Vandy Vape(バンディーベイプ)のVAPEアトマイザー、BERSERKER V2 MTL MINI RTA「バーサーカー・バージョン2・エムティーエル・ミニ・タンク」のレビューです。
22mmサイズのミニバージョン!デッキや構造は全く同じ!
直径サイズとタンク容量だけが異なるバリエーション!
さらに!アップデートも引っ提げて満を辞して登場です!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
Vandy Vape BERSERKER V2 MTL RTAとは?
Vandy Vapeのアトマイザー、BERSERKER V2 MTL MINI RTA「バーサーカー・バージョン2・エムティーエル・ミニ・タンク」です。
やっぱり出ましたよ!今までのバーサーカーシリーズ同様に24mm版が出てかからしばらくたって、22mmMini版をリリースするのがバンディーベイプですよね!
このV2 RTAも例に漏れず、日本では特に需要の高い22mm版がついに発売されました!
Vandy Vape BERSERKER V2 MTL MINI RTAの特徴
- 22mm版!BERSERKER V2 RTA!!
- アップデート!パーツ交換によるデッキエアホール調整機構
- 有名YouTuber「Alex from VapersMD」コラボ!
気になる24mm版との違いも詳しく紹介します!
22mm版!BERSERKER V2 RTA!!
まず最初に、みなさんが気になる24mm版との違いから。
結果から言いますと、タンク部分以外はほぼ共通です。
デッキはサイズを含めてまるっきり一緒、素晴らしいのは縮小版のMiniサイズなのに全長もほぼ変わらない点で、タンク容量が2MLに縮小したのを除けばチャンバースペースやチムニー内径も共通です。つまり、全く同じ味わいが楽しめるアトマイザーということです。
嬉しいのは、縮小されただけでなく、アップデートされたポイントもあるという点です。
パーツ交換によるデッキエアホール調整機構
V2 RTAの特徴となっているパーツ交換によるデッキエアホール調整機構は健在です。
アップデートされたのは、エアフローパーツが追加されたのと、エアホール部分が金属製になっている点です。ただの縮小版ではなく着実に進化しています。
有名YouTuber「Alex from VapersMD」コラボ!
V2 RTAと同じく『Alex from VapersMD』とのコラボアトマイザーはシリーズ共通。
カラーバリエーション
カラーバリエーションもV2 RTAと共通です。
Vandy Vape BERSERKER V2 MTL MINI RTAスペック
リキッド容量 | 2ml |
直径 | 22mm |
全長 | 34.8mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510DT |
コイル | RBA シングルコイル |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | デッキボトムエアーフロー |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Vandy Vape BERSERKER V2 MTL MINI RTA アトマイザー本体
- 予備パーツ
- Oリング・パッキン
- デッキネジ
- エクストラパーツ
- 510DT
- タンク用チューブ(SS・クリアイエロー)
- エアフローパーツ一式
- ツール
- プリビルドMTLクラプトンコイル
- ユーザーマニュアル(英語)
BERSERKER V2 MTL MINI RTAの詳細
24mm版「BERSERKER V2 MTL RTA」と共通デザイン。
つまり「22mmスモール版」というだけなのです。
Berserkerシリーズは、いつも最初に24mm版がリリースされて、遅れて「Mini」22mm版が発売されるのが通例となっています。
洗練されているとともに、どこかアメリカンなテイストも感じるルックス。
洗練された上質さを感じます。
上下のローレット加工も、どことなくスタイリッシュです。
ロゴマークはチャンバー部に、V2とは異なるものがエングレービングされています。
パーツ構成は24mm版のV2と全く一緒、サイズ違いとなっています。
ドリップチップ
510DT仕様のドリップチップ取り付け部分、汎用品ももちろん使えます。
付属品は3種類。内径は全て4mm長さが違うバリエーションです。
左:全長17.6mm、露出部の高さ12.4mm、内径4mm
中:全長31.4mm、露出部の高さ27mm、内径4mm
右:全長25.4mm、露出部の高さ20mm、内径4mm
タンクの全長が短いため、ドリップチップでチムニー(煙突)を延長して、味に変化がつけられる設計思想なのだと思われます。
タンク
リキッドチャージはトップフィルです。
トップキャップは反時計回りのロック式、簡単に取れます。
リキッドリーク防止(漏れ防止)のパッキンがついていて、スリット入理。
リキッドボトルの先端を差し込んでチャージします。
ちなみに、ボトムフィルにも対応しています。
そのため、リキッドがタンク満タンに残っていてもデッキにアクセス可能です。
タンクパーツは3ピース構成(トップキャップ・タンクアッパーパーツ・チューブ)です。
24mmバントは付属品が異なり、ステンレススチール製のチューブも付属します。
チャンバーは「ドーム型」、かなり綺麗な形をしていて、チムニー内径は細めです。
チムニー内径:4mm
エアフローリング
ボトムエアホールにはデッキエアホールが可変なだけでなく、AFCも装備しています。
デッキ下部には7つの小さな穴が空いていて、AFCで塞ぐことでドロー調整できます。
AFCは着脱可能。上下の2重OリングでAFCとの密着性を確保、分解洗浄も可能です。
デッキ
デッキ円周の片側に2ポストが寄ったデザインのシングルコイル専用デッキ。
デッキサイズ:14.7mm
デッキはデザインだけでなく、サイズも24mm版と全く同じです。
2ポストデザインのシンプルなデッキ構造。
MTL向けのアトマイザーとしては、イモネジもコイルレッグ固定部のホールもかなり大きめで、単線だけでなくクラプトンワイヤーも楽に固定できるようになっています。
穴位置は左右対称で、コイルの巻き分の高さを吸収できるようにはなっていません。
デッキボトムにはリキッドが供給される隙間があるデザイン。
デッキが空中を浮いているような構造、この構造のメリットは、ウィッキングが楽。量がある程度適当でも供給不足や漏れにくいです。
MTL向けとしてはジュースチャンネル(タンクからのリキッド供給穴)も大きめ。
巻き径の小さなコイルの場合、コットン量が少ないと塞ぐのが大変なサイズ。
BERSERKER V2 MTL MINI RTAには替え可能なエアフローパーツが付属します。
そのバリエーションは8種類で、24mm版よりも2種類増えています(赤字のパーツ)
より充実したパーツバリエーションで、ドロー調整が細かく実現できます。
しかも!コイルを近づけすぎると溶けてしまいそうで怖かったオール樹脂製のものから、エアホール部分が金属にアップデートされています!これは嬉しいポイント!
また、ビルドした後にも変更できる便利さ。革新的と言っても過言ではない構造です。
ポジティブピン
ポジティブピンの突出は実測0.6mmです。
ダブルピン仕様になっていて、突出具合の調整も可能です。
BERSERKER V2 MTL MINI RTAのビルド
それではビルドです。
デッキがまるっきり同じ、チャンバースペースも共通とだけあって、ビルドも同じですね。
タンク容量と直径だけが異なるバリエーションなので、ビルドに迷うことがありません。
デッキデザインはスタンダード、特に変わったデザインでもないですから、ネジを緩めてコイルをクランプするだけで簡単にビルドできると思います。
クランプホールが大きく、イモネジサイズがジャストサイズ。
つまり細線でもゴツめのワイヤーでも問題なく固定できるということになります。
チャンバー内壁までのクリアランスが広いので、コイルレッグのカットも簡単。
ショートしにくいデザインです。これは便利ですよね!
MINIバージョンのAFCパーツは、エアホール部分が金属にアップデートされていて、コイルを近づけても大丈夫なようになっています。これは地味ですが嬉しいポイントです。
アトマイザーの円周よりもちょっと長めにコットンをカットしました。
ウィックレッグをセットする部分、MTLアトマイザーとしてはジュースチャンネルが大きめなのでしっかり埋めてやる必要があります。
シングルコイルRTAの中でもビルドはかなり簡単な部類で、慣れていれば5分もかからないでしょう。
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
22mmミニサイズバージョン!アップデートも着実に!
タンク容量とサイズだけが異なるバリエーション、つまりは味は全く一緒ですので全く同じ「優れたアトマイザー」であることは説明するまでもありませんよね!
しかも!何故かスキップされていた1.2mmエアホールに加えて、ニッチなニーズの1.5mmも追加。コイルに近くて心配だったエアホール部分が金属にアップデートされて、隙のない作りになってこれ以上ない完成度に。
24mm版のレビューで「今までのセオリー的にもおそらくMini(22mm Ver)が出る」と書きましたが、やはり出た!という感じですね。しかもアップデート。
これは買いでしょう!
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