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【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

VANDY VAPE「バンディーベイプ」のVAPEアトマイザー、CAPSTONE RDA「キャプストン」のレビューです。

個性的なルックスのドリッパーはVAPEサプライとのコラボアイテム。見た目にこだわったクラウドチェイスに向けた爆煙RDAです。

このアトマイザーの特徴

  • ドローはスカスカ!ミスト発生重視の爆煙ドリッパー
  • ルックスが個性的!!

詳細をレビューしていきます。

商品提供:ベプログshop

 

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詳細

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

Vandy VapeとYoutubeチャンネル「VAPE HAPPY」のコラボモデル。

VAPE :-)APPYは2013年から活動しているカリフォルニアのVAPEショップ。今までVandyVapeでは有名YouTuberなどとのコラボを展開してきましたが、今回はショップです。

CAPSTONEは直訳すると「石柱の頭頂部」

個性的なデザインが特徴。まるでピラミッドスタッズを並べたようなスリーブが、ハードなテイストを演出。

見るからに爆煙系のアトマイザーと感じるルックスで、それを確信させる大きなエアホールも特徴的です。

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

見た目以上にデッキがすごく個性的。ピラミッドのようなデッキデザイン。

いくらピラミッドスタッズのようなエクステリアデザインだからって、デッキまで揃えることはないのでは?と思ってしまいますが、デッキの詳細は後ほど詳しく見ていきます。

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

出典:VandyVape

カラーバリエーションは全4色。人気のある定番カラーですね。およそのニーズには答えられるであろう展開です。

スペック

直径 24mm
高さ 25mm(DT、スレッド含まず)
重量 50.0g(実測)
ネジタイプ 510
ドリップチップ 810DT / 510DT(アダプター)
コイル RBA デュアルコイル
エアフロー サイドエアフロー
素材 ステンレス
BF対応 ◎ BFピン付属

パッケージ・内容品

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

パッケージはいつものVandyVapeらしからぬブラックカラーのボックス。コラボモデルのスペシャル感を感じます。

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収納にもこだわりを感じます。透明な窓枠を通して見えるのがおしゃれ。

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内容品一覧

  • VANDY VAPE Capstone RDA 本体
  • エクストラ810 ドリップチップ
  • スペアパーツ一式(Oリング、ネジ、バネ)
  • 510用ドリップチップアダプター(プリセット済み)
  • PC製 エアフローキャップ
  • ツール(スクリュードライバー、コイルレッグカット用ジグ)
  • プリメイドコイル(Fused Clapton Coil)
  • マニュアル(英語)

階段のような形状の数字が書いてあるツールは、コイルの足を揃えてカットするジグです。

デザイン

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

分解

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まず始めにCAPSTONE本体を軽く分解して構造を見ていきます。

  • ドリップチップ
  • トップキャップ&スリーブ
  • デッキ

デッキはさらに分解可能。ドリッパーなのでパーツ点数が少なく、リキッドの味を完全に変えたい時に洗浄するときも簡単で手間がかからないのが特徴です。

ドリップチップ

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トップキャップのドリップチップ接続部は810DT(ハーフインチ)サイズ。もちろん付属品以外の汎用品を取り付けて使うこともできるタイプです。トップキャップ側にOリングが用いられています。

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付属のドリップチップは2つ。一つは510DTにアダプターが接続された内径の細いタイプ。もう一つは810DTオンワイドボアドリップチップです。

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510ドリップチップがCAPSTONEにプリセットされています。内径4mmで途中から逆テーパーで拡散するタイプ。爆煙ドリッパーには不釣り合いに感じます。

全長10.5mm、露出部の高さ5.5mm、内径4mm(エンド部9.5mmまで拡散)、510DTアダプター分の高さ2mm

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もう片方は810DT。クリアカラーの樹脂製。側面にローレッド加工されたハードなルックス。内径は逆テーパーで拡散するタイプです。

全長12mm、露出部の高さ8mm、外径17.5mm、内径9.5→10.5mm(逆テーパー)

トップキャップ

トップキャップですが、プリセットされているSSキャップの他にもう一つ付属します。

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビューPC(ポリカーボネート)製のクリアキャップです。

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見た目に変化が楽しめるキャップはエアフロー調整不可。ドリップチップは接続できません。

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SSキャップは2ピース構造(スリーブとトップキャップ)で、スリーブのエアホールをトップキャップで塞ぐことによって、エアホールの開き具合を調整できます。

調整する時にトップキャップを回しやすいように、トップキャップには滑り止めとしても機能する模様が刻まれています。

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エアフローホールは片側だけ開くこともできます。シングルコイルにも対応。

ただ、片側を閉じられる分、両側のホールを閉じたり、同じようにトリミングできません。欲を言えばシングルコイル用とデュアルコイル用、2つのトップキャップが欲しかった。

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階段状のエアフロー調整部分でエアホールの上部を段階的にトリミングすることができます。

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このように上部だけ塞ぐ運用も可能です。エアフローの調整幅が広い仕様です。

この上半分を閉じた時、もう片側も上半分が閉じた状態になります。

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キャップ裏はドーム形状。味の定評のある構造です。

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そして、デッキとキャップには凸凹の滑り止め。ここを合わせて接続します。

トップキャップを回してMODからの脱着が可能です。

気になったのは、リキッドで滑りやすくした状態でもトップキャップとデッキの接続が硬いことで、もう少し痩せたOリングをつけて欲しかったと思います。頻繁に脱着していたらOリングが切れてしまいました。

デッキ

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

デッキは超個性的です。ピラミッドのような見た目。どうなっているのかすらわかりませんので、スレッドを緩めてデッキを確認してみましょう。

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

なるほど。クランプデッキの変形ですね。

スレッドを緩めていくと、クランプが自動的に押し上げられて、2カ所にスペースが生まれます。このスペースにコイルレッグを挟み込む構造です。

高さが互い違いになっているので、コイル足の高さの違いを緩和できる構造。

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

クランプには模様が刻まれていて、コイルの足が滑りにくくなっています。

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クランプはどうやって持ち上がっているのかというと、分解するとクランプの間にバネが配置されていて、このバネで持ち上がる仕組みです。

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー しかし、ポストがデッキのスペースをかなり占拠してしまっています。

コイルを置くスペースが限られてしまっています。そして、左右のコイルは中央のポストで完全に分断されています。

ジュースウェルは深さは十分ですが、ポストの分だけ保持量が小さくなっています。

ポジティブピン

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背面にはインフォメーションがぎっしり。まずCAPSTONEのロゴ、製造がVandyVapeであること。そしてデザインしたがVAPE:-)APPYであることを表すエングレービングが入っています。

スコンクMODでの使用を前提等した構造、510スレッドの周りには、MODに密着したところからもリキッドリークを防ぐOリングを装備しています。また、初期状態ではBFピンがセットされています。

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ポジティブピンはあまり出っ張っていません。実測0.3mm。

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しかし、ネガティブ側と触れて短絡しないように、インシュレータで完全保護。メカニカルでの仕様も前提とした構造です。

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このポジティブピンはデッキのポスト固定ネジ兼用なので緩めて、出っ張り具合を調整することはできません。ノーマルピンの他に、ボトムフィーダーでも使えるBFピンも付属。

blank

出典:VandyVape

BFピンのリキッド出口はピラミッドポストの中央部分からで、ジュースウェルでなくコイル近くのコットンに直接リキッドを供給できるのが特徴です。

個人的にはこれは嬉しい仕様。スコンクした時よりもコイルに直接リキッドを垂らした時の方が美味しいと思っているからです。

いくら供給に優れたコットンでも吸い上げる力には限界があり、過剰供給気味な味が好きな趣向では、コイルに直接リキッドを供給した方が良いと考えるからです。

 

ビルド

それではビルドしていきます。まずドローを確認すると当然軽い。限界まで絞っても(構造上全閉にはならない)デュアルコイル運用だと上半分が開いた状態で、スカスカに近い抵抗感のないドローです。

明らかに単線ビルドには向いていないと判断し、今回はこのサイトのビルド例では珍しくクラプトンコイルでビルドしていきます。

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

ちなみにこの階段状のコイルレッグ用ジグは巻き終わった後のコイルをセットして

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

反対側からカットすればお望みの長さに切れるという優れもの。こういうグッズ、今までになかったですよね。ちなみにCAPSTONEでは7mmのところに矢印がふってありますのでここでカットしてみました。

このジグは他のアトマイザーでも使えるので、特にポールレスデッキなど前もってコイルレッグを切っておかなくてはならないビルド全般に使えます。非常に便利。

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デッキのスクリューを緩めてコイルをクランプする準備をします。一本だけ緩めればバカッと開くのでめちゃくちゃ楽です。

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コイルをマウントして位置を確認したら締めるだけ。楽、何ですがコイルの設置スペースにはあまり余裕がありません。巻き軸の大きなコイルには対応できないですね。

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キャップと触れて短絡しないスペースに設置します。ドライバーンしてホットスポット除去。【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

ウィックを通してやれば完成です。

MODに載せてみました

複数のMODに載せた写真を掲載しておきますので参考までに。

24mmサイズは見慣れたはずなのですが、スリーブにピラミッドスタッズのような装飾がされているせいかサイズ以上にボリュームを感じます。そのため、サイズが大きめの機種に載せてみましたが悪くありません。

見た目はすごく良いと思います!

感想

見た目がすごく好きです。CAPSTONEは見た目に惚れる人が多いのではないでしょうか。

いかにも爆煙RDAというルックスで、MODにも合わせやすく、個性的だと思います。

使い勝手はというと、まずあまりドローが絞れません。トップキャップの仕様によるものですが、片側だけ開く運用ができる代わりに、両方のエアホールを同じように絞ることができない構造です。

シングルコイルの運用は捨てて、デュアルコイルの使い勝手を高めて欲しかった。

そしてドローはかなり軽いです。僕としてもこのドローは軽すぎるし、ポストが大きいのでコイルの大きさに制限があるのでエアフローが釣り合っていないと感じます。

だから、510の内径が細いドリップチップでドローを絞っているのかな?とも思いますが、どっちにしろ味が薄いと感じます。吸引する空気が多いのでミストはたくさん出ますが、、、

トップキャップを変えて絞れるようにするだけで味は改善すると思うんですが。

今回クラプトンに頼っても納得いく結果が出なかったので僕としては諦めモードです。

クラウドチェイスようにしてもコイルスペースに制限があるのでちょっとどうなのか。

元々クラウドキャップが付属するのでスカスカで運用する前提なのかも。

まとめ

【VANDY VAPE CAPSTONE RDA】「キャプストン」アトマイザーレビュー

ルックス最高なだけに、エアフローを絞って調整できないのがすごく残念。

このルックスに惚れた人はビルドを工夫するなどして、追求すると良いかもしれません。

いずれにせよたくさんのミストを発生させるためのドリッパーであることは間違いありません。

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