BaksLiquidLab.(バクスリキッドラボ)のVAPEリキッド、Vegas 「ベガス」のレビューです。
バーレー葉タバコのフレーバーに桃の香りをプラスした複雑なフレーバーのVegasが新登場!今や人気国産リキッドブランドの一画を担うまでの知名度と人気を得るまでになったブランドの新作リキッドです。
このリキッドの特徴
- 人気リキッドブランドBaksLiquidLab.のリキッド
- 桃×タバコ フレーバー
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
詳細
国産VAPEリキッドブランドBaksLiquidLab.のVegas
ハンドクラフト(個人制作)リキッドの中で、特に人気が高いブランドがこのバクスリキッドラボです。ブランド開始当初はSNSなどで手売りに近い形態で販売されていたリキッドも、今では国内の有名VAPEショップが挙って取り扱うようになっていて、その人気は一部のコアなファンから、一般層にまで名前が知られるようになってきたように思います。
今回の新作はバーレー葉タバコのフレーバーに桃の香りをブレンド。さらに、灰の香料をプラスして複雑な風味をさらに洗練した香りに仕上げたリキッドです。
2018年10月13日発売。
洗練された雰囲気で、奥深い味を演出したリキッドを送り出してきているブランドなだけに、ただ単に「桃タバコフレーバー」のリキッドとはいえ、奥行きを感じる説明ですね。
空気乾燥処理をほどこすと、糖分の添加なしでたばこの葉は茶色く変色し、葉巻のような味わいになります。
他品種と比較してバニラやチェリーなどの香料の吸着性が高い種類なので、フレーバー系のタバコに欠かせない存在です。香料を吸着保持してたばこのブランドイメージを作り出す物にも用いられています。また香りにバーレーが強く出ると「バーレーキック」と呼ばれ、好き嫌いが分かれる喫味として知られています。「ハーフ&ハーフ」などが相当するかもしれ ません。
バーレー種はバージニア種やオリエント種と合わせると、アメリカン・ブレンドとなります。ラッキーストライクやポール・モールなどが、これにあたります。
一般的な味付けタバコに多く使われています。クリーンでマイルド、ナチュラルな喫味を持ってるのでブレンドに向いている種類です。
スペック
生産国 | 日本 |
内容量 | 60ml |
VG/PG | 非公開 |
ニコチン | 0MG ノンニコチン |
主成分 | 植物性グリセリン/プロピレングリコール/香料 |
ボトル | チャイルドプルーフキャップ付きユニコーンボトル |
ブランド公式サイト | https://baksliquidlab.tumblr.com/ |
ボトルは大手メーカーがリリースするリキッドに負けず劣らず、しっかりとビニールシュリンクされています。
パッケージデザインもプロに依頼するなど、パッケージデザインを含めた製品クオリティは個人制作とは思えないクオリティ。
選べるには製造日のスタンプが入っているのも特徴。
また、衛生面などにも配慮されています。そして、発売しているリキッド全てを日本食品分析センターに依頼して成分分析し、有害物質であるホルムアルデヒド(発がん性物質)、ジアセチル(肺病の原因物質)、ニコチン(依存性のある劇薬)が含有されていない事が証明されているなど安全性に配慮しています。
感想
まずは香りから楽しんでいきます。
ボトルを香ってみると、葉巻に近いような上品なタバコの香りを強く感じます。ヤニ感というか、タバコの嫌な部分を感じない、茶葉のように芳醇な香り。そして、ブランデーのような熟成されたアルコール感を若干感じます。桃は香りからは感じません。
大人な香りですね。すごく上品な香りです。
それでは吸っていきます。
リアルなタバコフレーバー。甘みと時折顔を出す桃を楽しめるリキッド!
タバコ感が強いです。恐らくBaksLiquidLab.の中で一番タバコが強いでしょう。かなりリアルなタバコの風合い。香りからは葉巻のような上品さも感じたのですが、実際に吸ってみると少しのヤニ感というか、正露丸のようなエグ味と苦味を併せ持った「本物の紙巻きたばこ」に近い味を感じます。
そのリアルさは、バーレータバコの風合いではなく灰の香りに起因するものだと思います。タバコをより複雑にしている灰の香り。灰のフレーバーは同ブランドのshirafu shirazu STOUTにも使われていましたが、かなりニュアンスが異なります。向こうは酸味をまとったもっと強い香りでしたが、こちらのVegasに使われているものはドライなニュアンスの灰の香りで、タバコのアクセント付けに使われている印象です。
タバコのフレーバーはそこまで濃いものではなく、あくまで「上品さ」を保った範疇の味であるのがブレンドの妙でしょう。後味にまでガッツリとヤニ臭さが残らない絶妙のブレンド具合です。
そこに少しだけ強めの甘さ。でも後を引かないのはタバコの奥深さのせいなのでしょう。
そして、桃もいるような?いないような?いや、ほんの少しだけ最初に顔を出すんですけど、タバコ味ですぐに上書きされるので「桃!」という主張は控えめというか、桃をメインで感じるような、感じないような絶妙な塩梅に仕上がっています。
ただし、強めにミストを履くと桃を近くに感じるので、セッティングや吸い方で味というか香りの感じ方が違うようにも感じます。
そして、これは使われていないと思うんですけど、後味にかけて若干バニカスっぽいというか、油っぽいというか、クリーミーというか、若干ブランデーのようなアルコール感を感じるというか、そういうニュアンスを感じるのですが、これはフレーバーを脳が勘違いしているのかもしれません。
タバコ感が強いので、タバコフレーバーが好きな人は気にいるのではないでしょうか。
僕としてはVAPEにタバコの代用を求めていないので、あえてタバコの味を楽しむことはしないので恐らくこれから先リピートすることは無いと思いますが、そんな僕でも美味しく吸えるバランスの良さを感じるリキッドでした。
まとめ
BaksLiquidLab.らしい奥深さと、上品さを併せ持ったフレーバーでした。
「桃とタバコ」というフレーバーのイメージから、桃が相当強いように思いきやそうではありません。優しい甘さと桃のアクセントを持った「リアルなタバコ味」を楽しめる良フレーバーでした。
タバコ系リキッドが好きな人に。
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