Geekvape(ギークベイプ)のVAPEスターターキット、Frenzy「フレンジー」のレビューです。
流行りのルックスに、プリメイドコイル交換式のコスパ重視使用!
MTLに特化したNS Coilを採用した、温度管理対応PODデバイスです。
このスターターキットの特徴
- あのヒット製品そっくりなルックス
- 質感にこだわった仕上がりとパネルデザイン
- プリメイド交換式のMTL特化型
- 温度管理モード搭載
また同じようなルックスのPODか、と侮っていたのですが、使ってみると味も良く、コンパクトで携帯しやすい!そして低ランニングコストで運用できる優れたデバイスでした。
詳細をレビューします。
商品提供:VapeSourcing
Geekvape Frenzyとは?
Frenzy KITはGeekvape がリリースするVAPEスターターキットです。
あの大ヒットPODデバイスがリリースされて以降、同じような「トランシーバー型」のPODデバイスが大流行。
VAPEメーカー各社が類似するルックスのデバイスを各社挙って開発している状況に、geek vapeも製品を投入してきました。
サイズ感がなかなかよくて、特に長さがライバル機に比べて短い!
重さはどれも同じようなものですが、個人的には一番持ちやすく手に馴染むように感じました。
ただ、プリメイドコイル交換式なので、内蔵型に比べて厚みがあるのは致し方ないですね。
このFrenzyは、PODデバイスではあるものの、コイル内蔵型ではなくプリメイドコイル交換式、つまりはペンタイプスターターに近いデバイスです。
採用しているコイルは、geek vapeのMTL用コイル規格『NS Coil』です。
小さなデバイスに合わせた極小プリメイドコイルで、本体サイズの小型化に成功しています。
パネルはカーボンファイバーとマーブル模様からセレクト可能で、フレームカラーも4ションと豊富なカラーバリエーション。
全8パターンからセレクト可能です。
それでは、Geekvape Frenzyの詳細を確認していきます。
スペック
サイズ | H 86.1 × W37× D15.7mm |
重量 | 91g |
出力モード | 3段階調整(2.5V 420°F, 2.7V 440°F, 2.9V 460°F) |
MOD許容抵抗値 | 0.7~3Ω |
リキッド容量 | 2ml |
リキッドチャージ | ボトムフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー(調整可) |
コイル | プリメイド交換式(NS Coil) |
充電ポート | microUSB(DC 5V 1A) |
バッテリー | 950mAh |
保護機能 |
|
公式ページ |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Geekvape Frenzy バッテリー本体
- Geekvape Frenzy PODアトマイザー
- Geekvape NSコイル(1.2Ω SS316L)
- Geekvape NSコイル(0.7Ω カンタルメッシュ)
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル、その他(英語)
Geekvape Frenzyの詳細
デザインは言わずもがな、アレにそっくりです。
ただ、冒頭でも触れた通り、全長が短いのでだいぶコンパクトに感じます。
その分厚みが若干分厚いのですが、個人的にはすごく持ちやすいですね。
ちなみにFRENZYの意味は【逆上、乱心、狂乱、熱狂】らしいです。
そして、かなり価格が安いのですが、質感は悪くありません。
イミテーションだと思われるカーボンファイバー仕上げのステッカーの質感も良く、フレーム部分の仕上がりも悪くないので、ルックスは上々です。
バッテリーの詳細
フレーム部はヘアライン加工、金属の素材感を活かした仕上がりで、質感が良いです。
パフボタンにも金属素材を使った質感の良い仕上がりで、廉価なPODデバイスでありながらも、ルックスにこだわ理を感じます。
microUSB端子に電源を接続して本体内蔵950mAhのバッテリーを充電することができます。
バッテリー残量は、端子上にあるLEDランプに表示されます。
充電時以外にバッテリー残量を確認したい場合は、本体電源オン時にパフボタンを2クリックすれば、バッテリー残量に応じた色にLEDが点滅して確認できます。
バッテリー底部にはベントホールを備えて、安全性に配慮しています。
PODの詳細
PODカートリッジは、一般的なPODデバイスと同じく樹脂製なので、従来のVAPEスターターキットのガラスタンクに比べて破損に強い仕様。
ただし、素材は不明(メーカー非公開)なので、耐薬品性はわかりませんが、タンククラッシャーリキッドを入れて3日間放置してもクラックが入らないことから、ある程度耐性のある素材が使われているものと思われます。
FRENZYはプリメイドコイル交換式なので、PODタンクは使い捨てではなく、使い回しになるので、簡単に破損しては困りますが、万が一破損した場合には別売PODを購入可能です。
リキッドを入れると、ボトム部分に無駄なスペースが。
おそらくTPD対応のため、2MLに容量を制限するためだと思われますが、規制に関係ない国向けにはこのスペースをタンクにしたモデルを用意して欲しかったですね。
PODタンクは黒っぽい半透明樹脂製で、リキッド残量がわかりやすくみやすいとは言い難いものの、光にかざしてみれば内容量の確認は可能です。
マウスピースは変更不可、外して付け替えはできません。
PODとは異なる素材(これも樹脂)がドッキングされていて、内径3mmと細めのMTLもしくはタイト気味のDL向けスペック。
FRENZYのデザインの要にもなっている露出したAFCパーツ。
あえてむき出しにすることで、印象的なデザインに仕上げるとともに、操作性も良く、また本体の薄型化にも貢献しているであろうディティールです。
このパーツを回転させることでドロー調整が可能です。
PODカートリッジは簡単に着脱可能。
PODをつまんで引っ張り上げるだけで、簡単に取り外しできます。
PODとバッテリーは、マグネットで接続されているので、ロック操作は必要ありません。
リキッドチャージはPODを外して、底のプラグを外して行うボトムフィル方式です。
同じようなルックスのライバル機種で多く採用されているトップフィルは採用されていないので、リキッドチャージの都度本体から取り外ししなければなりません。
しかも、リキッドチャージホールが小さい。
シリコンパッキンで漏れ対策されているので、ボトムフィルでも漏れることはありませんが、チャージホールが小さいので、ユニコーンボトルからでもチャージが大変。
しっかりボトルを差し込んでも、勢いよく注ぐと周囲から漏れてしまいます。
注ぎ口を差し込んで、ゆっくりリキッドをチャージする必要があります。
コイルを外してみましょう。
コイルは、AFCパーツに接続されていますので、このパーツごと取り外します。
取り外しは簡単で、90度ロック式なので、反時計回りに回せば簡単に着脱可能。
取り付ける時は、PODの切り欠きを合わせて時計回りに90度回すだけ。
ロックポイントには凹凸があるので、「カチッ」という感触があるまで回します。
採用されているのは極小サイズのプリメイドコイルです。
POD内蔵式ではなく、コイル交換ができるタイプで、これにはメリットとデメリット両方あります。
- メリット 消耗品のコストが安く済む
- デメリット 面倒、リキッドの味を変えたいときにPODカートリッジの洗浄が困難
良い悪いですが、同じリキッドでずっと運用するのであればコイル交換式の方が安く済みます。
geek vape NS コイルが採用されています。
- NS Coil 1.2Ω SS316L 温度管理対応コイル
- NS Coil 0.7Ω KA1 カンタルメッシュコイル
このコイル規格はGeekvape FLINTに採用されているものと同じで、MTL向けに開発された極小サイズのコイル規格です。
Frenzyに付属するものは、温度管理対応の1.2Ωコイルと、メッシュコイルを採用した0.7Ωコイルとなっていて、どちらもMTLもしくはタイトめのDL向けの高抵抗コイルです。
FLINTと同じコイル規格ですが、出力がFRENZYの方が低いため、使い回しには適しません。
ちなみに、漏れ滲みは一切なく、50:50の低粘度リキッド運用でも安心です。
Frenzyの使い方・操作方法
それでは、Frenzyの使い方です。
製品購入後、開封したらまず、PODカートリッジを外してボトムに貼られているシール(輸送時の誤通電防止)を剥がします。
これを貼ったままだと、バッテリーの電源を入れてもコイルに通電しませんので、必ず剥がします。
次に プラグを外してPODタンクにリキッドをチャージします。
注意しなければならないのは、FRENZYのリキッドチャージホールはかなり小さく、ユニコーンボトルのような注ぎ口が細いものであっても、しっかりと先端を差し込んだ上で、ゆっくりとリキッドを注がないと溢れてしまうということです。
勢いよくボトルをプッシュしてしまうと、リキッドが周囲から溢れてしまいます。
リキッドチャージしたら、プラグを締めたのち、バッテリーに取り付けます。
しばらく放置して、プリメイドコイルのウィックにリキッドが染み込むまで待ちます。
リキッドや気温にもよりますが10分程度で十分でしょう。
コイルの交換ですが、タンクが満タンの状態ではできません。
ただ、3/4ほど消費すれば、横倒しにしてもコイルに触れることがないぐらいの水位にまで下がりますので、この状態であればコイルを外して交換することができます。
操作方法
ボタンが一つしかないので操作は簡単です。
- 電源ON/OFF… 5クリック(スイッチを5回連続で押す)
- Vaping… ドリップチップを咥え、パフボタンを押しながら吸い込む
- バッテリー残量確認… 電源オン状態でパフボタン2クリック
- 電圧切り替え… 電源オン状態でパフボタン3クリック→LEDの色が変わる
基本操作は電源オンオフとパフ操作のみ。
また、3クリックで出力モードの切り替えができます。
搭載コイルに応じて、出力モードが異なります。
温度管理に対応した1.2Ω(SS316L)コイルでは、温度管理モードとなり、対応していない0.7Ωメッシュコイルではボルテージモードとなります。
まとめ
コイル規格といい、スペックといいGeekvape FLINTの焼き直しかと思ったのですが、出力が付属コイルに最適化されている「全く別のデバイス」です。
つまりはコイルの使い回しはできないので、注意が必要です。
味は「かなり良い」です。
特に1.2Ωステンレスコイルの方がお気に入りで、おまけに温度管理モードでドライヒットも防ぐことができる優れもの。
ただ、スレンレスワイヤー独特の「尖った味」で、キック感も過敏に感じるので好き嫌いは分かれるかもしれません。
そういう意味ではカンタルメッシュの方が「一般的な味わい」
よくよく考えれば2.5~2.9Vでこれだけ味が出れば十分過ぎるぐらい、バッテリーとリキッド消費・焦げ付きを防ぎながらこれだけ美味しければ合格点。
用途的には「ニコチンフィーダー」としてだけでなく、ノンニコリキッドの味を楽しむことができるので使い勝手は悪くありません。
POD内蔵型よりも、ランニングコストが安く済むのが最大のメリット!
そして、このルックス、というのが一番のメリットでしょう。
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