ijoy(アイジョイ)のテクニカルMOD、SHOGUN JR「ショーグン ジュニア」のレビューです。
ハイクオリティーな両面レジン樹脂パネルハイエンドな外観を持つ洗練された芸術性と仕上がりのスタイリッシュなテクニカルMODの内蔵バッテリーバージョンです。
このテクニカルMODの特徴
- 内蔵4,500mAhデュアルセル テクニカルMOD
- 両側レジンパネルのルックスにこだわったBOX MOD
- ハイクオリティーな仕上がり
作りがものすごく綺麗なのに、価格はかなり安いです!
国内での取り扱いはないですが、逆に言えば人と被らないかもです。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:VapeSourcing
ijoy SHOGUN JRとは?
IJOYのテクニカルMOD、SHOGUN JR MODです。
この製品のポイントはこちら!
- 両面レジンパネルを採用したBOX MOD
- デュアルセル内蔵4,500mAhバッテリー 最大126W出力
- 0.96インチモノクロディスプレイ画面
- 複数の保護機能 マルチプロテクション搭載
- 多彩なモードを実装(POWER、POD、PMODE、TEMP)
このデバイスは、同じく両面レジンパネル採用のデュアルバッテリーMOD『SHOGUN UNIV MOD』と同じデザインコンセプトのシリーズです。
違いは内蔵バッテリーにすることで、デュアルセルでありながらもコンパクトなサイズを実現している点です。
デザインコンセプトはデュアルバッテリー版と同じく、SHOGUNの名前のモチーフはもちろん将軍です。
パッケージには日本の武将、鎧武者のイラストが描かれているので一目瞭然。
日本よりも海外ウケが良さそうなネーミングモチーフです。
おそらくメインターゲットは欧米なのでしょう。
逆に日本人から言わせてもらうと「将軍Jr」って何?と感じてしまいます。
将軍の息子?意味不明ですw
モチーフと名前は”SHOGUN”将軍なのですが、本体のデザイン自体に『SHOGUNっぽさ』を感じることができないのはデュアルバッテリー版と同様です。
和テイストデザインでもなく、武士っぽさもありませんが、マーブル模様が色鮮やかなレジンパネルとエッジの処理が丁寧な金属ボディーの仕上がりが見た目にインパクトのある仕上がりで、ルックスにこだわったテクニカルMODなのは一目瞭然です。
サイズはH 80×W51×D26mm、重量251.2g(実測)です。
特に長さが8mm短くなっている(幅は4mm、厚みは2.4mmのみ)ので、デュアルバッテリー版よりも一回りほど小さいサイズに感じます。
ただし、重量に関しては軽くなっているどころか、むしろ増しています。
カラーバリエーションは3種類、かと思いきや
公式サイトには記載のないカラーも販売されているなど、かなりバリエーション豊富なのはIJOY製品の特徴でもあります。
それでは、ijoy SHOGUN JRの詳細を見ていきます。
スペック
サイズ | H 80×W51×D26mm |
重量 | 251.2g(実測) |
出力モード | POWER(VW)/ POD(VV)TEMP(NI,TI,SS) / TCR |
ワット数範囲 | 5 – 126W(100Wまでは0.1ステップ 以降1Wステップ) |
対応抵抗値範囲 | 0.05ohm-3.0ohm |
充電ポート | microUSB(DC5V) |
バッテリー | 内蔵デュアルセル 4500mAh |
保護機能 |
|
公式サイト | https://www.ijoycig.com/product/item-552.html |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- テクニカルMOD
- ijoy SHOGUN JR テクニカルMOD本体
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル、ワランティーカード、インフォメーションカード(英語)
- アトマイザー
- ijoy SHOGUN Subohm Tank アトマイザー本体
- MESH1 Single Mesh Coil(0.2Ω 40-80W)*2
- スペアパーツ(ストレートガラスチューブ、Oリング一式)
- VAPEバンド
- クリーナー
本製品は、アトマイザーがセットになったスターターキットです。
ijoy SHOGUN JRの詳細
ボディー両サイドにマグネット着脱式レジンパネルを使用したハイクオリティー仕上げのボディー。
作りはかなり綺麗なのはデュアルバッテリー版と同様で、多くの製品の中でもかなりのハイクオリティーであると感じます。
レジンパネル部分だけでなく、金属フレーム部分のエッジ処理やペイント、使っているパーツのクオリティーなど全てが綺麗に仕上がっています。
レジン樹脂パネルは最近各メーカーが挙って使っているので物珍しさは感じないのですが、このSHOGUN JR MODに使われているレジンパネルは、模様の細かさに秀でている印象です。
世界に2つとして同じ模様がない、自分だけのオリジナルパネルを所有できる喜びを感じられます。
マットな質感で、手に吸い付くような触感は、嗜好品としての喜びだけでなく、滑り止めとしても機能する実用的な側面も持ち合わせています。
510スレッド
スプリングコンタクトのオートアジャスト機構採用。
コンタクトピンには金メッキ処理。
MODの厚みは26mmなのですが、上部は25mm幅となっているので、直径25mmサイズまでのアトマイザーを本体からはみ出すことなく搭載可能です。
アトマイザー取り付け部が1mmないぐらいMOD上面から飛び出しているのは、作りが粗いからではなく、取り付け傷が上面につかないようにするためです。
液晶画面と操作ボタン
SHOGUN JR MODは3つのボタンを装備した3ボタンMODです。
- パフボタン
- サブボタン2つ(+ , – )
ボタンや液晶パネルなどの操作系統は側面に集約されています。
液晶画面はモノクロディスプレイ(0.96インチ)です。
パフボタン・2つのサブボタンは削り出しの金属パーツを使っていて、本体のヘアライン仕上げとは異なる色、質感ですが、重厚感を感じる作りです。
マグネットパネル
マグネット式パネルの着脱は、本体底部の段差から行います。
底部分には安全性に配慮したバッテリーベントホールを装備。
両面のパネルを着脱可能。
内部には「Reset」の文字からも分かる通り、強制リセットボタンを備えているので、ソフトウェアがフリーズした時などには、先の尖ったものを使って押すことで、強制リセットが可能。
バッテリー抜き差しができない内蔵バッテリーモデルにおいての、安全性・実用性を担保。
パネル内部にはリセットボタン以外はありません。
両面外せる必要は実用上ありませんが、ルックス的に重要なディティール。
このパネルは「着せ替え可能」で、別売の交換用パネルも販売されています。
パネル裏面にもこだわった作りで、マグネットの露出はない凝った仕様。
これだけデザインに凝っているのだから、もしかしたら逆付けもできるのではないかと思いましたが、パネルを逆につけることはできませんでした。
磁石が反発して外れてしまいます。
海外のユーザーの中には『SHOGUN』のロゴを表に出したいと思われる人も多いと思いますので残念です。
SHOGUN JR MODの使い方・操作方法
SHOGUN JR MODの操作方法は、IJOY製MODと共通です。
電源オンオフは5クリック、設定メニュー呼び出しは3クリックです。
- 電源ON/OFF... パフボタン5クリック
- メニュー呼び出し…パフボタン3クリック→アイコンに合わせてパフボタンクリック
→P パワーモード
→T 温度管理モード(NI,TI,SS,M1,M2)
→POD VVモード(2.5~3.8V)
→= PMODE設定(NORM,HARD,SOFT,USER)
→TCR TCR値の変更(M1,M2)
→SET パフカウンターリセットと液晶オフ時間設定(10s,30s,60,90s) - 各モードでの設定変更
→パワーモード、PMODEではサブボタンでワッテージ、ボルテージの変更
→温度管理モードではサブボタンでワッテージ変更、サブボタン長押しで設定温度変更
なお、画面反転やサブボタンロック機能は搭載されていません。
多彩なモードを搭載しています。
- 温度管理モードは、一般的なワイヤー(ニッケル,チタン,ステンレス)の他にもマニュアルTCR値モードも装備。
- VWモードは3段階(ノーマル、ハード、ソフト)の他に、カーブモード(USER)も搭載しています。
- PODモードがいまいちわからないのですが、基本的にはVV モードで、設定可能範囲が狭く(2.5~3.8V)となっています。
アトマイザーのフィッティングと使用例
SHOGUN Subohm Tankの詳細
スターターキットに付属するのは「SHOGUN Subohm Tank」
名前の通り、SHOGUNシリーズ専用デザインのアトマイザーです。
リキッド容量 | 6.0ml |
直径 | 28mm |
全長 | 57.7mm |
重量 | 79.4g(実測) |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | カートリッジ交換式 |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー(コイルボトムエアフロー) |
素材 | ステンレススチール |
構造的には「一般的なクリアロ」と同様の作りで、大きな特徴はありません。
スレッド式キャップに、トップフィル対応。
大きなジュースホールは先の太いボトルからもチャージ可能など、使い勝手にこだわっています。
タンクの一部をコイルが接続する構造で、リキッドが残っているとコイル交換は不可。
ポジティブピンはフローティング式で、AFCでドロー調整が可能とごくごく一般的なクリアロです。
なお、コイルはメッシュ(というよりノッチコイルに近い)を採用。
- MESH1 Single Mesh Coil(0.2Ω 40-80W)
また、このコイルだけでなく、多くのIJOYプリメイドコイルに対応。
IJOYはコイル規格を共通化しているので対応コイルが多彩です。
味は「可もなく不可もなく」
爆煙対応コイルですが、リキッド滲みもなく優秀ではあるものの、他のメッシュコイルと比べて特別美味しいということでもなく、また、メッシュ(網)形状ではなく、金属プレートを抜き出したノッチコイルのようなものなので、若干粗めの粒子。
メッシュコイルクリアロとしては「普通においしい」です。
まとめ
- バッテリー交換がしたい → SHOGUN UNIV MOD
- バッテリー交換は面倒だ → SHOGUN JR MOD
2パターン用意しました、というバリエーションですね。
DRAG2に対して、DRAG MINIが用意されているみたいなものです。
ただ、SHOGUNシリーズの場合、JRは確かに”若干”小さいのですが、対して小さくなっていないのと、むしろ重くなっているというのが微妙な点です。
製品としてのクオリティーは問題ないし、機能自体もあらかた網羅しているので、決して悪い製品ではないのですが、これならセル交換できるSHOGUN UNIV MODの方が魅力的だな、と感じてしまいました。
それでも「できるだけ小さいサイズが良い」というニーズは満たせていると思います。
ただ、発売からしばらく経っていますが、国内での取り扱いは「ほぼない」ため、購入するには海外通販を利用するのが必須になります。
その分、人と被らなくて良いかも知れないですね。
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