SXK(エスエックスケー)のVAPEスターターキット、Bantam Box Revision AIO「バンタムボックス・リビジョン・エーアイオー」のレビューです。
ビレットボックス(BB)BORO Tank互換トオールインワンVAPEデバイス!
18350バッテリー駆動、最大30Wまで出力可能なコンパクトモデル!
特徴や使い勝手など詳細をレビューします。
Cthulhu RBA AIO BOXとは?
SXKのボックス型AIO VAPEデバイス、Bantam Box Revision AIO「バンタムボックス・リビジョン・エーアイオー」です。
世界中でで大人気のBORO Tank互換デバイス!
伝説のハイエンドデバイス『Billet Box(ビレットボックス)通称:BB』のフォロワー的な製品であり、同じくBORO Tank互換デバイスです。
今までに様々なメーカーから、同様の互換製品がリリースされるほど一つのジャンルとして確立しており、世界的にも非常に人気があります。
本製品の特徴は『小型サイズなのにフルサイズBORO Tank完全互換』という部分です。
今までにも同じようなデザイン・構造の小型デバイスは存在しましたが、多くがBORO Tankと同じ構造だけど小さいサイズ違いを採用しており、互換性はありませでした。
Bantam Box Revision AIOはBORO Tankがそのまま使えるということで一躍有名に。
さらに、進化したのが『Revision(改訂版)』となっています。
本家BBのサイズを半分ほどにダウンさせたような「小ささ」まさに手のひらサイズ。
このサイズ感でありながら、BORO Tankが使えるのは大きなメリット!
本家BBを持っている人のサブ機にも良いですし、BORO Tank入門機にも最適です。
スペック
サイズ | H 55× W55× D25mm |
重量 |
110g |
出力 |
5w – 30W |
許容抵抗値範囲 |
0.4 – 3.0Ω |
リキッドチャージ | サイドフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換型 |
充電ポート | micro USB(5V 0.7A) |
バッテリー | 18350シングルバッテリー |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- SXK BantamBox Revision本体
- Nautilusコイル用タンクユニット
- SXKコイル用タンクユニット
- Nautilusコイル 1.8Ω
- SXK MTLコイル 1.0Ω
- クイックリリースコネクタ
- フラッシュフィットコネクタ
- ユーザーマニュアル(英語)
SXK Bantam Box Revision AIOの詳細
本家BBを感じさせるデザイン、ルックスはオリジナルを踏襲しています。
ドアや本体の質感など、本家BBをオマージュしたものに。
SXKは元々クローン(コピー品)メーカーですが、品質はかなり高いです。
中国のVAPEメーカーは、元々クローンからブランドスタートした企業も珍しくないです。
BBを極限まで小さくしたようなフォルムが人気の秘密です。
ただの「コピー&カスタム品』ではなく、本家より優れている部分も。
デザイン・ルックス重視の本家BBは、液晶画面すらマグネットドア内部にあります。
見た目は良いのですが、頻繁に設定確認をしたいという実用背重視のユーザーには不便。
SXK Bantam Box Revision AIOは、液晶画面が上部にあるので簡単に確認できます。
しかも、デザイン性を損なわない「控えめなサイズ」なのも良いですね。
小さいながらも、必要情報(出力・モード・電池残量・抵抗値・電圧)が揃っています。
Power(VW)のみとシンプル、しかし3つのモード(SOFT・NORM・HARD)も備えています。立ち上が理の好みなど、ユーザーの好みに応じて設定可能です。
パフボタンはマグネットドアから露出していて、閉じた状態でも操作可能です。
また、内部には収納バッテリー充電用の端子を備えています。
バッテリーなんて本体充電できて当たり前でしょ!
中華オーセンと呼ばれる大量生産品ではもちろん当たり前なのですが、ハンドメイドに近いハイエンドデバイス「本家BB」にはそれがついていません。
別途バッテリーチャージャーを用意して、充電がなくなったら一旦バッテリーを取り出し、充電後また元に戻すという面倒なプロセスが必須です。
充電スペック
- バッテリー容量:18350シングルバッテリー
- チャージポート:microUSB
- 充電電流:不明
充電端子は若干仕様が古めですが、それでも本体のみで充電できるのは便利です。
バッテリー端子がマグネットドア内部にあって、デザインも犠牲になっていません。
ちなみに、VAPCELLの18350バッテリーは(1100mAH / 9A)です。
こだわりのあるユーザーに向けて、ゴールドカラーのカスタムパーツも別売されています。
このアイテムを装着することで、ノーマルにはないルックスを楽しむことができます。
BBもサードパーティー(非純正)のパーツが様々なメーカーから販売されています。
Bantam Box Revisionでは、メーカー純正のパーツがあるのも良いですね。
反対側のドアも同じくマグネット式で簡単に取り外し可能です。
こちらには「BORO Tank互換タンク・バッテリー・サブボタン2つ」があります。
リキッドチャージ時はマグネット式ドアを外すだけで、簡単に補充できます。
付属タンクは2つ(aspire Nautilus BVC coil互換・SXKオリジナルコイル)です。
用途に合わせて好きな方を使うことができるだけでなく、BORO Tank互換タンクであれば多くの製品を使用可能。
もちろん、本家のBORO Tankは収納可能です。他メーカー品もBORO Tankと互換性が収納可能だと思われます。しかし、製品によっては入らないものもあるかも知れません。
また、純正オプションRBAユニットが別売で用意されています。
正直あまり出来の良いものではなく、コイル交換も手間だしデッキも矮小でビルドしにくいです。個人的にはビルドしやすくメンテナンス性にも優れた他のBORO Tank互換品(Cthulhu 520 Tank・Cthulhu Diver RBAなど)を使いたい、と感じました。
注意点としては、Bantam Box Revisionは最大30W・0.4-3.0Ω対応、という部分です。
付属BORO互換タンクは2つ、個人的にはコイルの入手性も良く汎用性が高い『aspire Nautilus BVC coil』が使える(写真右)のが良いと感じました。
2種類のBORO互換タンクが付属
- Nautilusコイル用タンクユニット
- SXKコイル用タンクユニット
汎用性だけでなく、BVCコイルタンクには、AFC(黒いパーツ)もついてくるので、ドロー調整ができる分、機能的にも優れています。
どちらのタンクも、リキッドチャージ部が側面ゴムキャップからできます。
このため、タンクを本体から外すことなく、リキッド補充ができて楽です。
タンクのマウント・ロックは本家と同じスクリューロック式、2種類のコネクタが付属。
どちらも510DTが使用可能で、機能性に大きな違いはありません。
違いは、突起量で、右は側面のローレット部分がそのままなので最後まで手締めできます。
一方右は溝がある通り、コインなどでロックします。出っ張りがなくすっきりします。
SXK Bantam Box Revision AIOの使い方・操作方法
- 電源ON/OFF …パフボタン5クリック
- モード変更…電源オン時にパフボタンと-ボタン2つを同時長押し
- ディスプレイ 反転…電源オン時にパフボタン3クリック
- 出力変更…電源オン時にサブボタンで操作
- パワーロック…電源オン時にサブボタン2つを同時長押し
感想とまとめ
BBオマージュ!本家をそのままコンパクトに!
リリース後5年近く経つというのに未だに人気の衰えないBB、それどころかBORO Tank互換品が世界的に流行するなど、さらに人気が増している感すらあります。
そのBBをオマージュし、オリジナルデザインを踏襲。
そのままコンパクトにしたようなデバイス、人気が出ないわけがありません。
さらに、可変出力・本体充電など、機能的も本家以上、という使い勝手の良さ。
バッテリースペックから、1.0Ω以上の高抵抗MTLユースにベストマッチします。
BBは良いけど、普段使いにはちょっと大きいんだよな、という熟練ユーザーに。
また、これからBB入門したいという初心者にも良いと思います!
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