最近メカチューブが熱いですよね!SNS上でもカッコいいメカチューブの流行を感じます。
特に目につくのが、AVID LyfeやComp Lyfeなどのアメリカン24mmメカチューブ。
ゴツさの中に上品、上質さも融合しているのが人気の理由でしょうか。
そういう僕も一時期これらにハマっていた時期があります。
レビューもしていますのでまだ未読の方は是非!
⇒ Able Mod(Avid Lyfe)レビュー
⇒ Time Keeper Competition Mod(Avid Lyfe)
今回の製品は、アメリカ企画でありながら、生産を中国とすることでコストを抑えながらも、ルックスも兼ね備えたメカチューブのスターターキット!
MAGE MECH TRICKER KIT「メイジメッシュ・トリッカーキット」(CoilART)をレビューします!
商品は海外の大手通販サイトでVAPE製品専用ページもあり、お求めやすい価格が魅力のGearBestさんからご提供いただきました。
MAGE MECH TRICKER KITのパッケージ、開封
さて、まずはパッケージデザインです。
コーポレートカラーでしょうか。黄色と黒のカラーリングのパッケージです。
背面には偽造防止のスクラッチコードステッカーの添付。
カラーバリエーションが多いですね!今回提供いただいたのはマルチカラーですが、CoilART公式ページではフルバリエーションのカラーリングを見ることが出来ます。
付属品は
- MAGE MECHメカニカルMOD ×1
- MAGE 24mm RDAアトマイザー ×1
- プラスドライバー
- CoilART VAPEバンド
- 予備マグネット(MOD用)
- 予備Oリング、イモネジ(アトマイザー用)
- CoilARTステッカー
- WARNINGカード
MAGE MECH TRICKER KITの詳細
このキットは24mmメカニカルチューブMODと、24mmRDAがセットになったメカニカルスターターキットです。kennedyやAVID,Comp Lyfeなど人気の24mmメカチューブを手軽な価格で楽しめるキットになっています。
相当コスパに優れていますが、人気のメカに遜色のないルックスを実現しているのも特徴です。
フル金属製で、無垢材や塗装(ペイント)が多いメカチューブの中、レジンを用いたMODをリリースしてきました。レジンなので全く同じ柄がないのも魅力の1つかもしれません。
ゴールドとレジンが高級感を醸し出していますね。
ラインナップにはペインティングのフルブラックもバリエーションされていて、「レジンはちょっと派手だな」というニーズにも応えています。
メカチューブMOD、 MAGE MECHの詳細
MAGE MECHは24径のメカニカルチューブMODです。写真を見たときは結構カッコいいなと思いましたが、価格から実際には安っぽいのだろうと高を括っていましたが、価格相応である部分はあるものの、全体としては悪くない出来です。
MAGE MECH MODの詳細
サイズ | |
重量 | |
素材 | ブラス(真鍮) |
アトマイザー接続 | 510、ハイブリッド接続 |
バッテリー | 18650(別売り) |
スイッチ | ボトムスイッチ、ロック有り |
CoilART公式サイトより
小キズがあったり、レジン部のチリだったり細かいところの作りは価格相応だな、と感じる部分はあります。スイッチ部にも小キズがありましたが、気にせずガシガシ使うのが良さそうですね!
アトマイザー接続部は510スレッド。ハイブリッド接続のMODなのでホールが開いていて、アトマイザーのポジティブピンが直接バッテリーに触れるようになっています。
さて、分解してみます。
基本的にはスイッチ/スリーブ/コンタクトの3パーツです。スイッチは更に分解可能になています。
ボトムのスイッチパーツから見ていきます。
スイッチにはロック機構があり、下部を回して飛び出させるとロック解除。逆に締め込むとロックすることが出来ます。
どういう構造になっているのかというと、AVIDなどを持っている方にはお馴染みのマグネット式です。構造、作り的にAVそのままという印象です。このマグネット、着脱時に割れやすいので注意です!嬉しいのは2つも予備が入っていたことですね。
ロックを解除してスイッチを押すと、コンタクトがでてきてバッテリーのマイナスに接続され、電流が流れる機械的な仕組みになっています。
さぁ、バッテリーを入れていきます!
AVID等と同様に一般のメカチューブとは違い、アトマイザー側のパーツを着脱しバッテリーを収納してやります。注意点としては必ずアトマイザーを取り付けて着脱をすること。
そして、バッテリーの向きと、皮膜に傷などの損傷がないのか必ずチェックすること。
そして、バッテリーを収納してセットしてやると
2mmぐらいの隙間ができてしまいます。
調べてみましたが個体差などではなく、隙間が空く仕様のようです。気になる。。。よく見ると金属部とレジン部のチリもあっていません。細部の作り込みは結構甘いです。
アトマイザーMAGE 24mm RDAの詳細
アトマイザーはRDAドリッパータイプになります。こちらはBRASSカラーになりますがカラーバリエーションが多いのも特徴で、単体販売だと様々なカラーが用意されています。
MAGE 24mm RDAのスペック
直径 | 24mm |
高さ | mm ※本体部のみ。ドリップチップ、スレッド含まず。 |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 専用 |
コイル | RBA デュアル/シングル |
エアフロー | ボトムエアフロー エアフロ調整可能 |
素材 | BRASS(真鍮) |
色 | Black , Silver , yellow , CLRRED , RED, BLUE |
CoilART公式サイトより
コイルアートのロゴマークが入ったトップキャップが特徴になっています。
さて、分解してみます。
RDAなのでパーツ点数は少なく、デッキ/キャップ/ドリップチップの3ピース。デッキは更に分解可能です。
上部のパーツから見ていきます。
ドリップチップは樹脂製ですね。
kennedy,GOONなどと同じく、キャップの方にOリングが設けられており、交換可能になっています。
試しにkenedy用DTを接続してみましょう。
やはり同径ですね!!
kennedy用のドリップチップを使用可能になっています。
さて次にキャップを見ていきます。
キャップ裏はドームやテーパー加工は施されていません。
面白いと思うのはエアフローホールが3つ、つまりシングルビルドにも対応している点。
これでリデューサーも付属していれば、なお良かった。
基本的には24mmの爆煙ドリッパーなので、デュアルがデフォルトですが、シングルでも組むことが出来ます。
さて最後にデッキです。
2ポール4スレッドのデッキ。
エアホールはオーバルタイプでボトムフローです。
ジュースウェルは結構深いですね。
ポジティブピンはハイブリッド用らしくかなり出ています。
デッキ固定兼用なので調整不可ですが、ハイブリッド用として安心できる仕様です。
MAGE MECH TRICKER KITをビルドする
それではビルドします。その前に注意点を。
ビルドの際にはオームメーターもしくはテクニカルMODが必ず必要です!!
本製品だけではビルドは出来ません。必ずツールとオームメーターorテクニカルMODを用意して、抵抗値の計測と短絡の有無を確認しましょう。
そして、抵抗値ですが基本的には0.3Ω以上で運用するのをオススメします。
使用するバッテリーにもよりますのでここでは詳しくは触れませんが、できれば自分で理由を調べるぐらいの作業をするのが良いと思います。
用いるバッテリーによっても許容値が異なります。
今回のビルドも見当0.3ohmでビルドしていますし、僕は攻めても0.25Ω以下ではビルドしません。
参考までに、僕が使用しているバッテリーはSONY VTC4になります。
今回はカンタル24G 3.0mmでビルドしています。
ビルドの詳細は動画の方で紹介していますのでそちらを見てもらえばと思います!
MAGE MECH TRICKER KITのまとめ
さて、詳細見てきて使っていみました。
24mmメカと言えば、今までカッコいいけど、高くて手が出しづらい。高嶺の花でしたが、今回のキットはそれをかなり手を出しやすく、しかもカッコよく、使い勝手も良くパッケージしたプロダクツです。
メカチューブの方は今までにないルックスとAV讓りの構造で中々良い出来です。
もちろん細部を見れは傷だったり、スレッドの精度だったり、AVみたいなスイッチの気持ちよさはなく、若干のガタツキ。そしてチリが合わないことや残念な隙間までありますが、価格を考えれば及第点でしょう。
そして、アトマイザー。これはかなり良いですね!kennedyが高額ということを考えれば十分良いアトマイザーです。味的にはkenedyに遜色ありません。オプションのキャップなども出てくると良いですね。エアフロー調整で好みのドローを探れるのも良い点です。
十分オススメできるメカニカルMODスターターキッドです!
安すぎますよね。恐らく国内でも1万円程度ででに入るようになると思います。
事が事によれば結構流行るのではないかな?と思います。
そこで心配しているのは、今まで「メカは危ないよ」と言われて、調べて使ってきた人ばかりだったのが、価格が安くいが故に、ファッション的に取り入れることによる事故の増加が怖いです。
良い製品なのですが、できれば国内販売店各位にはちゃんとしたマニュアルの添付をお願いしたい。マニュアルまで行かなくとも注意書きを作成して添付していただきたいです。切に思います。
事故が起こってからじゃ遅いんです。使い手の人命や怪我はもちろんですが、製造者だけでなく輸入業者、販売者も法的に責任を問われますので、きちんとした対応、然るべき対応が必要な商品だなと感じます。
そのような商品だからこそ、調べに調べて安全に使える準備を整えて使用しましょう!!
お作法さえ守ればカッコいいし、テクニカルには味わえない立ち上がりや、ビルドの楽しさを味わえる製品です。Let’s enjoy Mecanical!!
コメント
こんにちは!
自分もGearBestでMageMech購入検討しているのですが、GearBestの場合はカラーは完全にランダムで送られてきましたか?
購入後に「Choose collar」みたいな案内が来るのでしょうか?
自分は購入ではなく、提供してもらったので購入関係の質問はGearBestに問い合わせてみてくださいませ。