Think vape(シンクベイプ)のVAPEスターターキット、Asteroid「アステロイド」のレビューです。
この製品、アレではありませんよ!新製品です。Think Vapeのアステロイドというやつです。
え?見たことあるですって?僕もそう思いますが… クローンではないのですよ。
このスターターキットの特徴
- USBメモリーサイズのコンパクトPODデバイス
- あの有名スターターキットとそっくり?
詳細をレビューします!
商品提供:Everzon
Think vape Asteroidの詳細
Think vapeがリリースするAsteroidは、コイル内蔵の使い捨てカートリッジタイプアトマイザーを採用したPODデバイスです。
軽量コンパクトな本体のデバイスで、ニコチンソルトやリキッドや強メンソールリキッドなどのキック感を味わえる『ニコチンフィーダー(ニコチン摂取機)』として各社がリリースするジャンルに位置する製品の一つです。
片手に収まるコンパクトサイズ!?H 85×W20×D13.5mmで、重量24gです。
カラーバリエーションは全部で4色ですよ。フレーム部分の色が変わっていますね。
見た目がそっくり?minifitとの比較
最初に触れておかなければならないのは、このデバイスそっくりのminifitというスターターキットについてです。
これは一年ほど前、JUSTFOGがリリースした超コンパクトサイズのPODデバイスです。日本では最初あまり話題になりませんでしたが、SNSなどを中心に徐々にブームを築いていった製品です。
そっくりというか… そっくりと言わざるを得ないですよね。丸パクリにしか思えません。
最初OEMかと思いましたが、説明書などには「Producted by Shenzhen Thinkvape Technology Co.,Ltd.」の記載があるので、ライセンス契約などを結んでいるのかは定かではありませんが、影響を受けた製品であることは間違いありません。
ただしまるっきり同じというわけではありません。サイズはもちろん違うのですが、ボタン部分やLEDランプの数、そしてPODのエアホール部分の使用など細かい部分で違いを感じます。
サイズと重量
- Asteroid H 85×W20×D13.5mm ,?24g
- minifit H 70×W21×D15mm , 19.9g
Asteroidの方が長いのですが、厚みに関してはminifitの方が盛り上がっている部分があるので分厚いですね。
バッテリー容量
- Asteroid 420mAh
- minifit 370mAh
サイズが違うのはバッテリー容量が大きく関係しています。とはいえ50mAhしか違いはありません。
コイル抵抗値
- Asteroid 1.6Ω
- minifit 1.6Ωニクロムワイヤー
POD内蔵のコイルの抵抗値まで一緒です。ちなみにPODのリキッド容量も1.5mlと同じです。
ちなみに固定電圧出力なのも共通です。
ちなみに2つのデバイスに互換性はありませんので注意が必要です。上記写真はPODを互い違いにつけようと試みたものですが、別々の本体には取り付けることができません。
スペック
サイズ | H 85×W20×D13.5mm |
重量 | 24g |
出力モード | 定電圧出力 3.7V |
リキッド容量 | 1.5ml |
リキッドチャージ | Podボトムフィル |
エアフロー | サイド(コイルボトム)エアーフロー(調整不可) |
コイル | PODカートリッジ内臓 1.6Ω |
充電ポート | microUSB(DC 5V 1A) |
バッテリー | 420mAh Li-poバッテリー |
保護機能 | ・ショートサーキット保護 ・自動カットオフ(10秒) ・バッテリー低電圧保護(2.8v以下) |
公式ページ | http://www.thinkvapetech.com/ |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Think vape Asteroid バッテリー本体
- Think vape Asteroid PODカートリッジ ×1
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
バッテリー部分の詳細
USBメモリーを若干長くしたようなフォルム。あのデバイスそっくりなルックスです。
メタリックトスが美しいボディーには「ASTEROID」「ThinkVape」のロゴプリントが入ります。
PODデバイスですが、オートスイッチではなく、パフボタンを備えたマニュアルスイッチデバイスです。パフボタンを押してミストを発生させます。
本体底部には内蔵バッテリー充電用のmicroUSB端子を備えています。DC5V 1Aまでの電流に対応しています。
パフボタン部分にはLEDライトを装備。このライトは電源の状態やバッテリー残量を表示するインジケーターとして機能します。バッテリー残量は3段階、色で残量がわかりやすく表示されます。
POD部分の詳細
マウスピースはPOD本体一体型、上部が咥えやすい形状にシェイプされています。
エアホールはサイドに。これもオリジナルに習った仕様ですね。PODのつくりが若干荒くオリジナルよりも劣化しているように思えます。
ロックは爪式です。この部分もそっくりです。
PODの作り自体もそっくりですね。チャージホール付近の作りなどもほぼ同様です。
一方は空気抜き穴になる仕様なのも同じです。片方からリキッドチャージします。チャージホールが細いため、スポイトボトルからチャージするのは困難なので スポイトボトルなどを利用します。
半透明なPOD、リキッド残量が一目瞭然です。
- POD 1.6Ωコイル内臓
内蔵コイルは1.6オームで、MTLに特化した仕様ですね。ごめんなさい、分解して構造見る気になりませんでした。外から見るに多分ほぼ一緒でしょう。
Think vape Asteroidの使い方
使い方は簡単です。電源オンオフ操作とミスト発生のみです。簡単に使うことができます。
- 電源ON/OFF… 5クリック(スイッチを5回連続で押す)
- Vaping… PODを咥え、パフボタンを押しながら吸い込む
感想とまとめ
どう評価して良いのか判断に苦しみますが、それはこの記事を読んでいる皆様に委ねるとして、ここでは味と使い勝手の評価をしていきます。
これで味が悪ければネタ製品として吊し上げられるは当然なのですが、味もオリジナルに近い完成度なのがなんとも言い難いのです。
PODの作りを見てみると、写真からも伝わる通りに粗い仕上がりです。オリジナルの方が完成度が高いのですが、それは味には関係のないこと。
実際に吸ってみるとほぼ差を感じません。
リキッドが漏れやすいなんていうこともなく普通に使えてしまいます。
これ、製品名とブランド名さえ入っていなければ、バッテリー容量アップのバージョンアップ製品だと思ってしまいますよね。
使い勝手に関して違う部分はLEDインジケーター部分で、3段階式なのは同じなのですが、数で表示するのか色を変えるのかの違いにとどまっています。
正直このルックスですから。
ディティール変えるのならばデザインごと帰ればよかったのにと思ってしまいます。
新製品だからか、それとも日本に入ってくるのか定かではありませんが、提供ショップでは1000円以下のバーゲンプライスで売られているので気になる方はチェックしてみるのも良いかと思います。
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