Joyetech(ジョイテック)のVAPEスターターキット、EXCEED X「エクシード エックス」のレビューです。
急速充電と3段階出力調整を搭載した小型バッテリーと、EXコイル採用のクリアロのセット。小型セパレートスターターです。
EXCEEDシリーズは次々に新製品がリリースされています。
日本ではあまり話題にはならないのですが、海外ではかなり人気のあるようですね。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:VapeSourcing
Joyetech EXCEED Xとは?
VAPEデバイスメーカー最大手、Joyetechのスターターキットです。
名前の通り、EXCEEDシリーズの製品。従来機種を進化させたバリエーションです。
今では貴重なセパーレト式、コンパクトな内蔵バッテリーと小径クリアロマイザーのセットです。スリム&コンパクトで、スターターキットとしてだけでなく、バッテリー単体でも魅力的なデバイスです。
バッテリーの一番の特徴は、充電がめちゃくちゃ早いです。
小型サイズバッテリーには珍しい2A急速充電に対応することで、30分でフル充電可能です。かなり使い勝手が良いですね!
そして、3段階出力調整機能も搭載しています。
コンパクトバッテリーとしてかなり魅力的ですよね!
カラーは全5色。デザインもカラーリングも、いかにも「Joyetech」「EXCEED」だな、とわかりやすいものになっています。
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Joyetech EXCEED X バッテリー本体
- Joyetech EXCEED X クリアロマイザー
- EX 1.2ohm MTL Head
- EX-M 0.4ohm Head
- USB TYPE-C 充電ケーブル
- アトマイザー予備パーツ(Oリング一式)
- ユーザーマニュアル(日本語表記あり)・インフォメーションカード・ワランティーカード
Joyetech EXCEED Xの詳細
デザインコンセプトは今までのEXCEEDシリーズを踏襲していて、エンブレムも配置。
未来的なデザインです。
サイズスペックよりもコンパクトに感じます。四角柱のエッジをラウンドさせたデザインで、バッテリーが転がることもないので良いですね。
それでは、バッテリーとアトマイザーをそれぞれ見ていきます。
EXCEED X バッテリー
- サイズ:H 72.9x W 23.4x D 24.4mm
- 重量:55g
- バッテリー容量:1,000mAh
- 出力モード:3段階調整
- パフ操作:マニュアル(ボタン式)
- 充電ポート:USB TYPE-C(5V 2A)
- 保護機能:
- バッテリー過充電・過放電保護
- ショートサーキット保護
- 自動カットオフ(10秒)
- 過電流保護
- 抵抗値保護(0.3-3.0Ω)
かなりコンパクトなサイズのバッテリーです。
EXCEED X バッテリーの特徴
- 510スレッド・スプリングコンタクト仕様
- ワンボタン操作のシンプルな機能
- 3段階出力調整可能!
- USB TYPE-C充電ポート!2Aの急速充電!
一番のウリは、30分でフル充電可能な急速充電機能です。
低容量バッテリーには珍しい、2A充電が可能なのが最も大きな特徴です。
EXCEED Xバッテリーのコネクターには、510スレッドを採用しています。
つまり、付属アトマイザー以外にも使うことができるので、バッテリー単体で購入して他のアトマ用にすることもできます。
もちろん、コンタクトピンはスプリング式のオートアジャストです。
コンパクトサイズですが、サイズ的に22mmアトマイザーによくマッチします。
ワンボタン式のシンプルな機能です。出力は3段階に調整可能です。
液晶パネルはなく、LEDランプがインジケーターとして機能します。
30分でフル充電することができる、2A急速充電です。コネクターはUSB TYPE Cです。
スペック的には申し分なく、かなり使い勝手が良いバッテリーです。
バッテリー容量が多くはないので、MTLユースであれば実用品として十分に満足できるでしょう。
EXCEED X アトマイザー
- サイズ:Φ19×44.2mm
- 重量:31g
- リキッド容量:1.8ml
- マウスピース:510(交換可)
- リキッドチャージ:トップフィル(チャイルドロック スクリューキャップ)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可能)
- コイル:プリメイド交換型(Joyetech EX head)
キット付属のアトマイザーは、専用品『EXCEED X Atomizer』です。
EXCEED D19アトマイザーと仕様がかなり似ています(サイズやルックスなど)が、進化している部分もあります。
旧機種からの変更ポイント
- ドリッピング分離型に!510使えます。
- タンク構造を一新して、より使いやすく!
- トップキャップにチャイルドロック機構を搭載!
- 長さが短くなった分、リキッド容量が1割ダウン(2.0ml→1.8ml)
少しだけリキッド容量が少なくなってしまいましたが、基本的にはより進化したアトマイザーです。
旧機種ではドリッピング一体型だったトップキャップが、510ドリップチップ交換式に変更されています。もちろん、汎用品を使うことができます。
スクリュー式トップキャップ採用のトップフィルリキッドチャージはそのままに、キャップ部分にチャイルドロック機構を搭載しています。
回しただけでは開けることができない(キャップを下に押さえつけながら回す)ので、子供のいたずら防止になります。
また、旧機種ではタンクの一部をコイルが保持する構造でしたが、EXCEED Xではタンク部分が単体で成立するタイプに変更されています。
メリットは、タンクにリキッドが残っていても、コイル交換ができるようになったことです。
もちろん、タンクは分解可能。洗浄時には全バラすることができます。
その他の使用は旧機種から引き継いでいます。エアホールは大きなホールと小さなホールが混在する、DLとMTLに対応した仕様です。AFCによってドロー調整可能です。
ポジティブピンはフローティング方式。
ポジティブピンとAFCは分解することもできます。
EXCEEDシリーズ共通コイル『EX head』を引き継いでいます。
付属コイル
- EX 1.2ohm MTL Head(8-14W Best12W)NiCr
- EX-M 0.4ohm Head(10-13W Best12W)SS316Lメッシュコイル
別売り
- EX 0.5ohm Head(20-35W Best28W)NiCr
付属、別売りともに以前からあるバリエーション。新型コイルは今回はなしです。
つまり、各部が良くはなっていますがマイナーアップデートバージョンと言えます。
心臓部であるコイルは一緒ですから、味に変化はなく、使い勝手が向上した機種ですね。
EXCEED Xの使い方・操作方法
使い方です。操作は電源・出力・パフのみ。
- 電源ON/OFF… パフボタン5クリック
- 出力変更…電源ON時にサブボタン2クリック
- Vaping…マウスピースを咥えてパフボタンを押しながら吸い込む
出力
緑 High(強) 青 Medium(中) 赤 Low(弱)
バッテリー残量
緑 100-60% 青 59-30% 赤 29%以下
感想
味は今までのシリーズと一緒です。何故かと言えば、コイルが一緒だからです。
https://vape-circuit.com/kit/joyetech_exceed-…with-exceed-d22c/
EXCEEDシリーズは2年以上続くシリーズです。
商品ラインナップが多いので、ユーザーのスタイルによって選択できる自由度がありますよね。
あとはスペックで選ぶか?ルックスで選ぶか?
今回のEXCEED Xは、旧機種よりも進化している部分もあるので、EX headを使ったスターターキットの中でも使い勝手がかなり良い機種です。
まとめ
コンパクトな内蔵型バッテリーと、使い勝手が進化した小径クリアロ。
より完成度が向上した製品です。
特にバッテリーがかなり良く、キット付属のアトマイザーに飽きても、バッテリー単体としてずっと使っていけます。
VAPE入門者にはもちろん、上級者のサブバッテリーとしても活躍するでしょう。
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