MOTI(モチ)のVAPEスターターキット、Play(プレイ)のレビューです。
コンパクトでありながらハイパワー、自由自在の万能POD。
「900mAh」大容量のバッテリーとリング式AFCを搭載。
詳細をレビューします。
商品提供:ベプログshop
MOTI PLAY(モチ プレイ)とは?
MOTI(モチ)の薄型POD MODデバイス、Play(プレイ)です。
極薄カードタイプのPOD MODデバイスで、12.5mm厚と驚きのサイズ。
45gの軽量ボディーは持ち運びに便利!小型軽量なデバイスです。
それなのに、大容量900mAhバッテリーを搭載。
液晶画面も装備し、最大30W出力を実現しました。
尚且つ、ドロー調整可能なリング式AFCを装備し、510DT交換可能。
とにかく、PODに考えられる機能を片っ端から入れたようなデバイスとなっています。
MOTI PLAYの特徴
- 薄型コンパクトで最大30W出力!大容量バッテリーとAFC搭載PODデバイス
- 液晶ディスプレイ搭載で好みの出力に簡単調整。
- 薄型12.5mm厚なのに驚きの大容量バッテリー900mAhを搭載
- ズボンのバックポケットにもすっぽり入る人気の軽量カード型
- ダイヤル式AFC搭載でドローをリニアに調整可能
- 510ドリップチップは汎用品に交換可能
Nevoks PAGEE(以下アレ)の仕様にかなり近いのが特徴です。というよりもコピーに近いレベルでそっくりです。もしかすると、製造元が同じOEM製品かもしれません。
バッテリースペックやサイズなど、かなり意識しているというよりもそっくりです。
2年前の大ヒットデバイスを現代に甦らせたようなコンセプト。早速見ていきましょう。
カラーバリエーション
カラーはめちゃくちゃ豊富な9種類もあります。
シックで発色抑えめ、色の名前もおしゃれです。
スペック
サイズ | H82.6 × W44× D12.5mm |
重量 | 45g |
対応抵抗値 | 0.3Ω – 3.5Ω |
出力 | 最大30W |
リキッド容量 | 2.0ml |
リキッドチャージ | PODサイドフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換型 |
充電ポート | USB-C(1A) |
バッテリー | 900mAh |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- MOTI PLAY Pod本体
- MOTI PLAY Podカートリッジ
- 専用メッシュコイル 1.0Ω
- ネックストラップ×1点
- USB Type-C充電ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
MOTI PLAYの詳細
アレにそっくりなデザインながら、今年のトレンド「スケルトンボディ」を採用。
タンクのレイアウトといい、液晶画面の配置といい、ダイヤル式AFCといい。
フォルムもボタン配置もそっくりで、どう見てもアレを意識したデバイスなことは確か。
しかし、デザインテイストは大きく違っていて、現代的な印象です。
サイズ感もそっくりで、手に収まりがいいことこの上ないです。
大きさも重要なんですが、特に重要なのが「厚み」ですよね。
それはこのデバイス、12.5mm厚とかなり薄くなっているので携帯性が良いです。
高性能なのに手のひらサイズ。今は簡単に使えるディスポーザブルが流行していますが、多機能・高性能なデバイスは相変わらず魅力的です。
こだわりを持って使える趣味性の高い製品です。
バッテリー
- 容量:950mAh
- 出力モード:VW(5w – 30W)
- パフ操作:マニュアルパフ・オートパフ
- 充電ポート:USB-C(1A)
冒頭からアレにそっくりそっくりと申しておりますが、最大の違い。
「液晶画面のサイズ」アレのディスプレイは細くて小型でしたが、本機にはボディーサイズ目一杯の大型モノクロディスプレイを装備しています。
ボタンの配置、ストラップホール、充電端子の場所ともにアレの配置にそっくりですw
ですが、ボタンサイズ感は若干異なっており、アレの方が大きくて本機の方が小さいです。
しかし押しやすさにあまり差は感じませんでした。
大きなモノクロディスプレイには、必要十分な情報を表示できます。
- VW ユーザーが任意に5-30Wに出力を設定可能
サイズは違うんですが、実はアレの表示項目と一緒なんですけどね。
でも、表示サイズが大きく見やすいだけでなく、デザイン的にもかっこいいです。
縦表示で認識しやすく、見やすくかっこいい表示が魅力です。
唯一劣っているのがバッテリースペック。
充電スペック
- バッテリー容量:900mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:1A
アレと比較して、容量も若干小さく、充電スペックでも劣っています。
BOX MODの定番、ストラップホールも備えています。
付属品には簡素ながらネックストラップも付属します。
これ、そのままですよね?でも改善されています。
ダイヤル式AFC(エアフローコントロール)を底部に装備。
アレでは若干操作しにくかったのですが、本機ではかなり改善され操作しやすいです。
また、大型のオーバルホールに加え、MTL用の小径ホールも備わっています。
ドロー調整部分としては、アレに完全に優っています。
POD
- リキッド容量:2ml
- マウスピース:POD一体型(交換不可)
- リキッドチャージ:サイドフィル(ゴムプラグ)
- エアフロー: ボトムエアフロー
- コイル:プリメイドコイル交換型
形状もサイズもぴったりな専用タンク。残念ながら互換性は確認できておりませんが、ひょっとするとそのまま使えるかも?固定方式もマグネット式、配置もかなり似ています。
この形状、そのままじゃないですか?互換性がわかる人がいらっしゃったらコメント欄で教えてくださいませ。
作り・サイズともに似通っていますが、完全に同じではありません。
サイドフィル方式のゴムプラグキャップ、固定方法が若干異なります。
仕様が異なることから、同じ金型を使っていないことだけはわかりました。
マウスピースの形状も仕様も、かなり似ているんですよね。
汎用のドリップチップが使えます。
お気に入りのものに交換することもできますし、プリセットをそのまま使うのも良いです。
コイルの形状もサイズも似通っていますが、互換性確認は出来ませんでした。
高抵抗のメッシュコイルですが、コアサイズは若干大きめ。
吸ってみると、ドローのバランスも相まってMTL ~RDLまでをカバーします。
どちらかといえば、RDL向けのコイルとドロー向け。
デバイスは30W出力にまで対応していますが、このコイルだけ使うのであれば出力は10-16Wで十分でしょう。推奨ワッテージもそう表記されています。
MITI PLAYの使い方
2つボタンがあるので、シンプルに操作できます。
- 電源ON/OFF …パフボタン(横)5クリック
- 出力調整整…サブボタン(上)で操作する
- サブボタンロック…電源オン時にボタン2つ同時長押し
- パフカウンタークリア…電源オフ時にボタン2つ同時長押し
感想とまとめ
かなり似ているが別物!2023年においても魅力的なPOD MODデバイス!
アレとかなり似ていますが、仕様・スペックを考えると別物だと思われます。
どちらも優れた点が違っており、一概にこちらが優れているとは言い難いです。
- アレ…バッテリー容量・充電スペック・コイルバリエーション
- 本機…AFC・液晶サイズ
新しいのはこっちなので、基本的にこちらを選んでおけば間違い無いのですが。
大ヒットしたアレをオマージュして、かなり意識して作られているので間違いはないです。
デザインもトレンドを意識していて、液晶表示もかっこいい。
それだけで価値があると思わせてくれる。そんな魅力的なデバイスです。
コメント
わかりやすい解説ありがとうございます。
久々にVAPE触っていますが、相変わらず参考になりすぎて助かっております。
PODが主流になって離れてしまいましたが、面白い製品が出ているのですね。
またちょくちょく寄らせていただきますね\(^o^)/