VOOPOO(ブープー)のVAPEスターターキット、DRAG S「ドラッグエス」のレビューです。
シンプルでエレガント!上品なレザーをあしらったデザイン。
ルックスだけでなく機能も本格的。
爆煙ユースのPODデバイスらしいハイスペックデバイスです。
特徴や使い勝手など詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
VOOPOO DRAG Sとは?
VOOPOOが発売するオールインワンPODデバイス、DRAG S「ドラッグエス」です。
ここ最近、ブープーではPODカートリッジ採用のデバイスのバリエーションを拡充していて、多種多様なスターターキットをリリースしています。
その多くが、PnPコイル規格を採用していて、汎用性が高いのが特徴。
そして!VOOPOOの看板商品である”DRAG”の名前を冠した製品がついに登場しました!
VOOPOO DRAG Sの特徴
- スタイリッシュなデザインのコンパクトPODデバイス
- カラーディスプレイ・可変出力搭載の最大60W高機能デバイス!
- 高性能なGENE CHIPを搭載
- コスパに優れたプリメイドコイル交換式!
詳細の前に、まずは特徴を見ていきましょう。
スタイリッシュなデザインのコンパクトPODデバイス
DRAGシリーズらしい、ルックスにこだわったデバイスです。
VOOPOO DRAGといえば、見た目にインパクトのあるデザインで一世を風靡した製品。
世界的大ヒットのデバイスの名前を採用したデバイスらしく、デザインにこだわりが。
全体的なデザインが良く、一目見ただけで引きつけられる魅力のあるデバイスです。
カラーディスプレイ・可変出力搭載の最大60W高機能デバイス!
DRAG Sが優れているのはデザインだけではなく、機能も充実しています。
まずは大きなカラーディスプレイを採用しています。もちろん、可変出力に対応。
ただし、これはVOOPOOが発売している”他のPODデバイス”と同じ仕様なので特別ではありません。PODの種類はかなり豊富で、他にもかなりのバリエーションがあります。
DRAG Sが特別なのは最大出力 60Wというスペックです。
これは、VOOPOOが今まで発売してきたどのPODデバイスよりも高出力。
ミストを多く発生する”爆煙スペック”のPODらしい高出力のデバイスです。
高性能なGENE CHIPを搭載
高出力を制御する基板は、VOOPOO Gene CHIPです。
VOOPOOが世界的に有名になった数年前より採用し続ける制御基板。
それとは仕様は異なるとは思いますが、同じ名前を採用しています。
Gene CHIPは当時『超絶な立ち上がり』でその名を轟かせました。
コスパに優れたプリメイドコイル交換式!
PODタイプのカートリッジには、プリメイドコイル交換式を採用しました。
コイル規格は、多くのVOOPOOデバイスに採用されているPnPコイルです。
バリエーションが豊富で、RBAユニットも用意されている汎用性の高いコイルですよ。
カラーバリエーション
レザー部分のバリエーションが豊富なのもDRAG Sが人気を得ている理由の一つ。
フレームカラーは1色のみですが、レザーは7色から選ぶことができます。
スペック
サイズ | H 87× W33× D28mm |
重量 | 145.6 g(実測) |
出力 |
VW(5w – 60W) |
許容抵抗値範囲 |
0.1 – 3.0Ω |
リキッド容量 | 4.5ml |
リキッドチャージ | PODボトムフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイド交換式 |
充電ポート | USB-C(5V) |
バッテリー | 2,500mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- VOOPOO DRAG S バッテリー本体
- VOOPOO DRAG S Podカートリッジ
- プリメイドコイル(PnP-VM5 0.2Ω)
- プリメイドコイル(PnP-VM1 0.3Ω)
- USB-C 充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
DRAG Sの詳細
スティック型のスリムなフォルム。レザーをあしらった高級感のある仕上がり。
ボディーの端々には、初代DRAG MODを彷彿とさせる直線的デザインが使われています。
ペイントの質感にも高級感を感じます。ムラやカケもなく美しい仕上がりです。
レザーグリップを採用しているのがDRAG S最大の特徴。背面部分には”DRAG”の文字入り。大きくロゴの主張があるデザインが、DRAGらしさ全開です。主張が強い!
イミテーションなのか?はたまた本物のレザーなのか?記載はありませんが、元々レザー関係の仕事をしていた筆者が見ても、安っぽさを感じない質感。シボ加工が高級感を演出。
ステッチが入っているのも高級感があって良いです。
内蔵バッテリーのスペック、最大出力に見合った大きさ。
PODデバイスとしては大きめのボディーサイズ。
スリムタイプのシングルバッテリー&アトマイザーと比較して、かなり大型です。
このサイズであれば、MOD&爆煙アトマを選ぶよ!というサイズ感であることは否定できません。サイズ感で選ぶデバイスではない印象です。
バッテリー交換式と比べてもサイズ的に優位性はないことから、このデバイスの大きさがご理解いただけるのでは?
バッテリー
- 容量:2,500mAh
- 出力モード:VW(5-60W)
- 対応抵抗値:0.1 – 3.0Ω
- パフ操作:マニュアル(ボタン式)
- 充電ポート:USB-C
- 保護機能:
- 自動カットオフ(10秒)
- ショートサーキット保護
- バッテリー過充電保護(4.2V)
- バッテリー過放電保護(3.2V)
- 最大電力保護
- 出力過電流保護
- 過加熱保護
- 過出力保護
- オーバーヒート保護
それではバッテリー部分の詳細を見ていきます。
DRAG Sは”3ボタン仕様”です。一般的なテクニカルMODと共通の操作系なので、既存のVAPEユーザーであれば違和感なく使えるのが良い点です。
- パフボタン 電源ON/OFF , モード変更など
- サブボタン 出力調整など
操作は簡単で、説明書がなくても直感的にわかる仕様。
エッジ部分がダイアモンドカットされたボタンパーツ。ペイント仕上げで、カラーはボディー部分と同じあたりに統一感を感じます。
このパーツのディティールにも、初代DRAG MODとの共通性がある仕上がり。
本体には大きなカラーディスプレイ搭載
なお、今までのVOOPOO PODデバイスと違うのは、オートパフモードがありません。
パフはマニュアル(ボタン操作)のみです。
ちなみに、工場出荷時の本体バージョンは1.0.0.0となっていて、最新バージョンで実装されている「ランキングシステム」は導入さてていません。
ランキングシステムとは、設定W数や吸引時間等に応じてスコアが表示され、一定のスコアを貯めるとランキングがアップするものです。
このランキングシステムを導入するには、本体バージョンを最新のV.0.0.1にアップデートする必要があります。
ファームウエアアップデートには、別途Configuration software (Windows)のダウンロード・インストールが必須ですので、ウインドウズPCが必要です。
内蔵バッテリーは2,500mAhとシングルバッテリーMOD並みの大容量。
内蔵タイプなのでバッテリー着脱できません。
USB-C端子を備えていて、本体充電に対応しています。
バッテリーベントホールはぱっと見備わっていないようです。隠されているのかな?
底部にゴム足があって、立てて置いた時に底が傷つかないようなっています。
また、グラグラしないのも良いです。
作りはほぼシングルバッテリーMODですね。スペック的にも近いものがあります。
大きさも、ですが… アダプターがあれば十分テクニカルMODとして使えるだけの機能が備わっています。
ちなみに、メーカー純正品はありませんが、サードパーティー製であれば510アダプターが発売されているので、テクニカルMODとしても利用できそうです。
POD
- リキッド容量:4.5ml
- マウスピース:POD一体型
- リキッドチャージ:ボトムフィル(プラグ式)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイド交換型(VOOPOO PnP Coil)
すごく簡単な作りのPODカートリッジ部分。アトマイザーをモチーフにした形状。
マグネット式で脱着は簡単。つまんで引っ張るだけです。
マウスピースは一体型、交換不可。内径太めの爆煙スペック。
プラグ式チャージホール。ボトムフィル仕様、チャージ時はPODを外す必要あり。
AFCは大きなレバーでエアフロー調整が簡単です。デザインの邪魔もしていません。
全開から全閉まで、無段階にドロー調整できます。使い勝手にこだわった仕様です。
PODタイプのデバイスは、AFCが疎かになっていたり、ドロー調整ができないものすらあるのですが、DRAG Sはこの部分にしっかりとこだわりがあります。実に使いやすい!
プリメイドコイル
コイルはPnP規格、はめ込み式なので交換が簡単です。
付属のコイルは2種類、どちらも超低抵抗の爆煙メッシュコイルです。
今までVOOPOOがリリースしてきたPODデバイスの付属品よりも、さらに低抵抗コイルを付属できたのは、DRAG Sの出力が高くてバッテリー容量に余裕があるというスペックの高さによるものです。
低抵抗コイルを活かすことができる高スペックデバイスだからに他なりません。
PnPコイルのRBAユニット
別売りのRBAユニットを使えば、自分でコイルビルドすることもできます。
こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
VOOPOO DRAG Sの使い方・操作方法
使い方はGene CHIP採用のPODデバイス共通です。
- 電源ON/OFF… パフボタン5クリック
- 出力変更…電源ON時にサブボタンで操作
- モード変更…電源ON時にパフボタン3クリック
- ボタンロック… 電源ON時にパフボタンとプラスボタンを同時長押し
- パフカウンターリセット… 電源ON時にパフボタンとマイナスボタンを同時押し
- パフカウンターグラフ表示画面… 電源ON時にサブボタン2つを同時長押し
感想とまとめ
ルックスにこだわった爆煙ユースのPODデバイス!
お世辞抜きにかっこいいですよね!一目でヤられてしまうデザイン。
VAPEは見た目が8割なんて言われることもあるぐらい(?)ルックスも重要です。
デザインはかなり良い!インパクトのあるルックスなのに、下品じゃない。
むしろ、高級感すら感じる作りの良さとレザー仕上げのボディーは、そのルックスだけで「欲しい!」と思わせられるような秀逸さです。
そしてDRAG Sの魅力は見た目だけではありません。
スペックも今までリリースされたデバイスを超えています。
VOOPOOのPODは、コイル規格的に「爆煙向け」なのですが、今までリリースされたデバイスは”PODらしく”とても高スペックとは言えないものでしたが、DRAG SはシングルバッテリーMOD並みのスペックに進化しました。
その分大型化していますが、スペックを考えれば納得できるサイズ感です。
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