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【SMOK novoレビュー】スマートなフォルムとデザインのPODデバイス

SMOK novoレビュー

SMOK(スモック)のVAPEスターターキット、novo「ノボ」のレビューです。

流行からスタンダードへ。手間をかけずにVAPEを楽しめるPODデバイスは最早VAPEの標準的なデバイスとなり、VAPEデバイス各社がこぞって製品を開発するまでになっています。そのPODデバイスにルックスを重視したnovoをSMOKが落とし込んできました。

このスターターキットの特徴

  • 片手サイズのPODカートリッジ採用スターターキット
  • 1.5ΩコイルでMTLに特化したデバイス

それでは詳細をレビューしていきます。

商品提供:Everzon

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詳細

SMOK novoレビュー

SMOKがリリースするPODカートリッジ採用スターターキット。

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片手に収まるサイジング。そして上品なデザイン。それだけで今までVAPEを敬遠していた人にも訴えかけるようなルックス。

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出典:SMOK

カラーバリエーションは充実の全8色。でも、SMOKにしては少ない方なイメージです。これだけ揃って入れば、きっと好みの色があるはず。

スペック

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出典:SMOK

サイズ H 88.3×W24.3×D14.3mm
重量 40g
出力モード Bypass(16W)
リキッド容量 2ml
リキッドチャージ Podサイドフィル
エアフロー ボトムエアフロー(調整不可)
コイル POD内蔵型 1.5Ω
充電ポート microUSB(DC5V)
バッテリー 450mAh
保護機能 ・自動カットオフ(8秒)
・ショートサーキット保護
・低電圧保護(3.3v)
メーカー公式サイト https://www.smoktech.com/kit/novo

パッケージ・内容品

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パッケージ。シックかつ上品なイメージ。ブラックカラーのパッケージに、製品写真。背面には製品の概要と内容品などが書かれています。側面には、スクラッチ式セキュリティーコードの入ったステッカーで製品偽造の対策。

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内容品一覧

  • SMOK novoバッテリー本体
  • SMOK novo カートリッジ x2
  • microUSBケーブル
  • ユーザーマニュアル(英語)、ワーニングカード

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マニュアル類は全編英語。日本のユーザーには配慮されていませんが、簡単に使えるデバイスなので問題ないでしょう。

ディティール

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可愛いホイッスルのような形をしていて、前後にコブラ模様で覆われていて、側面にメッキ素材を組み合わせたノボは、全体が絶妙で華やかに見えます。

SMOKのサイトの文章です。コンパクトな笛のような形状に仕上げているようですね。確かに見栄えするデザインです。仕上がりも製品クオリティも上々です。

バッテリー

バッテリー部分から見ていきましょう。

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ハニカムデザインのプリント。パッケージに「White Cobra」と書かれているのえ、蛇の鱗をイメージしたものなのかも。最近中華デバイスは、この手のハニカムデザインを採用する機種が多いように感じます。

蛇が金運アップの縁起物とされる中国ならではなのでしょうか。爬虫類が苦手な人にはちょっとキモチ悪いプリンとかも。筆者は割と平気なので、綺麗だなーと思います。

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バッテリー下部には表面にSMOKのロゴマーク、背面にnovoのロゴ文字がプリントされています。

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側面などの枠部分にはメッキパーツが使われていて、高級感を感じさせるものになっています。その側面には表面左側に内臓バッテリー充電用のmicroUSB端子を備えています。

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充電可能電流は記載されていませんが、おそらく0.5Aか1Aでしょう。心配性で細かいことを気にする筆者としては、コンセントアダプターを付属させないのであればちゃんと書いておいて欲しいと思う部分です。

充電中は本体中央のLEDインジケーターが点灯します。

このようにスイッチ類は一切ない「スイッチレスデバイス」です。

POD

次にカートリッジ部分。流行りのPODカートリッジを採用。

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マウスピースは先端にかけて細くなっていてくわえやすいようになっています。SMOKではホイッスル(笛)のような形状と説明している通りの形状です。

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マウスピースはPODカートリッジと一体化しており、タンク部分の透明な樹脂パーツとは別素材の黒い樹脂素材が使われていますが、分解することはできません。穴が二つ空いていて、ここを通ってミストを吸引できます。

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バッテリーからPODカートリッジを取り出すときは、PODをつまんで引き抜くだけ。バッテリー部分挿入口の奥側がすぼまっていて、ここでPODをホールドしています。

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Novo専用ポッドには1.5Ωの高抵抗コイルを内臓しています。

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コイルの単体交換はできないPOD内蔵型です。

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出典:SMOK

空気の流入経路はこのような形です。サイド部分から空気を取り込んでいますが、PODの横には取り込み口はなく、バッテリー側に4箇所スリッドが入っているのでその部分の隙間から空気を取り込んでいるものと思われます。

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PODにはボトム部分にエアホールがあり、中央部分から空気を取り込んでいます。

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POD側面にはリキッドチャージホールを備えており、リキッドのリフィルが可能です。チャージホールは小さいので、先端が尖っているユニコーンボトルやニードルボトルを使ってチャージします。

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リキッドをチャージするとこのような状態になります。ここで問題なのがバッテリーに装着するとリキッド残量がわからないということです。

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これが同じ状態のPODを本体に装着した時の写真です。タンクが見える部分が少ししかないのでリキッドxあん量が全くわかりません。

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残量を確認するには、PODカードリッジをいちいち引き抜いて確認する必要があります。POD型デバイスの多くは利便性を追求したデバイスということもあり、PODのタンク部分が露出しているのでリキッド残量がわかりやすくなっているものがほとんどです。

しかし、novoはルックスを重視したためか、この部分の利便性がスポイルされてしまっています。

分解・コイル再構築

利便性を重視した使い捨てPODカートリッジを採用するデバイスなので、基本はコイル再構築(コイルを巻き直し、ウィックを交換する作業)を必要としませんが、カートリッジのコストを抑えたり、ビルドを楽しみたいユーザーには気になる部分です。

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このカートリッジ、簡単に分解できそうなのですが、、、

ボトム部分の金属パーツが全く外れません。接着剤などで貼り付けられている可能性があります。そのため、コイル再構築はかなり難しいと思います。ペンチや先の尖ったツールでしばらく頑張りましたが、外れないので、強引に剥がしても再利用ができなくなってしまい、本末転倒になってしまうので諦めました。

使い方

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使い方は非常に簡単です。スイッチ類が一切ないデバイスなので、マウスピースをくわえて吸い込むだけで自動でスイッチが入る「オートスイッチ機構」が搭載されています。

  • Vaping… PODを咥えて吸い込む

LEDランプはバッテリーインジケーターとしても機能します。

3.3v以下になると15回点滅(バッテリー切れ)

バッテリー切れにならないと教えてくれないので、若干の不便さを感じる部分です。

吹き戻しの誤動作について

息を吸い込むのではなく、息を強く吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまう誤動作が発生します。

ただし、誤動作しても8秒後には自動で電源がオフになります(自動カットオフ)

思いっきり吹きこむとこの誤動作が発生します。ただ、少しぐらい息を吹き込んでも全く問題ありませんので実用的には全く問題ないです。

また、強制的にPODを外せば電源は入ったまま(パフしたまま)ですが、リキッドを消費することはありません。

誤って息を吹きこんだり、不意に吹いてしまって吹き戻しが発生してしまった場合には焦らずにPodを取り外し、その後再度Podを取り付ければ問題ありません。

感想

見た目はシンプルなデザインですごく良いと思います。

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蛇っぽい柄が好みが分かれそうですが、ホワイトカラーは上品で爬虫類っぽさを感じさせないので良いと思います。

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サイズも小さくて持ち運びに便利です。

それでは使い勝手。まずは、PODを外さないとリキッド残量が確認できないという点ですが、ルックスを重視させたためかすぐにリキッド残量がわからないのは不便です。窓をつければよかっただけに思うのですが、そこはデザインで譲れなかった点なのかもしれないですね。

そして、味。すごく物足りないです。ドローはちょっと軽めのMTLぐらいの感触なのですが、もう少し重ければ味ももうちょっとよかったと思います。強メンソールのキックを楽しむぐらいの用途であれば悪くないのですが、このぐらいのコンパクトなデバイスの中にはもっと味に優れたデバイスも存在します。

ミストは細かくて上品なので、雰囲気を楽しめれば良いという人には良いかもしれませんが。

一番よかったのはマウスピースのくわえ心地。PODデバイスでは犠牲にされがちなマウスピースの形状にはこだわっているおかげで、笛のようなくわえ心地は快適です。

まとめ

SMOK novoレビュー

デザイン、ルックスにこだわったPODデバイス。

上品なルックスで、使える状況を選ぶようなシュチュエーションにもマッチするものに仕上がっているように感じます。ビジネスシーンや、冠婚葬祭でも使えそうなイメージを持ちました。

以外にも国内大手ショッピングモールなどでも散見できるので、消耗品などの入手性も悪くないでしょう。

デザインもやはり大事!性能や味だけでは語れないのがVAPEだな、と実感したデバイスでした。

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