Eleaf（イーリーフ）のVAPEスターターキット、iJust 3 Pro「アイジャスト・3・プロ」のレビューです。
ロングセラーが機能アップ！可変出力を採用しました。
さらに急速充電対応で使い勝手も良くなり、より完成度の高い製品に。
詳細をレビューしていきます。
商品提供：VapeSourcing
Eleaf iJust 3 Proとは？
Eleafのチューブタイプのオールインワンスターターキットといえば、iJustシリーズ。
このiJust 3 Pro「アイジャスト・3・プロ」は、そのシリーズの上位製品となります。
iJust 3の『プロ版』となっています。
2018年にリリースされたiJust3は、発売から2年近くが経過しようとしている今も現役で売られ続けている息の長い製品です。
デザインやフォルムはノーマル版とあまり変わりありませんが、２年間の技術をふんだんに取り入れ、高機能化しています。
Eleaf iJust 3 Proの特徴
- バリアブルワッテージ（可変出力）機能を搭載
- 新世代の充電ケーブルUSB-Cによる急速充電
- ローター内蔵の新型コイルが付属
特に可変出力搭載が今回の目玉ですね。
キットとしてだけでなく、他のアトマイザーを搭載するのを前提に購入するのも良さそうですよ！
バリアブルワッテージ（可変出力）機能を搭載
出典：Eleaf
今や廉価なスターターキットだけでなく、PODデバイスにまで採用されている出力機能を搭載しています。
しかも、調整範囲（30W – 75W）が広く、専用スイッチで簡単に操作ができる使い勝手の良差も魅力です。
新世代の充電ケーブルUSB-Cによる急速充電
出典：Eleaf
さらに、急速充電にも対応しました。
大容量バッテリーを搭載するiJust3ですから、充電が早いと利便性が段違いです。
また、端子も最新のUSB-Cにアップグレードしています。
ローター内蔵の新型コイルが付属
出典：Eleaf
コイル規格はノーマルバージョンと同じ『Eleaf HW head』です。
もちろん汎用性が高く、様々なバリエーションがあるのが魅力であるのは同じ。
付属品には、iJust3より後にリリースされた製品に採用されている『ローター内蔵』コイルが付属します。
カラーバリエーション
出典：Eleaf
全5色。メタリックカラーが美しいラインナップです。
スペック
| サイズ | H 148.5× φ25mm |
| 重量 | 157g（実測） |
| 出力 |
VW（30W – 75W） |
| 抵抗値 |
0.1-3.0Ω |
| リキッド容量 | 6.5ml |
| リキッドチャージ | トップフィル |
| エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
| コイル | プリメイド交換型（Eleaf HW head） |
| 充電ポート | USB-C（一時間半でフルチャージ） |
| バッテリー | 3,000mAh |
| 保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Eleaf iJust 3 Pro バッテリー本体
- Eleaf ELLO Duro アトマイザー
- プリメイドコイル （HW-T2 0.2ohm）
- プリメイドコイル （HW-M 0.15ohm）
- 予備パーツ（Oリング、パッキン）
- USB-C 充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル（日本語表記あり）
Eleaf iJust 3 Proの詳細
パフボタンデザインや、ボディー部の模様に違いがあるものの、形状自体はiJust3と同様。
ペンタイプと呼ぶにはあまりに大きすぎるサイズ、爆煙メカニカルチューブと同じようなサイジングのチューブタイプボディー。
メタリックペイントが美しい仕上がり。
金属表面の仕上がりやペイントのクオリティーなど製品品質も向上しています。
Eleaf iJust 3 Pro バッテリー
- サイズ：H 97.5 φ 25mm
- 重量：106g（実測）
- バッテリー容量：3,000mAh
- 出力モード：VW（30W – 75W）
- パフ操作：マニュアル（ボタン式）
- 充電ポート：USB-C（一時間半でフルチャージ）
- 保護機能：
- ショートサーキット保護
- 自動カットオフ（10秒）
- 過電流保護
- バッテリー過放電保護
- バッテリー過充電保護
シンプルなチューブタイプの内蔵バッテリーMOD。
キットとしてだけでなく、バッテリー単体でも販売されています。
裏話ですが、実はこの製品、当初は『iJust 4』として発売される予定だったのですが、リリース直前に改名。
確かに３から2年も経っていますし、後継機として発売されてもよかったかも。
ちなみに、サンプルパッケージは間に合わず「iJust 4」とプリントされていて、提供ショップから「消してください」と指定されました。
中身は全く同じなので、どちらでも良いんですけどね。
ラウンドデザインのパフボタン。
バッテリー残量
緑 100-60% 青 59-20% 赤 20%以下
LEDランプを周囲に備え、バッテリー状態を表示します。
iJust3ノーマル版ではペコペコとしたチープな感触でしたが、Proでは改善。
ボタンの押し心地も上質に。しっかりとした押し心地です。
ボトムにあるのはバッテリーベントホール、ではなくて可変出力ボタンです。
ボトムパフができるわけではなく、出力変更専用です。
ボトムスイッチ部分の作りが非常に綺麗ですね。
メカメカしさと上質さが入り混じった秀逸ディティールです。
電源ON状態で押すことによって、5Wごと10段階に出力調整できます。
（30W・35W・40W・45W・50W・55W・60W・65W・70W・75W）
また、パフボタンを操作することによって、このボタンをロックすることもできますから、ミス操作を防ぐこともできます。
充電ケーブルはUSB-Cです。ポートは側面に。
3,000mAhの内蔵バッテリーを1時間半でフル充電できる急速充電に対応。
充電中はLEDが赤く点灯し、満充電になると消灯します。
スプリング式のコンタクトピン。オートアジャスト機構。
直径25mmサイズです。
Eleaf ELLO Duro アトマイザー
- サイズ：Φ25(28) x 54mm
- 重量：51g
- リキッド容量：6.5ml
- マウスピース：ワイドボア（交換可）
- コンタクト：510スレッド（フローティング式）
- リキッドチャージ：トップフィル（スライドキャップ）
- エアフロー：ボトムエアフロー（調整可能）
- コイル：プリメイド交換型（Eleaf HW head）
キットアトマイザーは Eleaf ELLO Duroです。
この製品も、デビューから2年ほどが経過しているロングセラーアイテム。
ノーマルバージョンのiJust3だけでなく、iStick NOWOS・Lexiconなど様々なスターターにセットされている製品です。
Eleaf製クロアロマイザーの中で、爆煙タイプといえばHW headを収納可能なELLO Duroが最もメジャーです。
他のレビューでも詳細を記載していますから、ざっと特徴を見ていくにとどめておきましょう。
スライド式トップキャップによって、パーツの着脱なくワンタッチ操作。
リキッドチャージが簡単にできます。
ドリップチップはワイドボアタイプの着脱式。他のEleaf爆煙アトマイザーと互換性があります。
低抵抗コイルに大量の空気を導入する大きなエアホールには、ドロー調整用のAFCを装備。
Eleaf HW headに対応。
後発製品にも採用された、コイル中央にローターがマウントされた画期的なコイルを付属。
もちろん、HW headであれば、他のバリエーションも使うことができるので、多種多様な組み合わせを楽しむことができます。
メジャーブランドの汎用コイル規格ですから、日本国内での入手性が良いのも◎
Eleaf iJust 3 Proの使い方・操作方法
簡単操作のシンプル機能。直感的に使えるのが良いですね。
- 電源ON/OFF…ボタンを５クリック
- 出力変更…電源ON時にボトムボタンをクリック
- ボタンロック…電源ON時にパフボタン3クリックでボトムボタンをロック
- Vaping…マウスピースを咥えてパフボタンを押しながら吸い込む
感想とまとめ
完成度の高いロングセラー爆煙スターターをアップデート！！
人気の続くiJust3を、さらに高機能かつクオリティーアップしたのがProバージョン。
基本セットはそのままに、バッテリーに「可変出力」をプラス。
このバッテリー、非常に使いやすくなりました。
スターターとしてだけでなく、他のアトマイザー用として購入するのも良いですね！！
欲を言えば、22mmバージョンも作ってくれま線でしょうか、Eleafさん。
爆煙を気軽に！そしてその後も使い続けられるバッテリーです。
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