Cool Vapor クールベイパーのVAPEアトマイザー、Arthur RDA アーサーのレビューです。
見た目が個性的!アーサーの名の通り、アーサー王伝説をモチーフに、王冠のようなトップ部分が特徴的です。
Keneddy RDAのようなボトムエアフローのデュアルコイルドリッパーで、エアフロー調整可能な性能も魅力です。
それでは詳細をレビューしていきます。
商品提供:HEAVEN GIFTS
VAPEアトマイザー Cool Vapor/Arthur RDA のパッケージと内容品
クラフト感溢れるパッケージデザインは以前レビューした同社のアトマイザー、LAVA 510 RTAと共通のイメージ。
内容品一覧
- Arthur RDA アトマイザー本体
- スペアパーツ(Oリング、デッキネジ)
- 工具(デッキ分解用U字、六角レンチ)
提供先のWEBサイトにはマニュアル同梱の記載がありますがマニュアルは付属しませんでした。
VAPEアトマイザー Cool Vapor/Arthur RDA の詳細
Cool Vapor/Arthur RDAのスペック
直径 | 24mm |
高さ | 35.8mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | ハーフインチ(810DT) |
コイル | RBA シングルコイル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
素材 | 304 Stainless Steel |
BF対応 | × BFピン付属しません |
全長は約29mm。(ドリップチップ、510スレッド除く)
Cool Vapor/Arthur RDAのデザイン・外見
個性的なデザイン。24Kゴールドメッキとマットブラックで統一したカラーリング。ネーミングはイギリスの伝説の君主、アーサー王をモチーフにしたものか?トップ部分が王冠のようなデザインです。
外見デザインは好き嫌いあるものの、製品クオリティは悪くない印象です。
Cool Vapor/Arthur RDAを分解する
写真左から ドリップチップ / トップキャップ / デッキ。
Cool Vapor/Arthur RDAのドリップチップ
ドイツ産PEI製樹脂ドリップチップはハーフインチ(810DT)サイズで、トップキャップ側にOリングが設けられた汎用品も使える規格。
露出部の高さ7mm、外径18.5mm、内径9→12.5mm(口元でテーパー)
Cool Vapor/Arthur RDAのトップキャップ
トップキャップは3ピース構造。エクステリアデザインの肝になっている王冠のような24Kゴールドメッキパーツを本体に接続するため、キャップ本体とは別体パーツで接続しています。
キャップ裏はドーム形状。お椀のような形です。
Cool Vapor/Arthur RDAのボトムエアフロー
エアフローはボトムエアフロー。デッキ下部の4つのエアホールから空気を取り込みます。
そして、調整も可能!デッキ部分には●と▲が書かれており、これが合っている時が全閉状態で、リングを回すことでデッキのエアホールを閉じます。
写真ではわかりにくいですが、リングを回すとデッキのエアホールを無段階に調整可能。爆煙系ボトムエアフローRDAでエアフロー調整可能な機材は数少なく、貴重な存在。しかも、取り込み部分ではなく、デッキエアホールを絞れることで、空気流速アップによる味の向上も期待できそうです。
Cool Vapor/Arthur RDAのデッキ
エアフローリング以外のパーツには腐食を防ぎ、通電性を向上する機能的な意味と、ルックス的な意味から全体に金メッキが施されています。
デッキは2ポール4スレッド。クワガタの角のような形状。スレッドの高さが異なることで、コイル足の調整が簡単に。4つのエアホールはkennedyを意識したもはやスタンダードとも思えるデザイン、ジュースウェルは深く、多くのリキッドを保持できそうです。
写真左には凸、キャップには凹。これをが引っかかることでキャップの空回りを防ぎ、キャップを持ってMODから外したり、キャップをつけたままドロー調整が可能になっています。
ただし、完全に凹凸を合わせる必要はなく、キャップをラフに取り付け可能な上に、回していくと途中で引っかかるようになっており利便性に考慮していることがわかります。
コイルレッグ固定ネジは六角頭のイモネジですが、プラス頭のネジも付属します。
Cool Vapor/Arthur RDAのポジティブピン
ポジティブピンにも金メッキが施されています。デッキは圧入されており、多少の長さ調整が可能とも言えますが、締め込んだ状態で十分出ているので調整は不要に思えます。調整する場合、緩みによる事故や通電不良に十分注意します。
エアフロー部分も分解可能。付属のU字専用工具を使用してボトムパーツを外すと分解可能です。
VAPEアトマイザー Cool Vapor/Arthur RDA のビルド
デッキのイモネジは六角レンチを使って緩めることができます。
今回ビルドはカンタルA1 24ゲージ、3.0mm、5ラップです。
ボトムエアフローなので、デッキのエアーフローホール直上にコイルを設置。
片側のエアフローホールを閉じる前提で片側に寄せてビルドしました。
コットンには個人的に大好きなウィック、FiberFreaks CottonBrendを使用しました。
VAPEアトマイザー Cool Vapor/Arthur RDA をMODに載せてみる
Smoant/Charon 218W Box Mod (18650デュアル)
IJOY / Captain PD1865(18650デュアル)
VAPEアトマイザー Cool Vapor/Arthur RDA のまとめ
個性的なルックス!爆煙系ボトムエアフロー ドリッパー!
kennedyから始まる爆煙思考ボトムエアフローRDAの亜種。エアフローやポールデザインなど真新しさやオリジナリティを感じるものではないものの、独自のエアフロー調整機構などの機能性、そして個性的なルックスでオリジナリティを出しています。
基本的にはルックスが気に入ったユーザー向けの製品ですが、個人的にエアフロー調整機構が気に入ったため、機能性を求めて買い求めても満足できる逸品であると思います。
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