Innokin(イノキン)のVAPEスターターキット、SENSIS「センシス」のレビューです。
標準付属の510アダプターでテクニカルMODとしても使えるPODデバイス!
ガラスPODと、新テクノロジー搭載でコイル寿命と風味を改善!
ルックスと素材感にもこだわった、ルックスも重視!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
Innokin SENSISとは?
InnokinのPOD MODデバイス、SENSIS「センシス」です。
VAPEデバイスの古参メーカー、近年地味ながらツボを押さえた製品作りがVAPEユーザーに認められているイノキンから『先進的な機能とガラス製POD』という気になる製品が登場しました。
コイル寿命・風味などを根本から考えた原点回帰的なプロダクツです。
Innokin SENSISの特徴
- リキッドに制限のない風味に優れた『ガラス製POD』
- バリエーション豊富なコイル規格「Scepter」
- 510アダプター付属でMODとしても使えるデバイス
- 先進的でユニークな3つの機能
それでは、INNOKIN SENSISの概要から見ていきましょう。
リキッドに制限のない風味に優れた『ガラス製POD』
プラスチック樹脂製が一般的だったPODをガラス化しました。
従来のプラスチックPODと比較して、特定のEリキッドを使用するときに風味を改善し、ポッド内からの腐食を防ぎます。
つまりは、プラスチック攻撃性のあるリキッドでも使用可能で、味覚に敏感なユーザーをも満足させるディティールであるということです。
バリエーション豊富なコイル規格「Sceptere」
コイル規格には、EQ FLTRでも好評だった「Scepter」を採用。
さらに、ラインナップを拡充し、より抵抗値&メッシュコイルも追加されました。
510アダプター付属でMODとしても使えるデバイス
そして!これも目玉の一つ。キットには510アダプターが標準で付属します。
そのため、PODデバイスとしてだけでなく、テクニカルMODとしても使えます。
しかも、オプション購入の必要はありませんから、最初からMODで使うこともできます。
先進的でユニークな3つの機能
そして、SENSISには3つのユニークで先進的な機能が搭載されています。
Coil +
VAPE各社に先んじてINNOKINが搭載した新機能です。
各パフの終わりに「コイルを自動的に準備する」モード。
具体的には
- 各アークの終わりに、選択したワット数の40%で0.4秒間実行する
コイルを都度リセットして、より風味豊かで味覚を満足させることを目的としています。
Refresh
COil+をマニュアル(手動)で実行できる機能です。
リフレッシュは、ヒットの合間にコイルを手動でリフレッシュしてウィッキングを改善し、フレーバーを取り入れてコイルの寿命を延ばすことができる新機能です。
Coil +と同様に、Refreshは、設定されたワット数の40%で実行ます。
FOURIER TECH
FOURIER TECHの基盤テクノロジーで実装したモード
FØは交流電流(AC)を使用して、Vaping中に連続して流れる波形を生成します。
コイルを介してはるかに正確かつ効率的な方法で電気出力を送信します。
コイルとEリキッドに合わせて周波数出力を調整できます。
アトマイザーに適切に適合させると、FØはコイルの寿命を延ばし、よりスムーズな熱伝達を提供し、eリキッドの特定のフレーバーを強化します。
カラーバリエーション
素材とカラーリングにこだわり!グリップのパターンが5種類も用意されています。
スペック
サイズ | H 120.35 × W39.51× D30mm |
出力 |
6-40W |
抵抗値範囲 |
0.2 – 3.5Ω |
リキッド容量 | 3.1ml |
リキッドチャージ | PODボトムフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換タイプ |
充電ポート | USB-C(5V 1.7A) |
バッテリー | 1300mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Innokin Sensis バッテリー本体
- Innokin Sensis PODカートリッジ
- Sceptre コイル(0.25ohm)
- Sceptre コイル (0.65ohm)
- スペア MTL ドリップチップ
- スペア O リング
- スペア コイルベース
- 510 アダプター
- Type-C 充電ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
Innokin SENSISの詳細
近未来感のあるデザインと素材使い、INNOKINらしさあふれるPODデバイス。
グリップデザインを採用して、握り心地と持ちやすさを重視。
オンリーワンのルックス、これじゃないと!というぐらい指名買いの人も多いのでは?
POD MOD製品としては一般的な大きさ、PODとしては若干大きめ。
それも当然で、最初からMODとしても使える仕様ですから、シングルバッテリーMODと同程度のサイズ感となっています。
バッテリー
- 容量:1300mAh
- 出力モード:6 – 40W
- パフ操作:マニュアルパフ
- 充電ポート:USB-C
- 保護機能:
- 自動カットオフ(3-18秒)
- バッテリー低電圧保護
- コイル抵抗値保護(0.2 – 3.5Ω)
- オーバーヒート保護
- ショートサーキット保護
グリップに特徴があるデザイン、ロゴが象られたレザー調のグリップ。
メタルフレームと合わせて、個性的な印象を演出しています。
INNOKIお得意のステルスボタンデザイン、昨年ヒットしたMODと同様のディティール。
一見パフボタンがないように見えるディティール、パネル上部がボタンになっています。
モードがユニークなのは冒頭で述べた通り、4種類のモードがあります。
- W ユーザーが任意の数字にワッテージを調整
- FØ 任意の数字にワッテージと周波数(20Hz ~ 500Hz)を調整
- W+ コイルプラスモード(ワッテージを任意設定可能)
- V+ コイルプラスモード(ボルテージを任意設定可能)
交流電流の周波数が設定可能な「FOURIER TECH」と、コイルを自動でリフレッシュする「コイルプラスモード」を搭載しているのがSENSISの目玉機能です。
バッテリー残量は情報表示しない限りは詳細には表示されず、3種類表示となります。
内蔵バッテリーモデルですから、当然本体充電に対応。
充電スペック
- バッテリー容量:1,300mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:1.7A
端子はtype Cで、急速充電にも対応しています。
超優秀なエアフローコントロール機能、レバー式で無段階調整可能です。
何が優秀かというと、レバーで操作しやすいのはもちろんなのですが「調整幅」がかなり広いんです。こういうPODタイプだと、一般的なディティールではあるんですが「超タイトドロ 〜 スカスカ」までちゃんと調整できるのは珍しいんです。
- タバコドローに近い、超タイトドローを実現していてMTLで気持ちよく吸える。
- スカスカという抵抗感ないドローでDLでも使える。
この2つをちゃんと実現しているのはポイント高いです!
POD
- リキッド容量:3.1ml
- 素材:ガラス
- マウスピース:510DT
- リキッドチャージ:ボトムフィル(ゴムプラグ)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイドコイル交換型
最近増えてきた「ガラス製POD」PODの利便性はそのままに、素材をガラスに。
それによって、プラスチック攻撃性の高いリキッドでも使用可能になりました。
また、プラ素材の匂いが気になる、リキッドによっては匂いうつりや前に入れていたリキッドのフレーバーが混じってしまうなどの嗅覚が敏感な人でも満足できるようになりました。
ガラス製PODでも、利便性はプラスチック製と変わりません。
ボトムのパーツは金属でできていて、マグネット固定式です。
本体に近づけるだけでロックされるので、便利さはそのままです。
リキッドチャージも典型的なPODと同じく、ゴムプラグのボトムフィルなので便利。
さらに、こだわりの高いユーザーにも嬉しい、ドリップチップ交換にも対応しています。
しかも510DT規格ですから、汎用のドリップチップも使えます。
キットには2種類が付属、好きな方を選べますし、別のものをつけることもできます。
プリメイドコイル
コイル交換に便利な差し込み式、Sceptreは元々スクリュー式ですが、ベースプレートを追加することで差し込み式に変換しています。利便性の高い仕様です。
付属品は2種類で、どちらもメッシュコイルを採用しています。
2種類のドロー(MTL・RDL)対応の付属品で、ニーズを網羅しています。
510アダプター
510アダプター標準付属なのも、SENSISの特徴。そのままテクニカルMODになります。
サイズに余裕があるSENSISだけにマウントサイズに制約がないのも利便性高いです。
一度アダプターを付けると、ジャストフィットして単体では着脱不能です。
取り外す場合は、アトマイザーを取り付けてからそれごと外すと簡単です。
アトマイザーのマッチング・使用例
Innokin SENSISの使い方・操作方法
- 電源ON/OFF… パフボタンを3回連続で押す(3クリック)
- ボタンロック… 電源ON時にパフボタンとマイナスボタンを同時長押し
- 情報表示とパフカウンターリセット… 電源ON時にパフボタンとプラスボタンを同時長押し
- メニュー表示… 電源ON時にサブボタン2つを同時長押し
- モード変更(FØ・POWER・COIL+)
- REFRESH コイルリフレッシュをマニュアル実行・設定
- SETTING セッティングメニュー
- OP.SCREEN オープニング表示設定
- TIMEOUT スクリーンオフ設定(5~180秒)
- CUTOFF 自動カットオフ設定(3~18秒)
- DEVIDE ID デバイスのID表示
- RESET 工場出荷状態に戻す
感想とまとめ
先進機能とガラス製POD!今後のPODのカタチを先取りしたPOD MODデバイス!
多分これから先はこのディティールが標準になっていくんだろうな、というディディール。
ガラス製PODがちょこちょこ出てきているので、これが一般的になっていくんだと。
リキッド制限がないので、破損に気をつければデメリットはありません。
むしろそうなると、マグネット式のクリアロなんですけど、便利ですよね…w
コイルリフレッシュ・交流モードなどいち早く取り入れた挑戦的な機能も。
ルックスにも個性があるので、気になった人は使ってみると良いと思います!
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