aspire アスパイアのVAPEリキッド、K3 Atomizer のレビューです。
流通量の多いaspire BVCコイルを使用できるコストパフォーマンスに優れたクリアロマイザー。
エアフロー固定のMTL(口吸い、タバコ吸い)に用途限定したアトマイザーです。
それでは詳細をレビューしていきます。
商品提供:VAPE CLUB
VAPEアトマイザー aspire / K3 のパッケージと内容品
ものすごくコンパクトにパッケージングされており、アトマイザープラスアルファほどの大きさしかありません。正面には内容物が見える窓付きで、製品が透けて見えます。
背面にはメーカーのインフォメーションがプリントされています。
側面には製品偽造防止のスクラッチ式コード入りのステッカーが貼られていて、コインなどで銀色の部分を削るとコーが入っており、それをステッカーに記載のURL(www.aspirecig.com)所定のフォームに入力すると、そのコードが登録されているものか閲覧することができます。
内容品一覧
- K3 クリアロマイザー本体
- aspire BVC 1.8ohmコイル(内臓)
- ワーニングカード
必要最低限の内容品。説明書や予備コイルの付属はありません。使い方に関してはこの記事を参考に使ってくださいませ。
VAPEアトマイザー aspire / K3 の詳細
made in CHINAの大手メーカー aspire / アスパイア がリリースするコストパフォーマンス重視のクリアロマイザーがK3 Atomizerです。
このアトマイザーは同社の有名なクリアロマイザー、Nautilusシリーズをはじめとした機材にも採用されているBVC規格のコイルを使用可能で、流通量が多く、入手が容易。そして様々なバリエーションが展開されているコイルを使うことができる機材です。
aspire / K3のスペック
直径 | 18mm |
高さ | 55mm |
リキッド容量 | 2ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | プリメイド交換式 BVC |
エアフロー | ボトムエアーフロー(調整不可) |
リキッドチャージ | ボトムフィル |
素材 | ステンレス パイレックスガラス |
全長はドリップチップ、510スレッドを除き、37.67mm。ミドルハイトのクリアトマイザーです。
aspire / K3 の外見・デザイン
シンプルでスタンダードなデザイン。エアフローホール周りのデザインがaspire製であることを感じさせ、チャンバー部分の刻印でそれだとわかりエクステリアデザインです。
奇抜さはなく、MODとのマッチングを考慮する必要がないぐらい、シンプルなルックスです。
aspire / K3 を分解しました
分解すると、写真左から ドリップチップ(マウスピース) / タンク / コイル / デッキ になります。
aspire / K3のドリップチップ
ドリップチップは汎用性の高い510規格で、市販の汎用品に交換して使うこともできます。
樹脂製のドリップチップ。全長17.4mm、外径9mm、内径5.5mm。
aspire / K3のタンク・ボトムフィリング
タンクはコストの関係からか非分解式で、内部の完全洗浄が難しい構造です。リキッドチャージは若干面倒なボトムフィル方式で、タンクを取り外して底部からリキッドを注ぐ構造です。
タンクにリキッドが残っている場合、逆さまにして、”K3 aspire”と書いてある筒部分よりも水位が高い場合はデッキを外せません。逆にこれよりも水位が低い場合は取り外してコイル交換が可能です。
aspire / K3はボトムエアフロー
デッキパーツに90度ごと、4箇所設けられているのがエアフローホール。コイルの下から空気を供給するボトムエアフロー構造です。
aspire / K3のポジティブピン
ポジティブピンの長さ調整はできません。デッキに絶縁体を介してハマっている構造です。
aspire / K3 のプリメイドコイル
付属のコイルはaspire BVC 1.8ohmコイル。
縦巻き(バーチカルビルド)された高抵抗コイルで、通称「味重視」と呼ばれる、ドローの重く、タバコのような吸い方ができるコイルです。
予備は付属しないので、コイルを交換する場合、別途購入する必要がありますが、BVCコイルはもっとも流通量が多いコイルの一つで、日本国内の入手性が良く、多くのWEBショッピングモールでも取り扱いがあります。
VAPEアトマイザー aspire / K3 の使い方
使用に際して最低限別途用意するのは
- テクニカルMODとバッテリー
- リキッド
です。まずテクニカルMODに本体を取り付け、次にタンクを取り外して、底部分からリキッドをチャージします。
チャージできるのは、”K3 aspire”と刻印された筒部分の上までで、これ以上注ぐと下に漏れ出してしまうので注意が必要です。
リキッドを注いだらタンクは逆さまのまま、元どおりデッキと接続します。
その後、コイル内のコットンにリキッドが染み込むまで放置したら使うことができます。
コイルの推奨ボルテージは4.2~5vとなっています。
VAPEアトマイザー aspire / K3 をアトマイザーに載せました
Eleaf / iStick TC40W (内臓バッテリー)
Eleaf / iStick Pico (18650シングル)+ iStick PICOバッテリーキャップ +Rad Customsレザースリーブ
VAPEアトマイザー aspire / K3 のまとめ
コストパフォーマンスに優れたスリムクリアロマイザー!!
コイル抵抗値が高く、実測値で2ohm付近でした。その割にドローはそこまでタイトではなく4つあるエアホールの3つを塞いでもそこまでタイトにはできません。ギリギリDLいけるぐらいのドローなので、MTL特化という割にはドローは軽めです。
味についてはそれなりで、最新のコイル(特にニクロム、横ビルドコイル)に比べれば淡白で穏やかなミストという印象。そのため、リキッドにはキック感の強い強メンソールなどを用いたいところです。
つまりはMTLクリアロマイザーであればもっと優れたものがあるものの、スリムさとコイルの入手性、お求め安さのバランスが魅力の機材であり、条件に合えば検討しても良いのではないでしょうか!!
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