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OBS Engine MTL RTA レビュー|リキッドが漏れない24mmタンク

OBS Engine MTL RTA レビュー

OBS「オービーエス」のVAPEアトマイザー、Engine MTL RTA「エンジン エムティーエル」のレビューです。

トップエアフローのEngineシリーズにMTL特化アトマイザーが追加。

リキッド漏れしないメリットはそのままに、たばこ吸い(口吸い)専用になりました。

詳細をレビューします。

このアトマイザーの特徴

  • 24mmサイズのMTLアトマイザー
  • トップエアフローでリキッドリークなし

惜しい部分はあるものの、味に関してはかなり美味しいです!

商品提供:AVE40

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OBS Engine MTLの詳細

OBS Engine MTL RTA レビュー

OBSのEngineシリーズにMTL(タバコ吸い・口吸い)特化型機種が追加されました。

OBS Engineといえば、トップエアフローRTAのパイオニア的な存在で、リキッド漏れしないアトマイザーとして有名です。

爆煙スペックで超巨大なサイズだったものを、MTLユースに向けて小型化したのが今回のEngine MTL RTAです。

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デッキはシングルコイル専用で、いかにも美味しそう。

どこかでみたことのあるデッキデザインですが、それは最近発売されるアトマイザーほぼそんな感じなので気にしなくて良い部分でしょう。

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出典:OBS

カラーはSilver(銀)とBlack(黒)の2色とバリエーションは多くないものの、ベーシックは抑えたラインナップです。

それではディティールなどのより詳細を確認していきます。

スペック

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出典:OBS

リキッド容量 2ml
直径 24mm
全長 43mm
重量 47g
ネジタイプ 510
ドリップチップ 510DT
コイル RBA シングルコイル
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー トップエアーフロー(デッキボトムエアフロー)
素材 ステンレススチール
メーカー公式サイト

パッケージ・内容品

OBS Engine MTL RTA レビュー

OBSのコーポレートカラーであるイエローを使ったパッケージデザイン。

公式ページにはSilverとBlackの記載しかありませんが、パッケージには他のカラーリングもあることを匂わせる表記が。

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内容品一覧

  • OBS Engine MTL RTA アトマイザー本体
  • 予備パーツ(ガラスチューブ、Oリング、デッキプラスネジ)
  • ビルド用(コイル、コットン)
  • ユーザーマニュアル、注意書き

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マニュアルは全編英語ですが、RBA製品なので特に問題はないでしょう。

デザインとディティール

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OBS Engineシリーズとして共通性を感じるキャップ部分やボトム部分のデザイン。

デザイン的な特徴は引き継いだまま、MTLタンクとして構築した製品。

ただし、サイズはかなり小型で、巨大なサイズ感のEngine RTAと比べてかなりコンパクトです。

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ロゴの主張は強めです。

キャップ部分に大きく『Engine MTL』のエングレービング入り。

分解

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大まかに分解すると3部位に分解可能

  • ドリップチップ
  • タンク
  • デッキ

構造的には一般的なトップエアフローRTAという印象。

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出典:OBS

さらに細かく分解するとこの通り。

多くのトップエアフローRTAと同じく、タンクトップパーツが非分解式で、エアフロー構造も兼用した構造体です。

ドリップチップ

510ドリップチップが接続可能です。

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付属品は樹脂製。

見るからに太めで、510ドリップチップとは思えないルックスですが、接続部分が細くなっています。

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ルックス重視の付属品、内径5→8mm(途中で急激に広がるデザイン)とMTL用とはかけ離れたスペック。

タンク

タンクは3ピース構造です。

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3つのパーツ(ガラスチューブ、トップパーツ、トップキャップ)で構成されています。

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リキッドチャージはトップフィル。

凸凹を合わせてロックする、90度ロック式。

トップキャップ部分にはシリコンパッキンが設けられていてテンションを調整していて、キャップが程よい硬さで開き、持ち運び時に不意に開かないようになっています。

弱い力では回りませんし、かといって固すぎて開かないということもない絶妙な塩梅になっています。

スレッド(ねじ式)ロックに比べれば信頼性には劣りますが、リキッドチャージの手間を少しでも軽減する工夫がなされています。

チャンバー

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チャンバースペースはかなり矮小です。

トップエアフローホールから取り込んだ空気はチャンバーとタンクの間を通って、デッキボトムに供給されます。

  • チャンバー内径13.7mm
  • チムニー内径3mm

チムニー内径も細く、MTL向きのスペックです。

エアホール

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トップエアフローのエアホールにはAFC(エアフロー調整リング)が設けられていて、ドロー調整が可能です。

ドローのバリエーションは以下の通り。

  • 0.8mm *2(1,13mm相当)
  • 1.2mm *2(1.69mm相当)
  • 1.7mm *2(2.4mm相当)

ただし、中途半端にエアホールを開くこともできるので実際にはもっと絞ることも、中途半端に開くこともできます。

ただし、AFCとベースパーツの間のクリアランスからも空気が流入するため、ちょうだいとドローにはできません。

エアホールは2箇所(対角線上に設けられている)が同時に開く仕様で、片側のみ塞ぐことはできません。

MTLとはいうものの、タイトドローというほど重ためのドローではありません。

どちらかといえば重めのDL向きのドローです。

デッキ

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2ポスト2スレッドのシングルコイル専用デッキ。

ジュースチャンネルは大きめで、VG比率高めのリキッドにも対応できそうです。

デッキが宙に浮いているようなデザインで、デッキ下にタンクからリキッドが供給される構造です。

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デッキポストにはワイヤーガイドが設けられていて、ビルドしやすさを配慮しています。

ネジ頭が大きく、ポストとの間に隙間がないことからも、細線のクランプに適したポストデザインであることがわかります。

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デッキボトムエアフロー。デッキエアホールサイズは1.8mmです。

そのため、AFCで一番大きなエアホール(1.7mm *2 2.4mm相当)にしても、スペックほど軽いドローにはならないのはわざとなのか、設計ミスなのかは定かではありませんが、MTL RTAなので軽いドローは捨てても良いのでしょう。

それならAFCエアホールの最大径は小さくしてもらいたかった。

ポジティブピン

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ポジティブピンの出っ張り具合は実測0.77mmです。

しっかりと出っ張っています。

OBS Engine MTL RTA レビュー

ポジティブピンはフラットで、着脱することができませんが、クリアロのようなフローティング方式ではなくしっかりと固定されています。

OBS Engine MTL RTA レビュー

圧入されているのか、ピンの側面をクランプして回してみようと試みてみましたがびくともしませんでした。

分解はできないと考えた方が良いでしょう。

OBSのRBAは多くがこのようにポジティブピンが分解できない構造になっています。

使用例

OBS Engine MTLのビルド

OBS Engine MTL RTAのビルド3

ビルドですが、ポストデザインからも分かる通りかなりやり易いです。

Ni80 , 26ゲージ , 3.0mm軸 , 5巻

OBS Engine MTL RTAのビルド2

ネジの頭が大きく、かつポストとの間に隙間がないので、細線でもワイヤーが逃げることを着せずにしっかりと挟み込んでくれます。

OBS Engine MTL RTAのビルド4

コイルはエアホールの直上にセットしました。

OBS Engine MTL RTAのビルド5

ウィックはジュースチャンネルの上にふわっと乗せるだけにしました。

これで漏れもしないのは当然ですが、ジュルることもありません。

コイルビルドもウィッキングもかなり楽です。

感想

これ、かなり良いです!

インプレッションの段階で、エアホールが大きめで両側開きしかしないので「エアホールでかいしドロー軽いな」と感じていたのですが、中途半端にひらけばそれなりにタイトドローにもできます。

唯一ダメなのはドリップチップのスペック。

おそらくトップキャップとのデザインの兼ね合いで太めになっているのでしょうけど、もっと内径絞ったものの方が味的にはマッチします。

ドリップチップを相応のものに変えればかなり美味しいですね。

ただ、細いドリップチップだと今度は見た目が微妙でちょこんと乗っかっている感じになってしまいます。

OBS Engine MTL RTA

24mmサイズというところが唯一気に食わない部分ですが、その分高さが低くできているので結果コンパクトです。

まとめ

OBS Engine MTL RTA

このデッキデザインと、チャンバー&チムニースペックで美味しくないわけがない!

その予想通り優れた味のアトマイザーです。

しかもトップエアフローで、リキッド漏れが心配がないという大きなメリット。

日常使いに最適です。

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