Geekvape(ギークベイプ)のVAPEスターターキット、H45「 Aegis Hero2(イージスヒーロー2)」のレビューです。
防水&耐衝撃に優れたタフネスPODデバイスの後継機種!
新テクノロジーで小型化、しかもバッテリーや液晶はアップグレード!
詳細をレビューしていきます。
Geekvape H45とは?
Geekvapeの高性能PODデバイス、H45「 Aegis Hero2(イージスヒーロー2)」です。
本機は本格タフネスPOD『Aegis HERO』の後継機としてリリースされたデバイス。
後継機であるH45では『小型なコンパクトサイズ』を念頭に、それでいながらバッテリーや液晶画面をアップデートしたデバイスとなります。
Geekvape H45の特徴
- 耐ショック&日常防水のタフネスPODデバイス
- 新テクノロジーで小型化!しかもスペックは向上!
耐ショック性(衝撃や傷に強い)だけでなく、IP67規格の防水・防塵性能も備わっているようですので、小さくてもタフに使えるデバイスというのは共通ですね!
カラーバリエーション

出典:GEEKVAPE
スペック
サイズ | H 121.90× W49.17× D33mm |
出力 | 5 – 45W |
抵抗値範囲 | 0.1 – 2.0Ω |
リキッド容量 | 4ml |
リキッドチャージ | PODトップフィル |
エアフロー | トップtoボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換型(B Seriesコイル) |
充電ポート | USB-C(5V 2A) |
バッテリー | 1400mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Geekvape H45 バッテリー本体
- Geekvape H45 PODカートリッジ
- Geekvape B Series Coil 0.4 Ωコイル
- Geekvape B Series Coil 0.6 Ωコイル
- USB-C充電ケーブル
- コイルツール
- ユーザーマニュアル(英語)
Geekvape H45の詳細
AEGISシリーズの伝統をひきついたデザイン、さらに洗練されたスタイリッシュさも。
これまでのAEGISシリーズと違うのは、分厚いゴムシーリングで覆われていません。
高級感のあるペイントされた素材で構成されているので、より洗練された印象に。
スペックアップした分だけ、全体的に長くなってはいますが、十分コンパクト。
最大出力45Wを誇るPOD MOD製品としては満足できるほどのサイズ感です。
バッテリー部分
- 容量:1400mAh
- パフ操作:マニュアルパフ
- 充電ポート:USB-C 2A
- 保護機能:
- オーバータイム保護(10秒)
- ショートサーキット保護
- オープンサーキット保護
- バッテリー低電圧保護
- バッテリー過充電保護
- オーバーヒート保護
前作と同じボタン配置を踏襲しながら、ルックスはかなり異なります。
如何にも「タフネス仕様」だった前作とは異なるデザイン、一般的なPOD MOD製品と同じく、ルックスにも優れたディティールになりました。
MOD製品と同じく、3ボタン(パフボタン・サブボタン)が液晶画面に配置されています。
液晶画面もスペックアップ!大型カラーディスプレイなので視認性も抜群です。
- POWER ワッテージモード(VW)
- BYPASS バイパス力モード(擬似メカニカル)
モードは前作と同じ2つ(パワーとバイパス)で、多機能とは言えませんが、こだわりのあるモードセレクトが可能。最大出力45Wと、サイズの割に高出力なのもポイントです。
前作のように、端子部分はゴムシーリングされていません。
充電スペック
- バッテリー容量:1400mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:2A
正直タフネス性能(防水性)にはかなり劣る部分ですが、キャップの着脱が面倒だった前作よりもかなり使い勝手という部分では向上しています。
端子もUSB-Cになり、汎用性アップ。充電スペックも向上しています。
分厚いゴムシーリングは底部にのみ見られます。
底から落ちた時にショックを吸収できるようにはなっていますが、前作のように全体が覆われてはいません。耐ショック性を備えながら、見た目の良さも兼ね備えています。
グリップ部のフレーム、レザー部分のディティールはより丁寧で洗練されたものに。
需要がないので今回は省きますが、毎度と同じくトルクスネジを回せば、取り外しもできそうです。
POD
- リキッド容量:4ml
- マウスピース:510DT(着脱可能)
- リキッドチャージ:トップフィル(ゴムキャップ)
- エアフロー:トップtoボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイドコイル交換型
PODカートリッジは「マグネット固定式」着脱が容易で、摘んで引っ張るだけで簡単。
毎度思うんですが、AEGISシリーズのPODデバイスは全て「専用PODカートリッジ」
互換性ゼロなので、相互利用はできません。
機種ごとに最適なPODを提供している、と言えなくもないですが。
毎度違うので、互換性があったらなぁと思わないこともないです。
構造的には共通なので、サイズだけなんですよね、違うのは。
なんか勿体無い気がするのは筆者だけでしょうか。
AEGISシリーズのPOD、構成思想は「利便性重視」
ボトムフィル式と比べて「信頼性」では劣りますが、キャップを外すだけでPODを取り外すことが必要なくリキッドチャージができるので便利です。
「トップtoボトムエアフロー」のAFCを操作してドロー調整が可能です。
エアホールのスペック的にも、基本RDL〜DL向けのスペックです。
最大出力・コイルスペック的も、ミスト量の多いセッティング向け。
510DTの汎用マウスピースが使えるのも、H45の良い点の一つ。
お気に入りのマウスピースに交換することもできます。
付属コイルは前作Aegis Heroと全く同じスペック、規格も同様です。
コイル単体での交換が可能なので、消耗品のランニングコストに優れています。
味はつまり、前作と同じです。全く同じですから、筐体のみの違いです。
あえて進化させる必要がない、とメーカーは考えているのかも?
汎用性が高いコイル規格なので、日本のECサイトでの入手性も良いです。
Amazonでも普通に買える、なんて当たり前でしょ?
いえいえ、マイナーな製品だと入手がかなり難しかったりするので、ここも重要です。
PODの構造もAEGISシリーズ共通で、コイル内部で滲みや漏れが発生しても、ボトム部分にエアホールが開いていなく、POD内部でしか漏れない(外に漏れにくい)構造なので安心感があります。
Geekvape H45の使い方・操作方法
- 電源ON/OFF…5クリック
- 各種変更…電源オン状態で3クリック(モード変更、パフカウンター、テーマカラー変更など)
- ボタンロック…電源オン状態でサブボタン同時長押し
- ステルスモード…スタンバイ状態でサブボタン同時長押し
- パフ操作…マウスピースを加えてボタンを押す(マニュアルパフ)
感想とまとめ
よりスタイリッシュなルックに生まれ変わったAEGIS HEROの後継機種!
スペックは微増、液晶画面は大幅スペックアップ!
質実剛健なタフネス機だった前作よりも、かなりカッコ良くなりました。
その代わり、スペック的にはほぼ変わらず、味も一緒です。
サイズ的には結構大きくなってしまいましたが、このデザイン!
Bコイルをメインで運用している・これからするのであればかなり良いです!
自分がこだわれるルックス、というのも愛着という意味で重要ですよ。
コメント