが考えられます。
カラーバリエーション
カラーはオーソドックスな色展開の4色です。
SSとsilverの違いはフィニッシュ(磨き・マット)です。
アクセサリーが豊富で、7種類のカラードオプションが用意されています。(別売)
スペック
直径 | 22mm |
全長 | 19.5mm(510スレッドとドリップチップを除く) |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510DT |
コイル | RBA シングルコイル |
エアフロー | トップtoサイドエアーフロー |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Yachtvape Claymore RDA アトマイザー
- 予備パーツ(Oリング・デッキネジ)
- エクストラパーツ(ドリップチップ・BFピン)
- ツール(プラスドライバー)
ビルドパーツ(コイル・コットン) - ユーザーマニュアル(英語)
Yachtvape Claymore RDAの詳細
ビューティーリング無しだとイメージ違います、今までにありそうでなかったデザイン。
ガイドラインは某ハイエンドのようですが、ステップダウンされたトップキャップにオリジナリティーを感じます。個性的でシンプルなフォルム。
デッキはシングルコイル特化、4スレッドなのはコイルの巻き方向関係なくクランプできる機構で、他の製品・他社製品でもよく用いられる構造です。
RDAならではのシンプルなパーツ構成、ビューティリング合わせて5pcsです。
ドリップチップ
510DT仕様、汎用品もセット可能です。
ただし、取り付け部の形状的に、細身のものだとデザイン的にミスマッチです。
とはいえ、MTL向けのアトマイザーとは言い難いですから、性能的に問題ないでしょう。
付属品は2種類、どちらも樹脂製です。RDL~DLにマッチしそうなスペックのものです。
トップキャップ
2pcsのトップキャップ、AFCでドロー調整可能です。
MTLできなくもないですが、向いてはいません。
RDL~DLにマッチします。
デッキに対するポジションは固定式、凸凹を合わせて取り付けます。
チャンバートップはドーム状。
ポジティブピン
ゴールド仕様のポジティブピン、スコンクピンも付属します。
デッキポストの固定ネジ兼用。
デッキ
定番デザインの2ポスト・4スレッドのシングルコイル専用デッキ。
ポスト感に余裕があるので、かなり内径の大きなコイルやクラプトンなどゴツめのコイルでもビルドできるようになっています。
デュアルコイルビルドできなくもないですが、エアフローデザイン的に最適ではありません。両サイドのエアホールから、トップ→サイド→トップに空気が導かれるデザイン。
上部から取り込まれた空気は、ガイドを通ってデッキエアホールから供給されます。
ジュースウェルはそこそこ確保されており、両サイドはコットンレッグをセットする場所。
スコンクMOD使用時にも、ジュースウェル底より一段上がった部分から供給されるので、ジュースウェルにリキッドが保持できます。
Claymore RDAのビルド
それではビルドです。
クラプトン前提っぽいでサインですが、エアホールを絞ればRDL向けのワイヤーコイルでも美味しく吸うことができるアトマイザーです。
とりあえず24ゲージで様子を見てみるのが良いのではないでしょうか。
そう思いながらファーストビルドしてみると、単線でもしっかりクランプしてくれるデッキデザインです。気を使うことなくラフにネジを締め込むだけでしっかりと固定できました。
コイルの巻き方向も関係ないので、非常に楽ですね!
コイルボトムから空気を導いてマジックフレーバーを狙います。
ショートハイトなドリッパーですが、チャンバースペースに余裕があるのでコイルの高さを色々変えて楽しむことができるアトマイザーです。あえてコイルジグマウントを設けていない、そのような設計者の意図を知ることができます。
しかし、ビルドに不慣れだと、「ドンピシャでこの場所!」という親切さがないので難しく感じるかもしれませんが、ビルドを試行錯誤する楽しみは残されています。
あとはコットンを通してレッグを落とすだけです。
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
個性的かつ見た目が良い!ビルドする楽しさも!!
デザインもよく、仕上がりのクオリティも良い。かなり良い製品です。
なかなか優秀です。正直初心者向けではないですが、中級者以上なら気に入ると思います。
ビルドは簡単なのですが、親切ではありません。
コイルをここにセットしたら、メーカーの狙い通りの味が出ます!という製品ではなく、ユーザーが「試行錯誤」する余地を残しています。
そういう意味では「楽しめる」アトマイザーではあります。
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