Eleaf(イーリーフ)のクリアロマイザー、iJust S Atomizer「アイジャスト・エス」のレビューです。
Elead EC headを使用するプリメイド交換式のアトマイザーです。サイズは24.5mm径と大きめ。基本的にはiJUSTスターターキットとしてチューブタイプMODとキット販売されているアトマイザーになります。
それではベイプ機材、早速レビューしていきます。
商品提供:VapeSourcing
eleaf iJust S のパッケージと内容品
パッケージデザインはEleaf共通のもの。ただし、付属品(コイルなど)のようなパッケージで、あまり力が入っていません。iJUST Sに感してはバッテリーも付属するキットがメインで、アトマイザーのみの販売には力を入れていないのか。。。
付属品は以下の通り。
- iJust S Atomizer クリアロマイザー本体
- EC head 0.3ohm Coil
- シリコンエアフローコントロールリング
eleaf iJust Sの詳細
iJUST Sはプリメイド交換式のコイルを使用する、クリアロマイザーと呼ばれるタイプのアトマイザーです。基本的にはペンタイプチューブのiJUST MODとキットで販売されているアトマイザーです。
Eleaf iJust Sのスペック
リキッド容量 | 4ml |
直径 | 24.5mm |
全長 | 62.5mm |
ネジスレッドタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | プリメイド交換式 |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
素材 | ステンレス、ガラス |
色 | Black , Silver |
Eleaf公式サイトより
こちらのコイルの規格はMELO3やMELO 3 Nanoなどと同じEC headです。ヒット製品であるiStick Picoキットに付属のアトマイザーと同じコイルも使用できることから、日本国内でも入手性の良い規格のコイルです。
ドリップチップと510スレッドを除いた全長は44.84mmでした。
ドリップチップはベースが樹脂製のもので、上から金属をかぶせています。樹脂部分がアトマイザーからの熱を唇に伝えないような設計思想になっています。
リキッドチャージはトップフィル方式です。上部のパーツをねじって外すことで簡単にリキッドチャージすることが出来ます。チャージホールはスポイトボトルなど先端が太いものでも楽にチャージできる大きさです。
タンクは単体で保持するタイプ。タンクにリキッド残量があってもコイル交換可能です。タンクにリキッドが残っている状態でコイルを交換する場合は、本体を逆さまにして外すことでリキッドがタンクに残っていてもコイルを交換することができる便利な仕様になっています。
付属品ですが、シリコン製のエアフローリングです。シリコンなので最初VAPEバンドかと思いましたが、AFCが組み込まれているのではなく、被せて使うタイプになっています。
この仕様は初めてです。この仕様は正直あまり見栄えが良くないし、使っているうちに汚れたり、伸びてしまうのであまり実用的ではありません。AFC装備していて欲しかったですね。
ポジティブピンは固定式で調整は不可です。
付属のコイルは
EC head 0.3ohm
推奨ワッテージ30-80W
のものです。EC headはEleafのクリアロマイザーで多く用いられている規格のもので、コイルの種類も様々あり、自分好みのコイルを探すことも出来ます。普及しているので、日本国内での入手性も良いのが特徴です。
eleaf iJust Sを使ってみる
それではリキッドチャージして使ってみます。
クリアロマイザーを初めて使う時、コイル交換後はコイル内のコットンにリキッドが浸透するまで待ちましょう!
エアフローは直肺(タバコのように口に溜めてから肺に入れるのではなく、直接肺に入れる吸い方,DL ダイレクトラングとも言う)向きのエアフローですが、そこまで軽くはありません。
味はMELO3と大差ないかな、という印象。それもそのはず、MELO3には0.3ohmのコイルも付属しています。クリアロマイザーの心臓部、味が出る部分はコイルであり、その他の部分はコイルにエアーとリキッドを供給するための部分です。味がほぼ同じなのは当たり前です。
eleaf iJust Sのまとめ
正直な話ですが、このアトマイザーを購入するのであれば、MELO3の方が良いと思います。
何故か。共通のコイルが使えるので味は同じです。
その上で、サイズが違います(24mmと22mm)そして全長はさほど変わりません。
それなのに、リキッド容量は同様です。
そして、エアフロー調整がシリコン製のバンドで行う取って付けたような仕様。
汎用性と味からMELO3もしくはMELO3 nanoの方が良いのではないでしょうか。EC headのアトマイザーで僕が買うとすれば、MELO3 nanoを選びます。
MELO3 nanoは全高が短い分、リキッドが残っている状態でのコイル交換が不可。リキッド容量が少なめの2mlです。一長一短ですが、メリット、デメリットを考えて僕がセレクトするのはコンパクトなnanoです。
このキットはiJUSTスターターキットの為に用意されたクリアロマイザーで、単体購入するならMELO3系のほうが良いと感じます。
そしてこれは、あくまで機能の話。ルックス的には後発な分洗練されている印象。
機能も大差ないし、どっちでも同じような味です。
コイル抵抗値的にも絞って使うようなアトマイザーではない(ラインナップは全てサブオーム。一番抵抗値が高いものでも0.75ohm)ので、24.5mm径というサイズが許せばアリだと思います。
コメント
MELO3と同じコイル使用なので同じ味。この大容量での低価格、非常にコスパ良し。評判の悪いエアフロー調整のシリコンバンドも通常はガラス保護のVAPEバンドとしても使えるので実は便利。
0.5Ωで素グリ(たまに気分で+メンソ数滴)で使用だとコイル交換も「えっ?まだしなくていいの?」ってくらい長保ち(現在一カ月程)してます。
IJUST S MODでRDA等も使って寄り道しましたが、結局楽ちんなこのクリアロに戻りました。
「元々のIJUST Sのスターターセットで素グリ」が実は自分にとってのゴールでした。
自分なりの運用方法が見つかると楽ですよね!!
素グリだとホントガンクたまりにくいですよね!!
まだコイル交換してません二ヶ月目突入 ジュルってくるとエアフローから多少漏れるのでティッシュの上に寝かせるとちょびっと漏らしたり漏らさなかったり。
一度コイルの上部の網部分を綿棒で拭いたらガンクがとれました。また再開して継続使用中。
しかも毎日使っているので使用頻度も高いのですが保ちが良いです。ひじょうにありがたい。