Smok(スモック) ベイプ アトマイザー、TFV12 Cloud Beast Kingのレビューです。
28mm径の超ビッグサイズクリロマイザー。
当然爆煙機で、クラウドチェイスやベイプトリックのニーズに向けた製品です。
それでは早速レビューしていきます。
商品提供:GearBest
Smok TFV12 Cloud Beast Kingのパッケージと内容品
火山です。Cloud Beast King…強そうです。
背面にはモデルコードやシリアルナンバー、そして偽造防止のスクラッチ式QRコードが入ったステッカーが貼られています。
内容品一覧
- TFV12 Cloud Beast Kingアトマイザー本体
- プリメイドコイル V12-T12 0.12ohm Duodenary Coils(本体組込済)
- プリメイドコイル V12-X4 0.15ohm Quadruple Coils
- プリメイドコイル V12-Q12 0.15ohm Quadruple Coils
- 予備パーツ(ガラスタンク,パッキン,Oリング)
- ユーサーマニュアル
- VAPEバンド2本
説明書などの書類は英語で記載されています。説明書には英語がわからなくても理解できるように図解が入っています。
Smok TFV12 Cloud Beast Kingの詳細
Smok TFV12 Cloud Beast Kingは爆煙ユース向けアトマイザー。
プリメイドコイル交換式の通称”クリアロマイザー”になります。メーカーが用意するカートリッジ式のコイルを交換するだけのお手軽アトマイザーです。
RBA(自分でビルドする製品)は敷居が高い!けど爆煙を楽しみたいというニーズを満たす製品になります。
TVF12 Cloud Beast Kingのスペック
直径 | 28mm |
全長 | 70mm |
リキッド容量 | 6ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 専用マウスピース |
コイル | プリメイド交換式 バリエーションは公式サイトにて詳細の掲載あり。 |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
リキッドチャージ | トップ |
素材 | ステンレス |
Smok公式サイトより
全長は510スレッドを除き65.20mmです
直径は公称通り約28mm。
上部のパーツから見ていきます。ドリップチップは黒い樹脂製の専用ワイドボアマウスピースが付属します。
そして、汎用の510ドリップチップが使用できるように、アダプターも付属します。
ドリップチップ内径は最細部で8.67mmでした。
リキッドチャージはトップフィル方式です。
トップパーツを外す必要はなく、クルっとスライドさせるだけでジュースホールを露出させることができるので楽にリキッドチャージが可能です。ジュースホールも大き目で、スポイトボトルでも難なくチャージできるサイズ。
タンクは一部がコイルで保持されるタイプです。
その為、コイル交換の際などタンクを外したい時にリキッド残量が残っている場合、本体を逆さまにして上記の写真の左側のタンクを見てもらうと分かる通り、チムニー部分よりも水位を低くしなくては漏れてしまいます。
やむを得ずタンクを外したい場合にはタンク内のリキッドを無駄にする覚悟も必要です。
タンクはガラスタンクとトップパーツから構成されています。
エアフローはボトムエアフローです。
調整リングで無段階に調整可能。爆煙機らしく、大きなエアホールが2箇所設けられています。
ポジティブピンは固定式で調整不可能。かなり出っ張っています。
付属のプリメイドコイルを見てみます。
本機にはコイルが3種種類付属します。
- 写真左 プリメイドコイル V12-T12 0.12ohm Duodenary Coils(本体組込済)
- 写真中 プリメイドコイル V12-X4 0.15ohm Quadruple Coils
- 写真右 プリメイドコイル V12-Q12 0.15ohm Quadruple Coils
再度から見るとジュースチャンネルの大きさぐらいにしか違いがわかりませんが、上から見ると違いは歴然です。
- 写真左 プリメイドコイル V12-T12 0.12ohm 中に6個のコイル(本体組込済)
- 写真中 プリメイドコイル V12-X4 0.15ohm 中に2つのコイルQuadruple Coils
- 写真右 プリメイドコイル V12-Q12 0.15ohm 中に1つのコイルQuadruple Coils
コイルの直径を測ってみると、なんと20mmありました。
Smok TFV12 Cloud Beast Kingを使ってみる
早速使ってみます。使用する際には上部のトップパーツをスライドさせてリキッドホールを露出させ、その部分からリキッドをチャージしていきます。
チャージが終わったら、コイル内のコットンにリキッドが浸透するまでの間放置するのをお忘れなく。どのコイルもコットン量がかなり多いので結構長いこと放置したほうが良いでしょう。20分程度でしょうか。これはリキッドの粘度など浸透スピードにも寄るので一概には言えませんが、心配でしたらより長く放置したほうが良いと思います。
コイル容量が大きく、使われているコットンも多いため、浸透していくと、タンク内のリキッドが目に見えて減っていく(コットンに浸透していくため)ので分かりやすいかもしれません。
Woody Vapes X200 Stabilized Wood (18650デュアル)
VOOPOO DRAG 157W TC Box MOD(18650デュアル)
TeslaCigs NANO 120W(18650デュアル)
後はMODに搭載して使っていきます。さて、暫く使った感想です。
◎見た目
太く、大きいです。デザイン的にはスタンダードデザインなので好き嫌いがあまり出ない印象です。
◎クオリティ
価格帯的にもハイクオリティを求めるのは酷です。新品状態では細かい付着物が存在するので気になる人は洗浄してから使用するのが良いでしょう。写真撮影前にクリーニングしてから撮影しています。
◎価格
本体価格もプリメイドコイルも一般的なクリアロマイザーより高い印象。本体も低価格のテクニカルMOD並の価格設定で、コイルも3個入りの上に価格設定も高めです。大きい分それだけ材料費もかかるので致し方ない部分かもしれません。
◎機能面
トップフィル、ボトムフロー。プリメイドコイル使用のクリアロマイザーです。
ごくごく一般的な構造の為、とりわけ優れた点、劣ってる点は見当たりません。
◎運用性
プリメイドコイルを交換するだけの簡単運用です。
その分RBAなどの自分でビルドするアトマイザーに比べてコイル代がかさみます。
◎ドロー
見た目通り全開でのドローはほぼ抵抗なしのドロー。
全閉でもMTL向けのドローには当然なりません。コイルの熱量的にも推奨できません。
◎ミストの質と味
コイルによってやはり結構異なります。
あまりミストの質感とか味を語る製品ではないというのが率直な感想。ミストが多ければいいんだよ!という製品ですからね。
かと言って味が楽しめないわけでもありません。
リキッドによってはもちろん味を楽しむことが出来ますが、ハイワッテージでリキッド消費も本当に激しいので、クラウドチェイスやトリック目的なのであれば、安くVG比率高めのリキッドや、素のグリセリンなどを利用するのが良いのかもしれません。
Smok TFV12 Cloud Beast Kingのまとめ
僕の価値観として、まず味ありきの切り口になってしまい、この手の機材のレビューを求める人からすれば、あまり参考にならないかもしれないのは申し訳ないのですが、味を求める機材でもないと思います。
要は爆煙で、VAPEトリックやクラウドチェイスがしたい人向けの機材。
その上でRBAのような自分でコイルを巻くのは面倒だし難しいという人はこのような爆煙クリアロマイザーも選択肢に入ってくると思います。
そういうニーズだと大きさはあまり気にならないのかもしれません。それよりはリキッド容量が重要かもしれません。
許容ワッテージも大きく、ワッテージをかければものすごくミストが出るので、求める人は満足できるのではないでしょうか!
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