kizoku(キゾク)のVAPEスターターキット、Oaker「オーカー」のレビューです。
小径18mmサイズのMTLアトマイザーと、同じく小径ペンタイプバッテリーのセット!
タイトドロー好きのための「味重視」こだわりのスターターキットです。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
kizoku Oakerとは?
kizokuのMTL PODデバイス、Oaker「オーカー」です。
スタイリッシュで洗練されたデザインに定評があるキゾクから、同じく同ブランドがこだわっているMTL(マウス・トゥ・ラング)向けのアトマイザーと、それをミニマムに使用できるペンタイプバッテリーをセットにしたスターターキットがリリースされました。
kizoku Oakerの特徴
- 19mmチューブMOD + RBAアトマイザー =スターターキット
- Shima MTL Tankは、RBAとプリメイドが使える18mmアトマイザー
- 極小エアホールサイズのリアルMTLタイトドロー対応
ありそうでなかった、未だかつてないスターターキットです。
19mmチューブMOD + RBAアトマイザー =スターターキット
Oakerは、「アトマイザー」と「バッテリーMOD」のセットです。
それぞれが独立した作りで、もちろん個々に単体でも使うことができるのが特徴です。
バッテリーに飽きたら他のMODにアトマイザーをマウントしても良し。逆もまた然りです。
Shima MTL Tankは、RBAとプリメイドが使える18mmアトマイザー
特に特徴的なのが、キットのアトマイザー「Shima MTL Tank」です。
日本でも話題となった同ブランドのアトマイザー『KIZOKU Limit MTL RTA』と同じく、RBAデッキだけでなく、プリメイドコイル(しかも世界的に普及しているNautilusコイル互換)が使えるのが特徴です。
こだわり派の人は自分でビルドしても良し!味に定評のあるプリメイドコイルで使っても良しです。18mmという小径サイズなのに、かなり拘った作りです。
極小エアホールサイズのリアルMTLタイトドロー対応
そして、KizokuブランドといえばMTLにこだわりのあるブランドなのは、ブランド創始者「電たば貴族まっさー」さんから受け継いだ特徴(?)なのでしょうか。
現在は活動されていないようですが、日本のVAPE黎明期の有名インフルエンサーであり、WEBショップもされていました。今Kizokuブランドはライセンスもしくは売却されて、ほぼ中国のブランドのようになっています。(詳細不明、詳しい方がいれば教えてください。)
0.8mm・1.0mmサイズのエアホールというタイトドロー派も納得のスペックです。
カラーバリエーション
シンプルかつデザインにこだわりのあるブランドだから、カラー展開もスタンダードです。
スペック
サイズ | バッテリー:φ19mm × 80 mm タンク:φ18mm × 51 mm |
出力 |
3段階調整(高・中・低) |
リキッド容量 | 2.0ml・3.0ml |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | RBAデッキ・プリメイドコイル交換タイプ |
充電ポート | USB-C(5V 1A) |
バッテリー | 1100mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- KIZOKU OAKER 19mm バッテリーMOD本体
- KIZOKU Shima 18mm MTL tank アトマイザー本体
- KIZOKU KCL1 0.7ohm Mesh Coil
- スペアガラスチューブ(3ml)
- ツールバッグ
- Type-cケーブル
- 説明書(日本語表記あり)
- 保証書
kizoku Oakerの詳細
今までにありそうでなかった!そんなスターターキットです。
こだわりのデザイン、統一された質感のアトマイザーとバッテリーMODがセットに。
どちらも「洗練された」印象、メタルのソリッドな質感がたまらない!
高級感底ないものの、チープさは微塵もなし!
金属の仕上げも面によって異なるこだわりの仕上がりです。
ロゴの主張がないのに、一目でそれとわかるデザインの妙は見事です。
小径サイズを実現するために、多少全長が長いような気もしますが、それでも小さい!
バッテリー側が19mmかつ3段階出力調整もついているので、他のアトマイザー用にも。
KIZOKU OAKER 19mmバッテリー
- 容量:1100mAh
- 出力モード:3段階に変更可能
- パフ操作:マニュアルパフ
- 充電ポート:USB-C
- 保護機能:
- オープンサーキット保護
- ショートサーキット保護
- オーバーヒート保護
- 自動カットオフ(10秒)
- バッテリー低電圧保護
510スレッド接続ですから、汎用性があるのも嬉しいです。
もちろん、他のアトマイザーをマウントして使うこともできます。
ただし、直径19mmサイズ、載せるアトマイザーを選ぶのはいうまでもありません。
ボタン・LEDインジケーターのみのシンプルな作りのバッテリーです。
それでも、3段階出力調整がついているので、自分好みに調整できるのは良いですね!
しっかりとスペック(出力電圧)が公開されているのも良くて、熟練のVAPEユーザーであればこれに合わせたビルドに調整することもできますから。
端子は今時の仕様、type Cを採用しています。ただ、急速充電には非対応です。
充電スペック
- バッテリー容量:1100mAh
- チャージポート:USB-C(1A)
安全性ももちろん兼ね備えています。底部にバッテリーベントホールが。
KIZOKU Shima 18mm MTL tankアトマイザー
- リキッド容量:2ml・3ml
- 素材:ステンレス・ガラス
- マウスピース:510DT
- リキッドチャージ:トップフィル(スクリューキャップ)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイドコイル交換型・RBAデッキ
POD、ではなく510スレッドのアトマイザーが付属するスターターキットです。
小径18mmサイズですが、作りはかなり本格的です。
単体販売されているアトマイザーに引けを取らない設計・デザインです。
2ピース(金属ベース&樹脂チップ)のマウスピースは510DT仕様です。
厚みのあるトップキャップは側面にローレット加工があるので、スクリュー式が操作しやすいディティール。トップフィルで便利にリキッドチャージできます。
タンクが独立した作りなので、リキッドがタンクに満タンでもデッキにアクセスできます。
ただし、底部分の作りから、ボトムリフィルには対応していません。
強引にリキッドボトルの先端をジュースチャンネルにねじ込めば、リキッド装填できそうですが、あまり現実的じゃないので…
タンクは3ピース、ガラスチューブが不意に外れにくい本格的な作り。バブルチューブに交換すれば、小径アトマイザーですがリキッド容量を増やすことが出来ます。
チャンバートップが特徴的。お椀型チャンバーの上に、チムニー部分が突起しています。
エアホールは4つ(0.8mm*2・1.0mm*2)です。タイトドロー向けの仕様です。
プリメイドコイルとRBAデッキ、どちらか好きな方が使えます。
プリメイドコイルはNautilusコイル互換ですから、aspireやサードメーカーの豊富なコイルが使用可能だったりするのもメリットの一つです。
RBAデッキは定番的な作りの2ポストシングルコイル専用デッキです。
細部までビルドしやすいように作り込まれた仕様で、小径ですがビルドしやすいです。
コイルビルド
それではビルドです。
かなり定番・スタンダートなデッキデザインですから、ビルドで迷うことはありません。
シングルコイルですから、これ以上ないほど簡単にビルドできます。
エアホールが突起していないデザインですから、漏れには特に注意したいです。
あまりコイルをエアホールに近づけすぎると、伝漏れしそうですから注意。
何もいうことがないほど特徴のない作り。初心者でも簡単にビルドできますよ!
kizoku Oakerの使い方・操作方法
- 電源ON/OFF… パフボタンを5回連続で押す(5クリック)
- 出力変更… 電源ON時にパフボタンを3クリック
- パフ操作…マウスピースをくわえてパフボタンをスイッチする(マニュアル)
感想とまとめ
安定の「定番感」気を衒った部分は皆無!安心して使えるMTLスターター!
悪く言ってしまうと「特徴がない」今までの定番的な仕様のど真ん中的なキット。
Kizokuらしいのはデザインと作りで、他に特徴はないとも言えます。
ただ、小径RBAチューブセットは「他にない特徴」とも言えるでしょう。
良い作りとデザインのRBAを、こんなにコンパクトに仕上げたのは見事!
持ち運びにも良いサイズですから、携帯用として重宝しそうです。
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