Promist Vapor「プロミストベイパー」がリリースするハイエンドクリアロマイザー Peta Tankをリブルタブル可能にする専用キット「Kanger RBA/OCCジェンダーキット」のレビューです。
JUSTFOGがリリースするペンタイプスターターキットFOG1のコイルをそのまま使えるクリアロマイザーとして開発されたPETA TANK。ハイクオリティな製品クオリティが魅力の製品ですが、このFOG1コイルだけでなく、カンガーテックのOCCコイルを使用可能にし、RBAユニットも使ってリブルタブル可能にしようという「本末転倒」なアイテムもラインナップされています。
FOG1のコイルを使えるのが最大の特徴でありメリットの商品なのに… でも、ハイクオリティ仕上げの本体をRTAとして使用したいニーズもあるかもしれません。これを用いる場合はPETA Tankを「ハイクオリティ仕上げのSUBTANK」として利用可能というもの。
早速レビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
パッケージ・内容品
キットの内容はこちらです。
内容品一覧
- KangerTech Mini RBA Plus
- OCC ジェンダープレート
- OCC チムニー
- Oリング
- ジェンダー用フォーク
カンガーテックがリリースしているOCC規格のRBAユニットと、それをPETA Tankにマウントできるパーツがセットです。ちなみにOCCコイルマウントパーツのみの販売もされています。
KangerTech Mini RBA Plusの中には説明書と、OCC RBAユニットが収納されています。
詳細
それでは開封して早速使っていきます。
OCC RBAユニットのトップを外してみると既にコイルが組まれています。矮小なチャンバー部です。初めてつかう場合、まずはこのコイルにウィッキングだけして使うことができるのでコットンのみ用意しましょう。
このOCC RBAユニットである「KangerTech Mini RBA Plus」のPETA Tankマウントキットとしてリリースされているのが今回の製品。
PETA Tankにマウントするためのボトムパーツとチムニーがキットになっています。
PETA TankにはFOG1コイルをマウントするためのパーツが接続されているので、これをキットに付属のツールを用いて外し、今回のキットのボトムパーツをはめ込みます。
このような専用ツールを使って取り外すことができます。くるくる回して外します。
KangerTech Mini RBA Plusをマウントしてみました。FOG1コイルよりも体積が大きいため、PETA Tankのリキッド容量が減ってしまいます。見た目もあまり良くありません。
ちなみにこの「KangerTech Mini RBA Plus」マウントパーツも専用工具で着脱可能なように2つの窪みが設けられています。
さて、それではMODにマウントしてドライバーンし、ウィッキングしていきます。
一度プラスドライバーを用いてチャンバーパーツを外し、PETA Tankに取り付けた後にドライバーンします。その後再びチャンバーパーツを取り付けてウィッキングしようとしますが…
あれま。PETA Tankにとりつけたままだとチャンバーを固定するネジを取り付けることができません。一度PETA Tankから取り外す必要があります。面倒…
ウィックを通してからチャンバーを取り付け、ウィックレッグを切断してウィッキングを完成させます。
このようにジュースチャンネルを埋めてやればOKです。
まとめ
ステップアップを少ない投資で。PETA Tankの優れたルックスとクオリティで楽しめるニッチなニーズを満たすキット。
RBAユニット自体は汎用品なのでビルドはカンタンなのですが、このPETA Tank専用品ではなく、半ば強引にマウントさせているので、使い勝手は正直イマイチ。
PETA TankはFOG1コイル前提で購入するのが良いと思います。このRBAユニット前提で購入するのであれば、見た目もより優れたPICO RTAを検討するのが良いのではないでしょうか。
PETA Tankをクリアロマイザーとして購入したけど、ビルドもチャレンジしてみたい!というニーズは満たす製品であり、少なくともPETA Tankと同時に購入する製品ではないと筆者は感じます。
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