geek vape(ギークベイプ)のVAPEスターターキット、AEGIS BOOST「イージスブースト」のレビューです。
人気の防塵防滴・耐ショック性を備えたタフネスシリーズのPODデバイス!
コンパクトなボディーに大容量バッテリー&リキッド容量の高スペック!
詳細をレビューします。
商品提供:healthcabin
geek vape AEGIS BOOSTとは?
中国の大手VAPEデバイスメーカーの人気シリーズ、タフネススペックのAEGIS BOOST「イージスブースト」はPODカートリッジタイプのデバイスです。
PODタイプは今年になって、VAPEデバイスといえば”POD”と言えるぐらい、メジャーな存在になりました。
geek vapeでは、以前からAEGISシリーズとしてバッテリータイプに合わせたMODをリリースしていますが、ついにPODタイプも登場しました。
geek vape AEGIS BOOSTの特徴
- 防塵防滴・耐ショックのタフネスPODデバイス
- 爆煙ユースのメッシュコイル採用!プリメイド交換式
- RBAユニットの発売も予定!
今回のAEGISは、アトマイザー交換タイプではなく、コイル交換タイプのPODスターターキットです。
高いタフネススペック!防塵防滴・耐ショック性
AEGISシリーズといえば、高いタフネススペックが魅力のシリーズ。
AEGIS BOOSTも例に漏れず、防塵防滴・耐ショック性を兼ね備えています。
ルックスからも分かる通り、今までのAEGISシリーズと同等のタフネス仕様が魅力です。
カラーバリエーション
全5色のバリエーション。スタンダードなカラーが揃っています。
スペック
サイズ | H 106.8 × W27.7× D39.2mm |
重量 | 112g(実測) |
出力 | VW(5w – 40W) |
リキッド容量 | 3.7ml |
リキッドチャージ | PODトップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイド交換型 |
充電ポート | micruUSB(5V 1.5A) |
バッテリー | 1,500mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- geek vape AEGIS BOOST バッテリー本体
- geek vape AEGIS BOOSTカートリッジ
- エクストラドリップチップ
- GV Boost Coil(0.4Ω)
- GV Boost Coil(0.6Ω)
- microUSB 充電用ケーブル
- コイル取り外しツール
- ユーザーマニュアル&ワランティーカード(英語)
AEGIS BOOSTの詳細
今までのAEGISシリーズと共通デザイン。
目新しさはありませんが、シリーズとして統一感のあるルックスです。
背面がレザー調になっているのも、これまでのAEGISシリーズ製品と同様です。
PODとしては大きめのボディーサイズは、防塵防滴・耐ショックというスターターキットとしてはオーバースペックな性能とトレードオフなのでしょう。
バッテリー
- 容量:1,500mAh
- 出力モード:VW(5w – 40W)
- パフ操作:マニュアルパフ
- 充電ポート:microUSB(1.5A)
- 保護機能:
- 自動カットオフ(10秒)
- バッテリー低電圧保護(3.2V)
- オーバーヒート保護
- 抵抗値保護
- 開回路保護
- ショートサーキット保護
操作部分はPOD、というよりも本格的なMODに近く、3つのボタンと液晶パネルを備えています。
- パフボタン
- サブボタン( + , – )
温度管理モードこそ搭載されていませんが、VWモードで駆動。
5w – 40Wまで出力を自由に増減することができます。
ここだけ見るとPODというよりもMODに近いですね。
今流行りの高スペックPOD(POD MOD)という形態を踏襲しています。
側面には内蔵1,500mAhバッテリ充電用のmicroUSB端子を備えています。
充電電流は1.5Aとなっています。
防塵防滴性能を実現するため、充電端子にはゴムキャップを備えています。
これもAEGISシリーズ共通ですね。
分厚いゴムキャップで端子に粉塵や水の侵入を防ぎます。
そのため、充電が終わったら必ずキャップをしっかりと取り付けるのを忘れないようにしなくてはなりません。
キャップの取り付けはスムーズで、取り付けにくさは感じません。
底部にはバッテリーベントホールを備えながら、内部に水や粉塵が入るのを防ぐ仕様です。
また、POD接続部にもシーリングを施し、水などが侵入するのを防いでいます。
デザイン面でもAEGISシリーズの仕様を引き継いでいて、ネジ式の着脱可能フレームが採用されています。
しかし、試しに外そうとしてみたところ、4つのネジの1つだけが、六角レンチの穴が完全に潰れていて外れませんでした。組み立て時になめてしまったのかもしれません。
ただ、外したとしても、交換用パーツなどはメーカーから供給されていませんから、あまり意味はありませんので、今回は無理に外そうとするのは諦めました。
POD
- リキッド容量:3.7ml
- 素材:不明
- マウスピース:専用タイプ(交換可能)
- リキッドチャージ:トップフィル(ゴムキャップ)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイド交換型
POD部分は4つのパーツから構成されています。
- カバーキャップ
- ドリップチップ
- PODアトマイザー
- プリメイドコイル
PODには珍しく、マウスピースを保護するカバーキャップはついているのが特徴的です。
PODアトマイザーの容量は3.7mlとなっていて、一般的なPODデバイスのものより大容量になっています。
ダストカバーとしてだけでなく、防塵防滴を実現するための仕様なのでしょう。
ドリップチップから水の侵入などを防ぐもの?
プリセットされているマウスピースはホイッスルタイプに近い、咥える部分がフラットデザインです。割と咥え心地が良いです。
そのほかに、エクストラパーツとして円筒形ドリップチップも付属します。交換可能。
もちろん、交換後もカバーキャップは取り付け可能です。
一般的なドリップチップのように、Oリング式です。
ただ、サイズが510よりも小さく、汎用品に交換することはできません。
また、エアフローコントロールも搭載。
POD前側のリングパーツを回すことで、全開から全閉まで無段階にドロー調整可能です。
リキッドチャージホールはPOD上部あります。トップリフィルに対応。
ゴムキャップ式で、カバーキャップをつけたままでもリキッドチャージ可能です。
PODを外す時は、後ろ側の『PUSH』部のスイッチを押しながら外します。
しっかりとロックされる機構で、スイッチ操作なしでは外すことはできません。
何故プッシュロックが搭載されているのかといえば、PODとバッテリーの密着度を確保するためです。防塵防滴性能を実現するため、PODとバッテリーの間にはシーリングゴムが配置されているため、しっかりと密着度を確保して、水・粉塵の侵入を防ぎます。
コイルはプリメイドコイル交換式です。
POD内蔵タイプに比べて、コイル単体での交換が可能なため、ランニングコスト面で優れていますが、コイル交換およびPODクリーニングなどの手間がかかるのがデメリットです。
コイルを外すために専用ツールが付属します。
爪を引っかければ簡単に外すことができますが、うまく外れない場合は使うと簡単に外すことができます。
2種類のコイルが付属します。AEGIS BOOSTに合わせたサイズの専用コイル。
- GV Boost Coil(0.4Ω)25w – 33w
- GV Boost Coil(0.6Ω)15w – 25w
消耗品ですので、もちろん単体でも購入することができます。
どちらもメッシュコイルの爆煙ユースです。
コイルのエアホールはPOD内部に通じている(側方)ので、リキッド漏れが生じても、PODの外には漏れ出しにくいデザインで、リキッド漏れに強い仕様です。
RBAコイルユニット
また、AEGIS BOOST専用としてRBAユニットを発売されているので、自分でコイルビルドを楽しむこともできるようになるでしょう。
こちらの記事で詳細を解説していますので、合わせてお読みください。
ARGIS BOOSTの使い方
可変ワッテージのPOD MODタイプ、ワッテージ調整が可能です。
- 電源ON/OFF パフボタン5クリック
- ボタンのロック サブボタン2つを同時長押し
- ワット数を調整する:+/-ボタンを押すとワット数を調整できます。
駆動モードはVWのみとなっています。
AEGIS BOOSTを吸った感想とまとめ
味はまぁそこそこです。
十分美味しいんですが、他のメッシュコイルPODと同じようなレベルです。
メッシュって大抵どれでも美味しいので、AEGIS BOOSTが特別美味しいということはないですね。
この機種で良いな、と思ったのは『ちゃんとドロー調整がしっかりと機能する』部分なのですが、コイルが0.4Ω・0.6Ωと爆煙寄りのものしかないので、なんというか宝の持ち腐れなんですよ。
普通のバーチカルコイルで、1Ω以上のしっかり味が楽しめるコイルを付属させればまた評価も変わったでしょうが、何故同じような抵抗値のメッシュコイルが2つついているのか。
それなら、ドローはそんなに絞れなくてもよかったはず。
とここまで言えばわかると思いますが、デバイスが悪いわけではないんです。
付属コイルのバリエーションが欲しい、ということですね。
RBAユニットの発売も予告されていますから、それを楽しみに待ちたいと思います。
スペックを考えれあば十分コンパクト、と言えなくもないんですが、でかいです。
厳密に比べればMODタイプと比べて厚みが抑えられているのですが、AEGISシリーズの小さめなデバイスとあまり差がないのです。
とはいえ、爆煙ユースのリキッド容量4mlぐらいというと24mm径サイズ以上になってしまいますから、トータルで全体を見れば十分コンパクトではあるんですよね。
ただ、このサイズ感であれば、MODタイプに小さめのタンクを載せてもいいんだよな、と迷ってしまうサイズ感ですので、小さいPODを探しているという人には向きません。
それでもタフネスなPODが欲しい!大きさは二の次でオーバースペックなこだわれるPODが良い!という人にはこれしかないでしょう。
他には類を見ないデバイスですので、選択肢はこれしかありません。
唯一無二の防塵防滴・耐ショック性といえばこれだけです!!
コメント