Joyetech(ジョイテック)のVAPEスターターキット、eGo AIO MANSION「イーゴ エーアイオー マンション」のレビューです。
eGO AIOのバリエーションとして、流行りのPODデバイスに近いお手軽なスターターとして仕上げたのがこのeGo AIO MANSIONです。オートスイッチを搭載。
このスターターキットの特徴
- eGo AIOのバリエーション。オートスイッチ機構を搭載したコンパクトデバイス
それでは詳細をレビューしていきます。
商品提供:VapeSourcing
詳細
eGo AIO シリーズの新作、 Mansion。
高層ビルがモチーフになっているんですって!だから名前は『マンション』
うーん、言葉のイメージの違いでしょうか。日本だとマンションって言葉は陳腐化してしまっていて、コンクリート建築が普及し始めた頃だったら、マンションというものを含め、言葉にも「ブランド感」があったと思いますが、今はなんだかちょっと安っぽくないですか、と感じてしまうのは筆者だけでしょうか。
説明に”tall building”って書いてあるのだから、まだ「ビルディング」の方が良かった気もするのですがどっちもっどちでしょうかね。
ちなみにカラーバリエーションは写真の5色。 Orange / Black Silver / Gold / Pink
ちなみに、プリメイドコイルにはeGO AIOシリーズ共通コイル『Joyetech BF head』を採用。付属コイルはペン型のeGoAIOと全く同じ
- BF SS316 0.6ohm head
つまり何が言いたいかというと、大ヒットしたeGo AIOのガワ違い商品ということです。
ペン型だったeGo AIOを今風に仕上げました、というのがこのeGo AIO MANSIONということです。
むしろ、PODタイプとか簡易デバイスには、トップエアフローの「Joyetech BF head」はめちゃくちゃ相性が良いので(味より利便性 漏れない重視)、登場が遅かったぐらい。流行る前から先見性があれば、またBFヘッドが覇権を取れた可能性は無きにしも非ずだと思うのですが、時すでに遅し。
今では色々なデバイスが各社から出ちゃってますからね。
そして構造ですがわかりますでしょうか?Vaporesso NEXUSとほぼ同じような構造です。
ただ、これがオリジナルというわけではなく、この構造の製品で僕が初めて知ったのはEleaf iCareだったので、NEXUSも元々はJoyetech関連企業の製品の模倣(サイズ的にはaspire Breezeかもですが、これもiCareを意識した製品です)のだったわけですが、回り回って元の会社がそれを模倣するという訳の分からなさですが、もはやそんなことはどうでもいいのかも知れません。
片手サイズというにはちょっと大きめのボディー。ギリギリポケットサイズと言えるサイジングです。
でもバッテリー容量はペンタイプのeGo AIOより小さいんですよね。(ペン型:1,500mAh マンション:1,300mAh)
スペック
サイズ | H 113.0 * W33.0 *D17.5mm |
重量 | 83g |
出力モード | Bypassモード(バッテリー電圧直接出力) |
リキッド容量 | 2.0ml |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | トップエアフロー(調整可) |
コイル | Joyetech BF head |
充電ポート | microUSB(DC5V) |
バッテリー | 1,300mAh |
保護機能 | ・過充電、過電流および過放電のバッテリ保護を含むマルチ保護 |
メーカー公式サイト | https://www.joyetech.com/product/ego-aio-mansion/ |
パッケージ・内容品
概要を確認し終えたとことで、パッケージを開封していきます。
デザインはJoyetechらしさ爆発。淡い青色を基調にしたデザイン。個人的にプレ版っぽい雰囲気で、サンプルっぽくて最終製品らしくないと思ってますがどうでもいいですね。
前面には製品写真やロゴなど、そしてMANSIONのイメージイラスト。背面には内容品の情報。セキュリティーコード入りステッカーも貼ってあり、偽造品対策も抜かりなく。
スリーブの中に内箱入り。高級感を感じるエンボスが施された内箱に、さらにクッション材に保護されて本体と付属品が収納されています。
内容品一覧
- eGo AIO MANSION本体
- microUSBケーブル
- プリメイドコイルx2
- 予備パーツ(リキッドチャージホール用ゴム栓*2、シリコンOリング*2)
- クイックスタートマニュアル(日本語あり)
- ワーニングカード
- ワランティーカード
ディティール
細部を見ていきます。全体的なデザインはマンションをモチーフにしているものの、言われなければバブル時代のライターのように高級感を感じるデザインに思えます。
しかし、それらとは異なり、金奥削り出しボディーではなく、キャストと思われる金属(軽いのでアルミ製?)に、メタリックペイントと思われる加工が施されているので、本当の意味で高級さは感じませんが、チープだとも感じません。
上品なイメージで、冠婚葬祭でも使えそうな感じです。
ボディーの上下はシルバー色のメッキパーツが枠になっており、上部にはeGo AIO MANSION と Joyetechの彫り文字が入っています。
バッテリー部分の詳細
バッテリー部分の詳細から見ていきます。
前面にボタン類がなかったので、完全オートスイッチデバイスかと思いきや、サイド部分に小さいボタンがあり。このボタンは、上下のパーツ同様にシルバーメッキのパーツが使われています。
ちょっと小さめ。そして、出っ張り具合が微妙なので若干押しにくく感じます。
このボタンを操作して電源ON/OFFト、Vapingのミスト発生(オートスイッチでも感知可能)を行います。
その反対側には内臓バッテリー充電用のmircoUSB端子を備えてます。
左右ともに配置されている長穴形状の窓はリキッド残量を見ることができる窓です。
充電中はLEDライトが点灯します。
裏面にはベントホールを配置。安全性にも配慮。底面がフラットなので自立します。立てて置いておくことももちろんできます。
アトマイザー部分の詳細
次にアトマイザー部分です。アトマイザー部分は本体一体型(だからAIO ALL IN ONE オールインタイプなのですが)です。
まずはマウスピースから。咥える部分(マウスピース)には専用のプラスチックカバーがついています。使うときには外して使いますが、携帯時や保管時には保護カバーとして機能します。
ただし、外した時には本体に取り付けるところがないので、別に外して持っておく必要があります。紛失には注意が必要です。
マウスピースは先にかけて細くなっていて咥えやすい形状です。専用品で、この部分を交換して使うことはできません。写真左の穴がミストが通ってくる部分で、右側の小さな穴が負圧を感知するオートスイッチ機構につながっています。
マウスピースは外すことができます。外してタンクにアクセスします。
タンクにリキッドを注ぐ場合は、写真のようにゴム栓をつまんで外し、リキッドチャージホールを露出させます。
ここにリキッドを注ぎます。いちいちコイルを外す必要はありません。
コイルを交換する時は、金属パーツをマウスピースの裏の金属部分で回して取り外します。
この機構もこの手のデバイスの定番になっています。iCareがその先駆けですね。
コイルとマウントパーツ、2ピース構造です。
マウントパーツにはエアフローコントロールリング搭載で、ドローを好みに応じて全開から全閉まで調整可能です。
マウスピースの裏側はこのようになっています。左の大きな穴がコイルに直結していて、ミストを口まで運びます。中央の穴はオートスイッチ感知のための穴です。
マウスピース交換式ではなく、専用品なので大切に使う必要があります。空気の取り込み口が左右に設けられています。
使い方
操作はeGo AIOと全く同じですが、そこにオートスイッチ。5クリックで電源ON/OFF、パフボタンでミスト発生です。
- 電源ON/OFF … パフボタンを5回素早く押す(5クリック)
- Vaping… マウスピースを咥えて吸い込む、もしくは咥えながらパフボタンを押す
- LEDライトカラーの変更… 電源OFF時にパフボタン長押し→ライトが点灯したらパフボタンクリックで次の色へ
電源OFF時のパフボタン長押しでLEDライトの色が変えられるのもeGo AIOと同じです。(赤、黄、緑、青、藍、白、紫、消灯)
オートスイッチの誤動作 吹き戻しについて
息を吸い込むのではなく、息を強く吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまう誤動作が発生します。
ただし、誤動作しても12秒後には自動で電源がオフになります(自動カットオフ)
*公式サイトにも説明書にも記載はありませんが、自動カットオフが搭載されています。秒数は実測なので誤差があるかもしれません。
思いっきり吹きこむとこの誤動作が発生します。ただ、少しぐらい息を吹き込んでも全く問題ありませんので実用的には全く問題ないです。
また、強制的に電源OFFにもできます(5クリック)
誤って息を吹きこんだり、不意に吹いてしまって吹き戻しが発生してしまった場合には焦らずにボタンを5クリックするか、自動カットオフで電源がオフになるのを待ちましょう。
感想
コイルが共通なので、ペン型のeGo AIOの形違い、という感想です。
そのままなのですが、本当にそうなんですもの。だから「eGo AIO MANSION」なんだと思います。
いや、困った。それ以上に感想がないぞ。機能は一緒だし、味も一緒。外見だけ違う感じです。
どっちがかさばるかに関しては、考え方次第なのですが、バッテリー容量がこちらの方が少ないんですよね。ほんのちょっとですが。
あと違いは、マウスピースカバーとオートスイッチの有無ぐらいなものです。
オートスイッチの感度は悪くないです。普通に使えるし、ストレスもありません。
味に関しては、近頃おいしいスターターが増えているので、それらと比べると一世代前感は出ちゃっていますが、トップエアフローでリキッド漏れしにくいのはメリットです。
でも緩い粘度のリキッドだとジュルるんですよね。漏れるか?ジュルるか、の違いなだけで、過剰供給されれば、ボトムから漏れるか、コイル内に止まり続けるかの違いで、ストレスがあることは間違いなし。液体を扱う以上はそれも致し方無いんです。
スーツを着るシチュエーションにはこちらの方が似合うと思いますが、それぐらいなもんです。
まとめ
マンション、と言われなえれば上品なイメージで高級感があり、このテイストが好きな人にはマッチする商品だと思います。
なんだかんだeGo AIOは名器ですし、名機と同じ使い勝手と味を異なるテイストのルックスで楽しめることは間違いので、気に入った人は買っても損はないと思います。
MANSIONが日本でヒットしなくても、BFコイルの入手性の良さは変わりませんからね!手軽に使えるスターターだと思います。
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