HUGO VAPOR(ヒューゴベイパー)のVAPEスターターキット、PLANET MOD POD「プラネット・ポッド・モッド」のレビューです。
ハイエンドっぽいデザインなのに、コスパ良好!
見た目にこだわったスクエア形状のPODデバイスです。
特徴や使い勝手など詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
HUGO VAPOR PLANET MOD PODとは?
HUGO VAPORのPODカートリッジタイプのオールインワンスターターキット、PLANET MOD POD「プラネット・ポッド・モッド」です。
PLANETは… アメリカの某有名オールインワンデバイスそっくりです。
HUGO VAPOR PLANET MOD PODの特徴
- ハイエンド製品『ビレットボックス』をオマージュした製品
- 18650シングル バッテリー交換式
- 2種類のプリメイドコイルでDLとMTLに対応
ルックスも中の作りも『Billet Box』と瓜二つですね。
同じくビレットボックスを参考に商品化されている製品と同ジャンルの製品です。
Rev4がリリースされてから随分と時間が経っていますが、いまだに根強い人気を誇るプロダクツ。中国メーカーからも「クローン」丸パクりではなく、似たようなルックスとコンセプトの製品が発売されています。
BBよりも若干コンパクトで軽量。
機能は簡易的で、プリメイドコイルでの運用に最適化されています。
PLANET | Billet Box | |
サイズ | H 97× W46.5× D24.5mm | H 87.5× W53.9× D24.2mm |
重量 | 108g | 158g |
出力 | 4段階調整 | 1W – 60W(DNA60) |
リキッド容量 | 3ML | 5.5ML |
コイル | 専用 | 各種カトマイザー使用可能 (サードパーティ製も豊富) |
全3パターンのバリエーション。
ボディーカラーはブラックで統一、パネル部分のデザインのみ異なります。
パネルは基本交換不可(パフボタン側が外れないため)です。
スペック
サイズ | H 97× W46.5× D24.5mm |
重量 | 108g(実測) |
出力 |
4段階調整 |
リキッド容量 | 3.0ml |
リキッドチャージ | PODトップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換式 |
充電ポート | USB-C(5V1A)フル充電まで60-80分 |
バッテリー | 18650シングルバッテリー(別売) |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- HUGO VAPOR PLANET MOD PODバッテリー本体
- HUGO VAPOR PLANET MOD POD Podカートリッジ
- プリメイドコイル(0.4Ω)
- プリメイドコイル(1.2Ω)
- USB-C 充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)・ワーニングカード・ワランティーカード
HUGO VAPOR PLANET MOD PODの詳細
BBそっくりなスクエアータイプのボディーデザイン。
写真映えするパネル。光沢が美しい質感。
しかし、プリント仕上げなので高級感こそ感じませんが、ボディーの質感にチープさはなく、価格の割には十分に綺麗です。
遠目で見る分には派手で美しく、主張が強くインパクトのあるデザインです。
バッテリー
- バッテリー容量:18650
- 出力モード:4段階調整
- パフ操作:マニュアル(ボタン式)
- 充電ポート:USB-C
- 保護機能:
- ショートサーキット保護
- バッテリー電圧保護
- オーバーヒート保護
- 自動カットオフ
BBを踏襲したパフボタンの位置、押しやすさ。
- パフボタン 電源ON/OFF、出力変更など
削り出しの金属素材ボタンの質感はなかなかですが、フレームデザインが排除され、パネルに直接ボタンが配置されているのは、コストダウンのためでしょう。
ボタンの感触が良く、変な遊びやガタつきはありません。
しっかりとしたクリック感です。
背面には2つの窓があります。
内部が素通しで見えるギミック、パネルを外さなくても情報が見えるようになっています。
パネルを外す場合は、ボトム部分に継ぎ目があるので、ここに爪などを引っ掛けます。
パネルは窓側だけが外れます。パフボタン側は外れません。
中には、バッテリー収納部・POD・LEDインジケーター部分があります。
使用バッテリーは18650(放電電流20A以上)です。
パフボタン操作に応じて、バッテリー残量や出力を表示する4つのLED。
中央の丸いLEDでバッテリー残量を表示します。
そして、その周囲にある4つのLEDで出力を表示します。
1LED | 2LED | 3LED | 4LED | |
0.4Ω | 25W | 30W | 35W | 40W |
1.4Ω | 10W | 11W | 12W | 13W |
パフボタンを3クリックするごとに、光るLEDが変化し、設定出力が変わります。
BBにはない充電ポートを備え、使い勝手に配慮しています。
USB-C端子を備え、収納したバッテリーの充電ができます。
POD
- リキッド容量:3.0ml
- 素材:PETG
- マウスピース:510DT 交換可能
- リキッドチャージ:トップフィル(プラグ式)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイドコイル交換型
PODカートリッジと別体のマウスピース、プリセットはステップアップデザイン。
PODカートリッジはBBと同じく、スクリューパーツでロックされています。
ドリップチップとは別体で、510DTの汎用品が使用可能です。
ロック部分のネジ切りが長め、かなり回しやすく感じます。
使い勝手に配慮した作りです。
PETG素材のPODカートリッジ、ボトム部分にプリメイドコイルをセットします。
スクリュー式なので、ねじ込んで取り付けます。
コイルボトムのパーツはAFC兼用、リングを回してドロー調整可能です。
本体エアホールは3つ穴デザインです。
専用PODカートリッジは「トップフィル仕様」なので、本体からカートリッジを外さないとリキッドチャージできません。
ガラスパネルスライド式のBB(BOROタンク)では、着脱なしにリキチャできる仕様ですから、使い勝手で劣る仕様です。
付属コイルはDLとMTLに対応した2種類です。
コイルサイズがかなり違います。どちらも味は「そこそこ出ます」
どちらかといえば、メッシュコイルの方が美味しかったです。
1.4Ωコイルは「摂取用」と割り切りが必要。
ドローがあまり絞れない(全閉でもドローは軽め)ので…
今の所、RBAユニットなどは発売されておらず、他のコイルバリエーションもありません。
メジャーなコイル規格ではないので、入手製が悪い(国内サイトではほぼ取り扱いなし)のと、今後継続して入手できるかどうか?など心配が頭をよぎります。
また、PODのサイズですが、BBのBOROタンクとの互換性はありません。
BBを参考にしたデバイスはこのPLANETだけでなく、PODまでオリジナルというものがほとんどです。
構造・デザインなどから、BBがオリジナルであることは明確なんですから…
BOROタンクが使えるサイズと構造だと、汎用性が高いと思うんですけどね。
それだと「ほぼクローン製品」になってしまうから、というメーカーの意地なのでしょうか。しかし、それならもう少しオリジナルから変更するなどした方が良いのでは?と思ってしまいますね。
HUGO VAPOR PLANET MOD PODの使い方・操作方法
使い方は簡単で、オンオフと出力変更、パフ操作のみです。
- 電源ON/OFF… パフボタン5クリック
- 出力変更…電源ON時にパフボタン3クリック
- Vaping… 電源ON時にパフボタンを押す
まとめ
コスパに優れたBBオマージュプロダクツ!!
デザイン・構造はモロにビレットボックスです。
しかし、パネル変更やカトマイザー遊びなどはできませんので、BBのような高い汎用性はありません。
あ、でも… もしかするとですけど、オリジナル並みに人気のあるデバイスと同じようなサイズなのか?見た感じはサイズ違うっぽいけど… 多分違う。
未レビューなので確認できないですけど、相互互換性があったらまた話は違いますけど…
とまぁ、BBオマージュの製品って多いわけです。
追記:互換性は全くありませんでした。
そのような製品の中で、PLANET MOD PODの個性はというと…
- コストパフォーマンスの良さ
安い!というのがいちばんの魅力です!それ以外であれば、BBの圧勝ですから。
パッと見のルックスの良さと、それなりに使えるプリメイドコイル。
ライバル機は独自のルックスですから、BBっぽいデバイスをできるだけ安く使いたい!というニーズにぴったりです。
もう少しお金をかけていいなら、コスパ良好なのにハイエンド並みの仕上がりのdot AIOを選択するのも良いでしょう。
RBAもあります。
また、オリジナル製を重視し、パネルやカトマイザーで遊びたいならBillet Boxを購入するのも良いと思います。
コメント