WISMEC(ウィスメック)のスターターキッド、Predator 228 with Elabo Kit「プレデター228 ウィズ エラドキッド」のレビューです。
この製品は18650デュアルバッテリーのMODと、爆煙向けのクリアロマイザーをセットにしたスターターキッド。
それでは詳細を見ていこうと思います。
商品提供:HEAVEN GIFTS
Predator 228 with Elabo Kitのパッケージ、開封
さて、まずパッケージから見ていきます。
うん、なんかクールなデザインですねー。(棒読み) パッケージよりも中身中身!
背面には偽造防止のスクラッチコード入りステッカの添付があります。
さて、開封しましょう!
付属品は
- Predator 228BOX MOD本体
- Elaboクリアロマイザー本体(NS Triple 0.25ohm組込済)
- ユーザーマニュアル(英語)
- 充電用USBケーブル
- コイル(Triple 0.2ohm) x1
Predator 228 with Elabo Kitの詳細
さて、Predator 228 with Elabo Kitは18650デュアルバッテリーのBOX MODと、爆煙に対応した、プリメイドコイルを用いるクリアロマイザーをセットにしたスターターキッドです。
BOX MODとクリアロマイザーそれぞれ別々に詳細を見ていきましょう!
クリアロマイザー Elaboの詳細
まずはクリアロマイザーから見ていきます。
Elabo Atomizer Kit クリアロマイザーのスペック
直径 | 25mm |
全長 | 35mm ※510スレッド含まず。 |
リキッド容量 | 4.9ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | プリメイド交換式 |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
リキッドチャージ | トップ |
素材 | ステンレス、ガラス |
リキッド容量がなんと!4.9mlも入る、25mm大口径のクリアロマイザーです。爆煙はリキッド消費が激しいので、サイズは犠牲にして、直径を大きくしたアトマイザーです。ただし、全長はそれなりに抑えられていて、デザインも含め、見た感じ大きさはあまり感じさせないルックスになっています。
さて、分解して細部を見ていきましょう!
大まかに分解すると、デッキ&コイル/タンク/ドリップチップの3ピースに分解することができます。
さて、いつも通り上部のパーツから順番に見ていきましょう。
ドリップチップはエンドが広く広がっているワイドボアドリップチップです。ベースは樹脂で、金属のカバーが載っている断熱仕様になっています。
そして、リキッドはトップフィルです。
スライド式で楽にリキッドチャージ可能です。
写真ではドリップチップがついたままになっていますが、ドリップチップは外すか、ちょっとだけ浮き上がらせてあげないと、スライドさせることができないので要注意です。
クリアロマイザーのレビューが久々すぎてこういうギミック的構造がなんか新鮮に感じますね。
さて、タンクを見てきます。
タンクは無論分解可能です。
最初硬すぎて外れず、分解不可能なのかと思いましたが、分解洗浄可能です。交換用ガラスタンクも付属していればなお良かったですね。
硬くて外れない場合はボトムのパーツに溝が切ってあるので、この部分をラジオペンチなどで回してやると、外しやすいです。
そして、エアフローはボトムエアフローです。
エアーフローリングで無段階調整可能です。
さて、デッキとコイルを見ていきます。
コイルはねじ込み固定式ではなく、デッキとタンクで挟むタイプで交換は楽な印象ですね。
デッキのポジティブピンも見ておきます。
結構出ていますね。調整は不可です。
さて、最後にコイルです。
アトマイザーに組み込まれているのは、NS Triple 0.25ohm(推奨ワッテージ 40-120W)です。
トリプルなので3本線を巻いた抵抗コイルです。
ボトムからエアーが抜けていくタイプで、ジュースチャンネルもそこそこ大きめです。
そして、予備コイルはまた別のコイルが付属します。
Triple 0.2ohmが付属します。より爆煙コイルながら、あまり攻めすぎない抵抗値が好感を持てるコイルですね!
テクニカルMOD Predator228 MODの詳細
さて次はBOX MODの方も見ていきましょう。スターターキットに付属するのは、Predator228 MODです。18650デュアルバッテリーを内蔵することができるBOX MODになります。
Predator228 Box Modのスペック
サイズ | H 86.7×W43.6×D29.0mm |
ワット数範囲 | 1 – 228W |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 315℃ |
抵抗値 | 0.05-1.5ohm(TC) 0.1-5.5ohm(VW) |
最大出力電流 | 50A |
モード | VW /温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS/温度-TCR |
スレッド | 510 |
充電ポート | USB |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー |
カラー | Gold , Silver , White , Black , Red |
WISMEC公式サイトより
基本的にWISMECはJoyetech、Eleaf系列の会社なのでスペック的にはこれらのメーカー、ブランドとほぼ変わらないスペックながら、個性的なデザインが多い印象です。
このMODもどこか個性的で、ロボット物の隊員が持っていそうな雰囲気があります。
さて、細部の方を見ていきます。
デュアルバッテリーMODとしては意外とコンパクトで持ちやすい本体。
前面には液晶画面と、2つのサブボタン、そして充電とファームウエアアップデート用のmicroUSB端子が設けられています。パフボタンはステルス仕様で、写真左側の黒いパネルがパフボタンになっています。
親指が載っているところをぐっと押し込むとクリック感があり、この部分がパフボタンになっています。
そしてMOD上部には
アトマイザー取り付け部、510スレッドが設けられています。
コンタクトピンはスプリング式で、アトマイザーのポジティブピンの長さにかかわらず、バネで長さを吸収できるため、調整は不要です。
本体下部
バッテリーカバーになっています。バッテリーカバーには二箇所のベントホールと、中央に開閉レバーが設けられていて、レバーを操作してカバーを開閉します。
カバーを開けると、
このようにバッテリー収納部を開くことができます。大きく見やすい、プラスとマイナスの表示で、バッテリー収納時の入れ間違えを防ぎます。
そして、バッテリー収納部の内部にも
色もついたプラス、マイナスの表示。デュアルバッテリーは収納方向を間違えると危険なのでこのような配慮は非常に良いと思います。中には表示さえないデュアルバテリーMODもありますからね..
さて、バッテリーはこのように収納します。
ここで注意点。
・バッテリーは必ず新品、そして同銘柄、同時期に製造された製品を使用すること
バッテリーは使っていると劣化します。デュアルバッテリーMODはこれを守らないと危険です。注意が必要ですよ!
そして、本体でも充電が可能。表示を見るとそれぞれ別に電源管理しているっぽい制御になっています。Joyetech eVic VTC Dualもそれぞれ別に残量が出ていた記憶があります。
Predator 228 MODの操作方法
電源ON/OFF
パフボタンを5クリック
モード変更
電源ON時にパフボタン3クリック → モード表示が点滅 → サブボタン(プラス)クリックで変更
Power Mod(VW)でのW数の変更
Powerモード時にサブボタン(プラス、マイナス)を操作して変更可能
温度管理モードの種類
TCR M2/M3への切り替え
TCR M1切り替え時にサブボタン(マイナス)をクリック → M1表示が点滅 → サブボタン(プラス)をクリックして、M1/M2/M3を切り替え
温度管理状態での設定温度変更
各温度管理モード設定時に、サブボタン(プラス、マイナス)を操作して変更可能
温度管理状態でのW変更
各温度管理モード選択時に、パフボタン3クリック
→ サブボタン(マイナス)を数回クリックして、W数を点滅状態に設定
→ 最初にパフボタン(プラス)をクリックしたのち、プラス、マイナスでW数変更可能
サブボタンをロックする
電源ON時に、サブボタン(プラスとマイナス)を同時長押しで設定/解除可能
ステルスモード
電源ON時に、パフボタンとサブボタン(マイナス)同時長押しで設定/解除可能
LOGOの設定
電源ON時に、パフボタンとサブボタン(プラス)同時長押しで設定/解除可能
バッテリー電圧の表示
電源OFF時に、パフボタンとサブボタン(マイナス)同時長押しで表示可能
電源OFF時に、パフボタンとサブボタン(プラス)同時長押しで設定可能
→プラス、マイナスでM1/M2/M3を移動
→パフボタンで選択
→選択後、プラスマイナスボタンで数値の変更
→パフボタンで決定
Predator 228 with Elabo Kitのまとめ
まずアトマイザーから。
Elaboクリアロマイザーですが、悪くない印象です。
直径は太く、大きめですが、ルックスもそれなりで、リキッド容量も大きく、全長が短いのも良いですね。ドローは絞っても軽め、全開ではスッカスカです。味は結構でる印象で、当然爆煙向けのアトマイザーですが爆煙ユースには悪くない印象です。Cleitoなどと比べても遜色ない印象です。
そして、MOD、Predator 228ですが、
最高に不安なのは最大ワッテージが228Wだということ。
バッテリーには詳しくないのですが、18650 2本で228Wとか出しても大丈夫なのか?
と不安になります。
ということは置いておいて、普通そんなに出さないですねw
付属コイルの低抵抗な方、0.2ohmでもリキッドによりますが、100W程度で味が出るので、正直そんな出力いる??というのが僕個人の感想です。意味不明。
最近200W MODも各社出してきていますが、そんなニーズあるの?
普段巻いてるビルドなんて、DNA40あれば十分なんですけど…
それは置いといて、最大出力を除いては、デュアルMODの割には手に馴染むサイジング(横長でも縦長でもない)で持ち心地や携帯性が良い。
液晶画面が大きく、視認性や表示情報量が良い。
そして、安定のファームウエア。Joyetech,Eleaf,Wismec系のファームウエアを利用できます。
このようにMODの最大出力を除けば概ね好印象です。
そのため、別項目で最大出力ロックなど、設定ミスでの事故防止機能などを搭載してもらえればもっと良い印象だったと思います。
使い方に気をつければ爆煙ユースや、デュアルバッテリーの安心感を求めるには良いスターターキットだと思います!
後はデザインですね、個性的なデザインなので、気に入れば買いでしょう!
そして「プレデター」というネーミングには触れずに終わろうと思います…w
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