電子たばこの定番スターターキット「eGo AIO」
前にレビューしている商品ですが、この商品、バリエーションが豊富です。
今回は無印のeGo AIOより長くて細い「D16」のレビューをお届けします。
最近iQOS (アイコス) やPloom Tech (プルームテック)が流行っていて、しかも品薄で入手困難。プレミアム価格までついているのを見かけます。
この際だから電子たばこ・VAPEを始めたいって方は何を買っていいのか困ってしまいますね。
そんな方に最初にオススメできるスターターキッドです。
では早速見ていきましょう。
eGo AIOとの相違点
以前レビューした無印eGo AIO[過去のレビュー記事]
どこが違うのか、まずは見てみましょう。
基本的にルックス。太さと長さが違うことがわかりますね。
スペックも比較してみましょう。
eGo AIO | eGo AIO D16 | |
直径 | 19mm | 16.5mm |
長さ | 118mm | 158mm |
バッテリー容量 | 1500mAh | 1500mAh |
アトマイザー リキッド容量 | 2.0ml | 2.0ml |
付属コイル | 0.6ohm (15 – 28W) | 0.6ohm (15 – 28W) |
大きさ以外は全く同じです。つまりルックスの好みで選べば良い商品ということですね。
・eGo AIO … 径が太い代わりに短い
・eGo AIO D16 … 径が細い代わりに長い(40mm)
バッテリー容量とリキッド容量を犠牲にしないということは、容積は大差ないということです。見た目の好みで選べますね。
後はカラー展開も異なりますので気に入った色がある方を購入するのが良いでしょう。
その他、味の出方などに違いがあるのか詳しくレビューしていきましょう。
スペックや設計的に共通点も多いので重複する箇所(一部コピペですみません)がありますがご了承下さいませ。
eGo AIOのパッケージ
パッケージデザインもeGo AIOと共通デザインです。
内容物は
・eGo AIO D16本体
・ワランティーカード(偽造防止スクラッチ式ステッカー)
・説明書(英語)
・充電用USBケーブル
・ストレートドリップチップ
・コイル(0.6Ω)×2
本体がeGoAIOよりも長いのでパッケージも長細くなっています。
eGo AIO D16 本体の詳細
さて、本体を見ていきましょう。
マット系のブラックカラーのボディです。
いつもステンレス仕上げの本体が多いので、カラーボディーは新鮮です。
質感は悪くない印象です。スイッチ類なども同色のため、統一感がありますね。
さて、分解します。
eGo AIO D16はアトマイザー部分がバッテリーと同じ筐体に組み込まれているオールインワンタイプの電子タバコです。
一般的にクリアロマイザーと呼ばれるアトマイザーが本体と一体になっているため、初心者でも簡単に扱えるのが特徴です。
ご覧の通り部品点数も少なく、(本体、コイル、キャップ、ドリップチップの4点だけです)分解しても組み立てが分かりやすいのが特徴です。
なお、本機の特徴。チャイルドロック付きトップキャップです。
リキッドを入れる際、このトップキャップを外してリキッドをタンク部分にチャージしますが、一般的なアトマイザーにはチャイルドロック機構はついていません。
本機はこのキャップを若干下に押し付けながら回して開けます。
これが非常に初心者向けに考えられていると思います!
ましてや、お子さんがいる家庭では、ニコチンの入ったリキッドの誤飲などあってはなりません。
ニコチンは劇薬です。猛毒です。
VAPEを初めてまだ慣れていない時、その辺に万が一放置したとしても、間違いが起こりにくい仕様になっているんですね!
でも、VAPEをその辺に放置しちゃダメですよ!ちゃんと子供の手の届かない所におきましょう。
底部にはベントホール(空気の通る穴)が開いています。
ドリップチップですが、2種類付属します。
本体に最初から付いている方が左側です。
うーん、ちょっとわかりにくいですね。eGo AIOのレビュー記事のドリップチップなのでそちらも参考にして下さい。
内部がストレート構造か否かです。
左側の方は内部が螺旋状になっています。これは、スピットバックと言う現象、液体のリキッドが熱せられ、口まで飛んで来るのを防ぐ構造になっているためです。
しかし、僕は試用した限り、コイルが新品状態でもスピットバックをそこまで感じなかったため、ストレートのドリップチップに早々に交換しました。
ストレートのほうが、途中でミストが結露せず、味の乗りが良さそうだからです。
eGo AIO D16使用してみる
使用の前には本体のバッテリーを先ずは充電しておきましょう。
充電は本体のmicro USB端子を使用して内蔵バッテリーを充電します。
このようにケーブルを接続して充電します。
コンセントアダプターやパソコン、モバイルバッテリーなどから充電可能です。
充電時にはLEDが点灯しており、充電完了すると消灯します。
充電完了後使用できます。
本体の電源はこのスイッチでon/offできます。
on/offの際にはこのスイッチを素早く5回押して操作します。
これは、カバンの中などで誤ってスイッチが入ってしまうのを防ぐ仕様で、VAPEは大体5クリックONがデフォルトです。
ちなみに、eGo AIO同様にパフボタンをクリックしてミストを吸う時LEDが点灯する用になっていて、そのカラーを変更することが出来ます。
EDのカラー変更は、電源オフの状態で、
電源ボタン長押し → LED点灯
カラー変更はその状態で、電源ボタンを押すと変更できます。変更後に電源オンすると、その色のLEDが点灯することを確認して下さい。
開封時にはコイルが取り付けられていません。
その為、使用を開始する際にはコイルの取り付けが必要です。
2つ同じコイル(SS316 0.6Ω)がついているので一つは交換用です。
初めて使う前やコイル交換時にはコイルにもリキッドを供給しておきます。
コイル本体の中には、金属のコイルの他に、コイルにリキッドを供給する為のコットンが入っています。
このコットンにリキッドが染みこんでない状態で使用すると、コットンが焦げてしまい、そのコイルはもう使えなくなってしまいます!
コイルを取り付ける際にはチャイルドロックのトップキャップを外します。
こうやってコイルをネジって取り付けます。
コイルの上に穴が開いています。2箇所開いていますが、そこからリキッドが入り、コイルに供給されます。
コイルの取り付けが終わったら本体のタンクに、
リキッドを入れておきます。今回はROCのThe Story Teller[過去のレビュー記事]をチャージしておきます。
タンクの上部は広く開いているので、リキッドを入れるのが非常に楽です♪
VAPEによってはすごく狭いものもあるので、この辺の作りも初心者向けになっています。
リキッドを入れる際の注意ですが、
本体横に「MAX」の線が引かれているので、これ以上入れてはダメです。
まだ入るのに何故か?これはコイル分を考えての上限になっています。
この後、コイルをタンク内に入れるので、入れた際に溢れないようになっています。
タンクにリキッドを入れたら、
トップキャップ、コイルをセットします。最後まで閉めたら準備完了!
ここで最後の注意!!
直接リキッドをコイルのコットンに供給しましたが、更に、コイルにコットンが染みるまで、最低10-15分待ってください!
こうしないとすぐにコットンが焦げてしまう可能性があります。すぐに吸いたいですが、ここは我慢です。
調整の部分です。VAPEにはエアフローといて、吸いの重さを調整する機能がついています。
本機にもそのエアフローコントロールが付いているので紹介しますね。
この調整は、このキャップの印、
この印があっている時が全開です。ここが一番軽いドローになります。
ここから、このぐらいずらすと
一番重いドローです。
これもeGo AIO同様正直、大差無いです(汗)
若干変わるぐらいですね。それでも、最初の設定が良いので、口吸い(タバコのように一度口の中に貯めてから、再度吸って肺に入れる)と直肺(直接は今で吸い込む)両方に対応できるぐらいのドローになっています。
eGo AIO D16まとめ:定番スターターキッドには訳がある!低価格でコンパクトで美味しい!
あえて言えば若干ドローがタイトかな、というレベルでこれが個体差なのか、仕様差なのかはわからないレベルです。
これは完全に見た目の好みで選ぶ商品ですね。
その為、良い点なども無印と同様で、同様にオススメできる商品です。
ざっくりメリットとデメリットを書いてみます。
・安価である
・軽量、コンパクトで携帯楽々
・美味しい
・小さく、スタイリッシュなので、怪しまれない ポケットなどに入る
・リキッドが構造上漏れにくい
・充分なタンク容量
・完全洗浄が難しい
・それなりなバッテリー容量(1500mAh)
・コイルのランニングコストがかかる。(寿命はそれなりに長そう)
見た目の印象は無印よりも細いため、よりスタイリッシュなイメージです。
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