Dynavap(ダイナヴァップ)のアナログヴェポライザー、THE “M” Plus「ザエムプラス 」のレビューです。
Dynavap THE “M” Plus(ダイナヴァップ ザエムプラス)レビュー
タバコ葉を詰めてトーチライターで炙って楽しむ「アナログヴェポライザー」の最高峰
アナログなので電池不要。手巻きタバコの葉(シャグ)をつかうのでタバコ代の節約にも!
詳細をレビューします!
商品提供:ベプログshop
Dynavap THE “M” Plus(ダイナヴァップ ザエムプラス)とは?
アナログヴェポライザー、THE “M” Plus「ザエムプラス 」です。
世界的な知名度を誇るDynavapから、最新モデルが登場です。
最も人気のあるバッテリー不要のドライハーブヴェポライザー。
従来型「M」の改良型になります。
「M」と「M Plus 」の違い
- 加熱時間の短縮
- より多くのタバコを詰めることができる(チップの体積が15%増加)
- ドロー調整機構(ピボット スタイル ロッカー)
- テクスチャー仕上げ
長い歴史のある人気のアナログヴェポライザーの最新作、詳細を見ていきましょう。
ヴェポライザーとは?
これは『タバコの成分を気化させて吸引するための装置』です。
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Dynavap THE “M” Plus 本体
- サイクロントリプルトーチライター
- コットンパイプクリーナー
- 木製ケース
- 高温Oリング
- ダイナワックス
- コンデンサーOリング
- ステンレスCCD
Dynavap THE “M” Plusの詳細
世界的な知名度と人気を誇るアナログヴェポライザーの代名詞的な存在。
シーズンごとにデザインの異なるモデルをリリース。基本デザインを引き継ぎながらも個性的なディティールを提供する「持ち手がこだわれるものづくり」。
これまでのモデルとは異なる直線的なデザイン。
本体の材質には医療グレードのステンレスが使われています。
パッキンなどを除き、ほぼ全てのパーツがスレンレス製です。
構造は従来モデルとほぼ同様で、4つのパーツで構成されています。
- CAP キャップ
- TIP チップ
- MOUTHPIECE マウスピース
- CONDENSER コンデンサー
構造が非常にシンプルなので、簡単に分解・クリーニングが可能です。
もともと完成度が高いモデルだけに、大きな変更点はありません。
本体中間部にある四角い窓は「ドロー調整用」のエアホールです。
すみません、昨年モデルでは見落としていたのですが、この部分を指で押さえることで吸い込みの抵抗感(ドロー)を変化させることができます。
流入空気料を可変できる単純かつ実用的な仕組みを採用しています。
キャップを外し、チップと呼ばれるパーツにタバコ葉を詰めて使用します。
吸引時にタバコ葉を吸い込んでしまわないように、ストッパーとなる網状のパーツ(CCD)がついています。ここはデジタル制御のエレクトリックヴェポライザーと近い作りです。
チップとマウスピースのパーツは2重のOリングで接続されています。
この部分のクリアランスは最適で、分解時もストレスなく着脱可能でした。
分解組み立て時には、Oリング保護のために付属のワックスを塗布するのが良さそうです。
マウスピースパーツトップに「DYNAVAP MADE IN USA」刻印が追加されていました。
このような細かいところにまでこだわっている製品です。
4ピース構造ですから、分解組み立てなどのメンテナンスが簡単です。
アナログヴェポライザーは、メンテナンスが必須。むしろそれを楽しむ趣味性の高い製品ですから、構造がシンプルで分かりやすく壊れにくいのは「性能」といえます。
構成している多くのパーツが金属製で劣化しにくく、永年にわたって愛用できるのもアナログヴェポライザーの魅力の一つ。バッテリー内蔵の製品にはない楽しみ方ができます。
ただし、ゴムパッキンなどの消耗品の交換は必要。
定期メンテナンスでその寿命を伸ばすことができます。
本体スターターキットには一通りの消耗品が付属します。
また、分解組み立て時にパッキンを保護するワックスも付属します。
Dynavap THE “M” Plusの使い方
基本的な使い方などは、構造が全く同じな昨年までのモデルと同じです。
アナログヴェポライザー Dynavap THE “M” Plusの使い方
- CAPを外してタバコ葉を適量に入れ、再びキャップを取り付ける
- CAPがカチッと鳴るまで、ライターで加熱する
- CAPがカチッとなるまでの間(~30秒間)吸うことができる
- 再び吸うには、再度ライターで加熱する。
- 吸い終わったら、本体が冷えるまで待ってタバコ葉を取り出す。
Dynavap The “M”シリーズの特徴は、加熱の目安がわかるキャップです。
カチッとクリック音が鳴るので、いつまで炙って良いかの目安になるのが使いやすいです。
また、キャップは消耗品となっています。黒ずんだり味が落ちた場合は交換が必要です。
キャップを外して、チップに適量のタバコ葉を詰めます。
PLUSモデルでは、体積が15%アップしました。
市販の紙巻きタバコをちぎって詰めることもできるのですが、コスパや味わいに優れた「手巻きたばこ用のタバコ葉(シャグ)」を是非使ってみてください。
楽天市場など大手ECサイトでも購入することができます。
キャップを取り付けたら、キャップ部分をガスライターで炙ります。
ちなみに、ZIPPOを含むオイルライターは不可、ターボライター推奨です。
キャップを炙っていて「カチッ」という音が鳴ったら加熱完了です。
他社のアナログヴェポライザーにはない部分で、目安があるのは分かりやすいです。
再びカチッと音が鳴るまで(最大30秒ほど)吸うことができます。
電子的なヴェポライザーと違って、再加熱は再びライターで炙って加熱しなくてはなりませんが、その手間がアナログヴェポライザーの良さなのかも知れません。
使い終わった後、しばらくは本体が熱いままですので、間違って触ってしまうと火傷してしまいますので注意が必要です。
冷えるのを待って、ケースなどに収納します。
まとめ
基本性能もアップ!着実に進化を感じるプラス版!
シーズンモデルごとに個性的なデザインによってコレクター心をくすぐるプロダクツ。
2023年もその傾向は変わらないようです。
また、購入を検討中の方は、国内で入手可能なうちに是非ご検討を。
何故ならこの商品、USAで$135.00 米ドル(20,250円相当)となっているんですが、提供先ショップでは『1ドル122円換算』で販売されていたりします。
おそらくですが再入荷はなさそうですし、是非お早めに。
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