見た目がホント好きで、ずっと買おうか迷っていたアトマイザーです。
Typhon RDA (DDP VAPE) です。
「トップフローだし、味は普通っぽいな。」って言う理由で買わないでいたんですが、使っている人数名の感想が、「普通以上に美味い」ってことだったので、思い切って買ってみました。
実力は如何に?さて、見ていきましょう。
Typhon RDAのパッケージデザイン・開封の儀
まずはパッケージデザインです。
これが個人的にツボ。保護のために大き目のパッケージがいいのは分かるんだけど、製品ギリギリにコンパクトなパッケージングはホントいい。
プラケースなんですが、安っぽく見えないし、プリントのデザインも洒落ていて、ホント好きです。
こんなに小さいよ!
アトマイザーってこんなサイズなんだから、これぐらい小さくてもいい思うんですよね。
さて、開けてみます。
中には巾着袋に包まれた本体と、さらにプラケースに入った付属品。
個人的にこの付属が入ったプラケースも統一感があって本当にいいと思う。
細かいところだけど、同デザインのステッカーも張ってあっていいですよね。
決してお金がかかっているパッケージじゃないんだけど、要はセンスですよね。脱帽です。
さて、付属品は
・Typhon RDAアトマイザー本体
・予備Oリング
・予備ネジ
本当に最低限なパッケージ内容です。
Typhon RDAの詳細
TuphonはDDP VAPE(マレーシア)がリリースしているRDAドリッパータイプアトマイザーです。
まずはデザインですが、クッソカッコいいです。メタルむき出しなのに、上品。
そして、現物を手にして分かるクオリティの高さ。
この仕上がりは、今まで手にしたアトマイザーの中でもかなりの上位に位置するクオリティです。
エアホールはトップに有るのですが、隠れた位置にあり、それを感じさせないデザイン。
背が低い、ショートドリッパーとして秀逸なデザインです。
さて、バラしていきましょう。
ドリッパーなのでパーツ点数は少なめ。
基本的にデッキ、キャップ、ドリップチップの3ピース構造になっています。
デッキとキャップは更に分解可能です。
例のごとく、上の方から見ていきます。
ドリップチップは専用品。
デザインの一部になっており、取付部も510ではないので汎用品は取り付けられません。
内径はそこそこ太めです。
お次にキャップ。
本当にクオリティが高い。こういうプロダクツは大好きです。
裏を見てみると、エアホールが見えますね。
ばらしてみるとこのようになっています。AFCリングを回すことで左右等間隔に合いたエアホールの飽き具合を調整できるようになっています。
全閉にするとこう。
全開でこうなります。
このような構造のため、コイルはできるだけ高い位置、エアホールの傍に設置してやるといいと僕は思います。
シングルの場合は真ん中高めにドーンと、デュアルの場合はエアホールに思いっきり寄せて、コイルに直接エアーを当ててやるのが良いと思います。
コイル位置が低いとエアーがコイルに当たらず、コイルが冷えてミストが出ないため、熱がこもり、味もミストも出ないと推測します。
さて、デッキです。
金ピカですね。豪華絢爛デッキ。24kメッキが施されています。
24kは錆が発生せず、電気の流れの妨げになったり、電気抵抗が上がってしまう酸化物を発生しないので優れていると僕は思います。電気抵抗も低いので、見た目の絢爛さを目指したのではなく、性能を重視したのだと僕は思います。
スタンダードな2ポール、2スレッドデッキです。
スレッドにはコイルレッグを挟むためのプレートが付属しており、コイルレッグをこれに挟んで固定します。
さて、デッキを説明するために更に分解してみます。
ポジティブピンを回すと、このようにポジティブ側が完全に外れるようになっています。
これは何を意味するのかというと、
ネガティブ側に接触しなければ、ポジティブ側を自由に動かくことができるんです。
自分はデュアルで組もうと思っているので、基本的にはネガティブとポジティブが180度の位置で固定にしようと思っていますが、様々なビルドの可能性を想像させます。
ただし、ポジティブ側をポジティブピンで固定しているので、
ポジティブピンは調整不可です。
Typhon RDAをビルドする
さて、ビルドしてみましょう。
シングルでもそれなりの大きさのコイルを、高い位置で組めば味は出るとは思いますが、基本的にエアホール付近にコイルを設置したい人なのでデュアルで組んでみました。
キャップに触れない程度できるだけコイル位置は上げてみました。
カンタル26ゲージ、2.5mm径、6ラップです。
キャップを締めるとこのような形。コイル長があまり長くないので、AFCでエアホールを半分塞ぐことにしました。
そして、ウィッキングをして完成です。ポストを180度にすると、ウィックレッグを落とす場所もできるので気持ちよくウィッキングすることが出来ます。
Typhon RDAのオプションパーツ
Typhon RDAはオプションパーツも豊富です。
自分は
・BFピン
・ブラックカラードリップチップ
・チタンキャップ
を購入してみました。
この他にもウルテムのドリップチップや、ブラックカラーのキャップ、素地のチタン、ポリッシュステンレスのキャップなど様々なオプションパーツが用意されています。
カスタマイズの楽しさも楽しめるRDAですね。
ね、めちゃくちゃっカッコいいでしょ?
チタンはヒートグラデーションではなく、要酸化処理で均一にブルーになっていて、見る角度によっては紫混じりになる高級感あるルックス。これがやりたくてこのアトマ買ったんですよね。最高。
Typhon RDAのまとめ
一にも二にもかっこいい。これにつきます。
ルックスに惚れるって大事ですよ、それが愛着につながるんです。
でも、ぜんっぜん美味しくなかったら、100年の恋もなんとやらですよね。
実用品だから味も重要です。
味は普通以上に美味しいです。それで十分じゃないか!
ビルド的には自分はデュアルで組みたいのでそれなりに手間はかかります。
それ以外の運用に関しては、ドリップチップが太めなので、ドリップチップから直接リキッド注いじゃいますし、ウェルも深く、エアホールは上なので気を使いませんね。
もちろん、横に倒せばリキッドは漏れるのは仕方ない所。
BFピンも購入しましたが、こいつはBFしないかな。
後はカスタマイズですね、自分の好みのキャップがあれば買いです。
というわけで、ルックスがツボのドリッパーでした。
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