VAPJOY(バプジョイ) のベイプアトマイザー、HITMAN RDA「ヒットマン」のレビューです。
エアローはサイドエアフローで、昨年から流行っている両側からエアーを取り込み、コイルボトムから供給するダイレクトフロータイプで、コイル対応は基本的にはシングルコイルに対応しています。
SeVen 4 VApeがデザイン。メーカーサイトにはメカニカルに搭載された写真が掲載されています。
それでは早速レビューしていきます。
商品提供:GearBest
VAPJOY HITMAN RDA のパッケージと内容品
変わったパッケージングです。レザーケースをパッケージに用いています。
背面には”HITMAN”のロゴマークが入ります。
製品偽造防止のスクラッチ式のコード入りステッカーがレザーに直接貼られているのに少々違和感を感じてしまいます。
内容品一覧
- HITMAN RDAアトマイザー本体
- 予備パーツ(Oリング一式、イモネジ)
- プリメイドコイル(クラプトン)
- ビルドツール
ビルドツールとプリメイドコイルが同梱されているので、コットンだけ別途用意すればすぐに使うことができるパッケージングになっています。
VAPEアトマイザー VAPJOY/HITMAN RDA の詳細
VAPJOYがリリースしたリブルタブルドリッピングアトマイザー。HITMAN RDAは24mmサイズで背の低いアトマイザーです。
HITMAN RDAのスペック
直径 | 24mm |
高さ | 39mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 専用トップキャップ一体型 |
コイル | RBA シングルコイル |
エアフロー | サイドエアフロー エアフロ調整可能 |
素材 | Stainless Steel PEEKインシュレーター PEIドリップチップ |
BF対応 | × |
色 | Silver/Ultem |
全高は510スレッドを除き、露出部は34.16mmでした。
HITMAN RDAを分解してみました。
軽く分解してみます。ドリッパーなのでパーツ点数は少なく、写真左から、デッキ/スリーブ/トップキャップ で構成されており、全3パーツです。
HITMAN RDAのドリップチップ
トップキャップ一体化のドリップチップはウルテム製です。ウルテムを用いていて、耐薬品生を考慮しながら、見た目にもこだわっています。トップキャップ一体構造のため、汎用品を使うことはできません。内径8→9.4mm(逆テーパーデザイン)
HITMAN RDAのキャップとエアフロー構造
エアフローデザイン。サイドエアフローで、スリーブとデッキに同じ形状にエアホールが設けられ、このホールの合わせ具合でドローを調整することができます。ホールは左右につづつ空いています。
トップキャップ裏はドーム状デザインを採用しています。スリーブはかなり軽く、ステンレスではない重量感で、アルミもしくは軽い合金だと思います。
HITMAN RDAのデッキ構造
デッキは昨年流行したHadaly RDAをはじめとする両サイドから取り込んだエアーが上部に向かって集合するデザインです。この種のエアフローデザインは今は定番の一種に数えられるまでになりました。
デッキは2ポール2スレッドデッキ。基本的にシングルコイル前提のデッキになりますが、強者はデュアルビルドもいけてしまいそうなデッキです。
イモネジが斜めに入っていくのが個性的です。シングルコイルにしては空間が広すぎるようにも感じますが、そこは使って見ないとわかりません。ジュースウェルは十分に深く、相応量のリキッドを保持することができます。
ポジティブピンには金メッキが施され、通電性アップと、腐食を防ぐ仕様になっています。このネジはデッキのポジティブ側ポール固定ネジとしても持ちられているので、出っ張り具合を調整することはできませんが、これだけ出ていればメカニカルハイブリッド接続MODの使用にも耐えうると思います。ハイブリッドで使う場合にはご自身での確認をお忘れなく。
VAPEアトマイザー VAPJOY/HITMAN RDA をビルドしてみました。
さて、ビルドです。ビルドの前に空吸いして見たところ、全開でもそこまで軽いドローではなかったため、基本的にはDL運用ですが、あまり熱量の高いコイルを用いる必要もないかな?と感じました。
コイルレッグ固定のイモネジは六角レンチで緩めることができます。
ビルドはカンタル24G 2.5mm 6ラップで巻いてみました。3.0m径でいこうと思いましたが、なんとなく2.5mmで巻いて見ました。
コイルを設置した段階でかなり空間的にさみしいなと感じてしまいます。コイルの高さはエアフローホールより若干高めに設置しています。
ウィッキングはエアーの流れを妨げないように気をつけてビルドしました。
VAPEアトマイザー VAPJOY/HITMAN RDA を使ってみました。
LOST VAPE/THERION DNA75C (18650デュアル)
Vaporesso/NEBULA MOD(26650シングル)
Eleaf/ASTER?(18650シングル)
◎価格
$40以下で購入可能です。made in chinaのパーツ点数の少ないRDAとしては若干高いと感じます。流通が少ないせいかもしれません。
◎見た目とクオリティ
何より大きく入った HITMAN ののロゴ文字が主張してきます。
入っていなければそれはそれでロゴ無しだと間延びしたデザインなので、デザインに工夫が欲しいところです。
◎機能面と運用性
機能面は普通のサイドフロードリッパーです。
付属品が少々寂しく、810DTもしくは510DTアダプターもしくは対応トップキャップ及び、BFピンの付属が欲しいところです。
運用性でも別段優れた部分はありませんが、ビルドはかなり楽です。
◎ドロー
ルックス的にもDL運用ユース向けです。
だだし、シングルコイル前提なので、極端に軽いドローで、爆煙ユースには向きません。
中途半端といえば中途半端ですが、欲する人にはちょうど良いドローだと思います。
◎ミストの質感と味の傾向
構成やデッキからあまり期待していなかったのですが、シングルコイルのダイレクト系サイドフローとして他の機種に劣っている部分はありません。
ミストの質感は柔らかで、細かい系のミストでありながら、甘みがぐっと引き立っており、個人的にはスイーツ系のリキッドにあっていると感じます。甘みが引き立ちながら上品な味に感じる機材です。
VAPEアトマイザー VAPJOY/HITMAN RDA のまとめ
機能や価格でのアドバンテージがなく、ルックス的にも秀でているとは思えませんが、味はかなり良いと感じました!!デュアルほどミスト量はいらないけど、それなりに軽いドローで、運用したいニーズを満たす製品です。
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