DIGIFLAVOR(デジフレーバー)のVAPEスターターキット、LUNAR KIT「ルナー キット」のレビューです。
使い捨てアトマイザーのためのデュアルバッテリースターターキット。
コスパ重視のプラスチックボディーは軽量かつコンパクト。
さらに出力調整機能を備えています。
このスターターキットの特徴
- 使い捨てアトマイザーlumi tankに合わせたABS樹脂ボディー
- 軽量な素材と、コンパクトなボディーサイズ
- 出力調整機能を搭載したデュアルバッテリーMOD
商品提供:BuyBest!
DIGIFLAVOR LUNARの詳細
DIGIFLAVORがリリースするスターターキット。
「Helix Kit」のデュアルバッテリー版という位置付けの製品です。
螺旋をモチーフにしたデザインを採用しているHelixと違って、LUNAR Kitはシンプルすぎるデザインです。
使い捨てアトマイザーをコスパよく使えることを目的にしたキットは、明らかにシングルバッテーリー版よりもチープ。
より安っぽい仕上がりです。
実際に低価格なので文句は言えませんが、それにしてももう少しデザイン性を備えていても良かったのでは?と思ってしまいます。
しかし、スペックを見るとその印象が変わります。特に重さが素晴らしい!
- Helix Kit(シングルバッテリー) 62.6g
- LUNAR Kit(デュアルバッテリー) 68.9g
容積の異なるシングルバッテリー版と大差ない軽量ボディーが魅力です。
lumi tankのレビューは別記事にてレビュー済みです。こちらをご確認ください。
0.3Ωメッシュコイルを内蔵した「コスパ重視・手間いらず」の使い捨てアトマイザーです。
使い捨てアトマイザー用ボディーは、オール樹脂製で軽量&コンパクト。
デュアルバッテリーMODでありながらも、バッテリーを2つ合わせたほどのサイズ感が魅力。
簡易的な作りながら、出力調整機能(パイパスと定電圧出力)を備えています。
4カラーバリエーション。
4色展開で『青(エメラルドグリーンに近い色)、赤、白、黒』が用意されています。
カラーバリエーションもシングルバッテリー版と同じです。
スペック
サイズ | H 89.6×W 44.8× D25mm(MOD単体) |
重量 | 68.9g(実測) MOD単体50.0g ※バッテリー含まず |
出力モード | 3モード(Bypass , 3.2V , 3.5V) |
MOD許容抵抗値 | 0.1~3.0Ω |
リキッド容量 | 4ml(TPDバージョンは2ml) |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー(調整可) |
コイル | アトマイザー内蔵式(0.3Ωメッシュコイル) |
充電ポート | なし |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー(別売) |
保護機能 |
|
公式ページ | http://digiflavor.com/project/lunar-kit/ |
パッケージ・内容品
今回の提供品は「サンプル版」です。
同梱品の内容が製品版と異なりますのであらかじめご了承ください。
内容品一覧
- DIGIFLAVOR LUNAR バッテリー本体
- DIGIFLAVOR lumi Tank アトマイザー
- アトマイザーシリコンプラグ
※製品版にはユーザーマニュアルとワランティーカードが付属
サンプル品なのでユーザーマニュアルと一部付属品が欠品していますが、最終製品とほぼ同じ仕様です。
説明書などの付属品のみが省かれている「メーカーサンプル」です。
デザイン・ディティール
2つのバッテリーを収納できるボディーはバッテリーの形状に合わせたデザインで、できるだけコンパクトにデュアルバッテリーを収納できることを目的にしています。
素材には超軽量ABS樹脂を使用。
肌感はザラザラ仕上げで、手に持った時につるっと滑らないだけでなく、安っぽく感じさせない仕上がりを採用。
大きく『DIGIFLAVOR』のロゴ入り。
それでも安っぽさは隠せませんが、低価格商品なので致し方ないところ。
それよりもこのLUNARの魅力は『安い!軽い!小さい!』ところにあります。
アトマイザー取り付け部には510スレッドを採用しています。
汎用規格と言って良いほど普及した「標準規格」と呼べるほど多くのアトマイザーにさいようされているもの。
付属のlumi tank以外のアトマイザーを搭載して使うことももちろん可能です。
MOD上部はアトマイザーあら発生した熱で変形しないように、ヘアライン仕上げの金属素材が使われてています。
シングルバッテリー版ではこの部分も樹脂素材でしたが、より熱量を多く発生するアトマイザーを載せることを想定したデュアルバッテリーMODに合わせたディティールが採用されています。
パフボタンはLUNAR MODの側面上部に配置されています。
MODを握った時、自然と親指または人差し指を置く位置にセットされているので、使い勝手は悪くありません。
ボタンの素材は本体と同じくプラスチック素材ですが、ボディーカラーとは異なる色のパーツでボタンがわかりやすくなっています。
クリック感をしっかりと感じるタイプで、音は小さめです。
ボタン側面にはLEDランプを搭載していて、出力モードを表示します。
- 緑 Bypass(バッテリー電圧出力) 赤 3.2V 青 3.5V
デュアルバッテリーですが、接続はパラレル(並列回路)なので最大出力は4.2vです。
Bypassモードだけでなく、2種類の定電圧出力モードを備えているので、ユーザーの好みに合わせてモードセレクトが可能です。
バッテリー収納部は、サイドのドアの凹み部分からアクセスします。
マグネット式ドアは簡単に着脱可能です。
内部にはバッテリー収納方向の記載があるので、間違えないように18650バッテリーを収納します。
パラレル(並列)でバッテリーを収納します。
2本の18650バッテリーを収納可能です。
バッテリーは同ロット、同銘柄の新品バッテリーを用いましょう!
バッテリーの銘柄が異なると性能が違います。そして、使用を繰り返したバッテリーは内部抵抗が増大しており、異なる銘柄、使用頻度のバッテリーを使用すると、どちらかに負担がかかってしまうため大変危険です。
リボンは2つのバッテリーの下になるように入れることで、バッテリーがとりだしやすくなります。
LUNARにはバッテリー充電機能が搭載されていないので、頻繁にバッテリーを取り出す必要があるので、このリボンは必須です。
注意:バッテリースロットAに高出力バッテリーを取り付けてください。
シリアル(並列)なので、シングルバッテリーで駆動することも可能です。その場合にはSlotAの方にバッテリーを収納します。
底部分も上部と同じくヘアライン仕上げの金属素材が用いられています。
モデル名とシリアルナンバーの記載あり。
ベントホールはありませんが、バッテリー収納部がマグネットドア式なので内圧が高まることはありません。
LUNARの使い方
LUNARの使い方は簡単です。
5クリックで電源ON/OFF、出力モードの変更は電源ON状態で3クリックです。
3クリックすると、モードのカラーにLEDが点滅して教えてくれます。
- 電源ON/OFF … パフボタンを5回素早く押す(5クリック)
- Vaping… lumi tankのマウスピースを咥えてパフボタンを押しながら吸い込む
- 出力モードの変更… パフボタンを3回素早く押す(3クリック)
感想
デザインにも凝っていたHelixに比べ、よりチープさを感じるボディーデザインは『軽量コンパクトかつ廉価なデュアルバッテリーMOD』というコンセプトを重視したものなので問題なし。
問題なのは、バッテリー充電機能がないということです。
Helix Kitが実用充分以上だな、と感じたのは、出力調整機能に加えてバッテリー充電機能が搭載されていたからで、それだけで完結する使い勝手の良さがありました。
外部バッテリー充電器にバッテリーを入れ替える煩雑さがあります。
『安い!小さい!軽い!』のはすごく良いのですが、バッテリー充電が搭載されていないだけなのに、すごく使い勝手が悪く感じてしまいます。
惜しい!
lumi tank専用で考えるのであれば、Helix Kitの方が使い勝手が良いです。
まとめ
低価格で小さく軽いデュアルバッテリースターターキットです。
機能は実用的ながら、バッテリー充電機能が搭載されていないのが残念でした。
「バッテリーは外部充電器を使う」という方で、軽量コンパクトなデュアルバッテリーMODを探しているという人向きです。
出力調整昨日は搭載されているので、充分実用的です。
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