低価格のボックス型MODで、大容量バッテリーを搭載したスターターキッド。
「KangerTech カンガーテック」のKONE コネです。
そういえばKangertech製品は初めて使用します。
今回の商品はベプログshopさんから提供してもらいました。
コストパフォーマンスに優れた製品だけに、電子たばこ初心者に勧められるできる製品なのか?
早速レビューしていきたいと思います!
KONE 60Wのパッケージを開封する
さて、パッケージです。
文字だけのシンプルなパッケージデザインです。開封します。
内容物は
・Kbox Smart box MOD
・Pangu アトマイザー
・予備ガラスタンク
・予備パッキン
・USB充電ケーブル
・ユーザーマニュアル
KONE 60Wの詳細
外見をみてみましょう。
アトマイザー取付部がオフセットしているので、独特のルックスです。
おそらく、アトマイザーを咥えやすいデザインになっているのでしょう。
さてBOX MODを見てみましょう。
ボディーは仕上げの美しい、ステンレスヘアライン仕上げ。
kangertechの文字が入っています。このロゴのフォントは結構好きです。
古いアメ車みたいなレトロなフォントですね。
パフスイッチ側には、充電用microUSB端子があり、個々にケーブルを刺して、本体のバッテリーを充電します。バッテリー容量は3000mAhと余裕の大容量です。
上部には510スレッド。
そして、左側の黒い画面、これ液晶だと思っていましたが、
バッテリー残量を表示するLEDインジケーターでした。
つまり、このMODはワッテージ調整やその他の機能はありません。
510スレッドのコンタクトピンはスプリング使用でした。
底部はシンプルです。
次にアトマイザーを見ていきましょう。PANGU パング アトマイザーです。
単体販売もしているクリアロマイザーになります。
このアトマイザーの特徴はジュースコントロールがついていること。これが大きな特徴です。
このようにジュースホールの飽き具合を調整できるので、リキッドの供給量を微調整したり、持ち運び時の漏れ防止などに役立つ機能です。
クリアロマイザーでジュースコントロールがついているのは初めて触りますね。
さて分解してみます。
基本的にこの5パーツに分解できます。
タンクはガラス製ですね。そして、リキッドチャージはトップフィルです。
ドリップチップから見ていきます。
大口径の専用ドリップチップです。
取付部は510より太くなっており、アタッチメントはついていないので、基本的にドリップチップの交換はできません。
そして、リキッドチャージはトップフィル方式。
トップパーツをねじって外すことで楽にリキッドチャージができます。
そして、真ん中に背の高いパーツがありますが、これが交換コイルになります。
長い!!
こんな長い、プリメイドコイルは初めてです。
付属のコイルはSS316L 抵抗値0.5Ωのコイル。
その他にも以下の抵抗値のコイルの販売もされています。
・SS316L 1.0Ω
・SS316L 1.5Ω
コイル内部ですが、
コイルの筐体は長めですが、コイルは下の方にしか入っていません。
これは、ジュースコントロール搭載のための設計ですね。
コイルのジュースホールと、デッキのホールを合わせることで、ジュースホールが開くようになっています。
このようにコイルをつまんで回すとジュースコントロールの調整ができます。
その為、デッキのセンターにも、長いパーツがあります。
こんな感じです。基本的に非分解です。
そして、エアフローはボトムフローですが、AFC(エアフローコントロールリング)は設けられていないので、エアフロー調整は不可です。
コンタクトピンは調整不可です。
KONE 60Wを使用してみる
早速使用してみましょう。
まずは本体の充電をしておきます。
アダプターは付属しないので、手持ちの1A程度のUSB ACアダプターやモバイルバッテリー、PCなどから給電します。
次にアトマイザーにリキッドをチャージしていきます。
トップパーツを外したら、
使い始めや、コイル交換時にはコイルにも直接リキッドを注いでおきます。
これは、コイルの中にある、金属コイルにリキッドを供給するコットンが、リキッドが染み込まない状態で使用を始めると、焦げでしまって、交換が必要となってしまうためです。
あまり多く供給すると、ボトムから流れてしまうので程々の量で大丈夫です。
次に
タンクにもリキッドをチャージしていきます。
完了したら、トップパーツを元通り戻し、MODにアトマイザーを取り付ければ、
準備完了です!!
KONE 60W サイズ比較
大きさの比較です。
左から
・joyetech eGo AIO [過去の記事] 1500mAH
・Vapeonly ARCUS[過去の記事] 900mAh
・本機 KONE 3000mAh
・Eleaf iStick PICO + Nautirus X [過去の記事] 18650バッテリー(2300mAh)
とコンパクトサイズの機材を並べてみました。
バッテリ容量が大容量な割には、コンパクトなサイズだと言えますね。
KONE 60Wのまとめ
使ってみた感想ですが、
正直、立ち上がりが遅く、味のりが悪いです。
60Wということでしたが、コイル抵抗値が一番低いものが同梱されていましたが、
他のテクニカルMODに、このキッドのアトマイザーPANGUを付け替えてみて、
同様のミストが出るワッテージを探りましたが、26W程度、という感想です。
60Wってどの条件で出るのでしょうか。
40W程度PANGUにかけるとそれなりに良いんですよ。
ミストはそれなりに細かいし、味もそれなりに乗る。
できればエアフロー調整はできたほうが良かったですね。
口吸いギリギリ、それなりに軽いぐらいのドローなので、悪くはないですが、指でエアホール抑えると結構印象違うので、惜しい!といったところです。
あとは、MODの質感はいいんですが、パフボタンがカチャカチャいい過ぎ!
これはなんとかして欲しかった。
良い部分は、金属の質感と、バッテリー容量ですね。その割に結構低価格なのも良いポイントだと思います。
低価格で、大容量のバッテリーがついているBOX MOD付きのスターターが欲しい。
味は、とりあえず吸えれば問題なし!!
後はジュースコントロールの安心感が欲しい!!
という方は検討してみてはどうでしょうか〜!
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