CoilART(コイルアート)のメカニカルMODスターターキット、MAGE MECH TRICKER KIT BLACK「メイジメック・トリッカーキット ブラック」のレビューです!
実はもう既にこちらのスターターキットはレジンカラーにてレビュー済みになります。詳細はそちらの記事をお読みください!
⇒ MAGE MECH TRICKER KIT(CoilART コイルアート) レビュー
CoilARTさんは毎回アポなしで商品を送ってくれるんですが、既にレビュー済みのこともあり、是非ご連絡をいただきたいと、内情はさておき、よく見たら一部の仕様がレジンカラーのものと異なりましたので、このブラックカラーの方も写真を中心に記事にしたいと思います。
商品提供:CoilART
?経験・知識が必要な上級者向け製品です!!
メカニカルMODは保護回路など一切ない、バッテリーの電気を通電させるためだけの筒です。初心者が知識なく扱うと大変危険です。
最初から使用を控えてください、とは言いませんが、ある程度の知識と経験が必要な製品です。
そして、ビルドの際にはオームメーターもしくはテクニカルMODが必ず必要です。
その為、暫くテクニカルMODのスターターでVAPEを楽しみ、理解してからはじめるのが良いと思います。
詳しいレビューはレジンカラーの記事を読んでいただければと思いますが、ここではレジンカラーのものとの仕様の違いを写真を中心にお届けしようと思います。まず、商品を見てカラーが違います(当たり前)。
そして、素材も異なります。COilARTのロゴ文字を見ていただくとわかる通り、チューブの素材がカッパー(銅)になっています。レジンカラーのものはメインの素材が真鍮です。素材の導電性だけ見ると、銅の方が優れており、バッテリーの電気を直接アトマイザーに伝えるための筒であるメカニカルMODの素材としては、銅の方が優れていると言えます。
ただし、アトマイザーのデッキ素材が真鍮なので、どこまで影響があるかはテクニカルMODメインの自分としては、使用してみても体感できるものではありませんでした。また、ちらっと金属の地が見えるアトマイザーとチューブのカラーが異なるのも気になってしまうかもしれません。
アトマイザーはレジンカラーのものと同様の素材、真鍮ベースのもの。自分のものはポジティブピンがしっかり出ていましたが、SNS上でハイブリッド接続に向かない出方の写真を見ました。
この写真ではかなり出っ張っています。何故出っ張っていないと危ないのかというと、この出っ張っているところが電気的にプラス、周囲のスレッドがマイナスになっています。その為、バッテリーのプラス側に出っ張っているところだけ設置せずに、マイナス側もついてしまうとショートしてしまい、最悪バッテリーが爆発してしまいます。
購入したらここは必ずチェックして、出方が十分でない、不安な場合は販売店に相談しましょう!
大きな違いとしては素材の他にチューブの構造が異なっています。レジンカラーでは、分解すると3ピース構造(スイッチ、チューブ、コンタクト)になっていましたが、ブラックカラーではコンタクトとチューブは一体になっており、スイッチだけ別体のパーツになります。
また、スイッチパーツの上部、非導体の樹脂パーツの厚みも違います。レジンパーツのものはより薄い印象で、三角形のスイッチパーツの素材も異なります。これはカラーの違いなのか、バッテリーのマイナス部にコンタクトが触れないように安全のための仕様変更なのかは定かではありませんが、比較したところ明らかに異なっています。
スイッチを分解すると、ボトムのマグネットに保護のスポンジが貼られているのも仕様変更?これはマグネットの割れ防止のためのスポンジだと思いますが、スイッチを分解した時に強力なマグネット同士が勢いよく引き合ってマグネットが割れてしまうのを防ぐ(もしくは緩和する)仕様になっています。
スリーブの内部を見てみると、内側は黒い塗料でペイント?コーティング?されており、バッテリー皮膜破れによる短絡通電を防ぐ仕様にはなっていますが、メカニカル、テクニカル問わず、バッテリーの皮膜破れは大変危険ですので必ずチェックを怠らないようにしましょう。
そしてハイブリッド接続側は一段掘られていて、アトマイザーをつけない状態でフラットトップバッテリーを誤って入れた時の対策は取られているように見えますが、必ずアトマイザーを取り付けてからバッテリーを収納しましょう。
そしてバッテリーを収納しても、レジンカラーのように隙間が空いてしまうことはありません。僕が触ってみた感想としてレジンカラーよりも一段上の仕上がりのように感じました。ネジの精度は同じなのかもしれませんが、素材の違いなのかスムーズに回るような印象で、個人的にはこちらのブラックカラーがいい感じです。レジンも悪くないのですが、素材の特性や、異素材を用いることによるアラが各所に見えますが、ブラックカラーは完成されている印象です。
ただし、気に入ったものは長く使える、と個人的には思いますので、自分がこれだ!と思ったものをセレクトするのが正解だと思います!価格も安く、手を出しやすいメカニカルスターターです。
コメント
初めまして。
私は昨日こちらと同じ商品を購入したのですが、初メカニカルということで質問があります。
アトマイザー接続部分が取り外せない仕様に変更されたとの事ですが、アトマイザーのポジティブがバッテリーとしっかり付いていることを確認する方法は無いでしょうか?ハイブリッドなので心配で…(笑)
ポジティブピンとバッテリーのプラスが触れていることを肉眼で確認する術はありません。
構造上難しいです。それは多くのメカニカルMODだけではなくテクニカルMODでも一緒ではないでしょうか。
ただし、アトマイザーを取り付けて、バッテリー収納前に覗き込めば、ポジティブピンの状態は確認できますよね。
その状態でバッテリーを入れれば接続は確実です。
収納してから本体を振ってカタカタと動かなければマイナス側も問題ないはずです。